新専貨回想

平成の世を駈けたヤード系輸送の末裔

廃線ウォーク

2023-07-23 09:20:36 | 民鉄・3セク

 先日、わたらせ渓谷鉄道間藤駅の先、貨物線の廃線跡を歩くツアーに参加してきました。

  

同社では、同様の企画は時々開催されているようですが、

今回の目玉は、この門の先まで行けるのであります。

ただ、残念ながら、構内で撮影した写真はUP禁止とのお達しがありましたので、これより先はナイショ、と言う事で。因みにこのツアー、結構好評だったようで、今回も次回(8/18)も満員御礼になっていますので、興味ある方はまたの機会に期待、と言う事で。

さて、間藤駅まで戻って、駅の駐車場の片隅にあったこの建屋、何か怪しい…古レールの柱が飛び出しているし。と思って帰宅後調べてみると、やはりこの辺りに貨物ホームがあった模様で、現在は路盤が埋め立てられていますが、これは貨物上屋だったのかも。


こんなもの発掘した

2023-07-03 00:27:13 | Weblog

 少し前の某イベントで、こんなものを見付けてきました。東急車輛の35t積ガソリンタンク車? タキ9900の事じゃないよね? 表紙のブレた写真は何故かタサ700の米タンみたいだし…

その正体は...何か10系みたいだけど、側梁がありますね。タキ1500のタンク体が太い変型車(大協石油所有のタキ15116-15120だったかな? 確か三菱製)にも似ていますが、良く見ると台車の上の部分のタンク体が平底になっています。このタイプは、かつてRMの吉岡氏の連載でチラリと触れていた記憶がありますが、その正体とはこれだったのか。ともあれ、実際には製作には至らなかったと思われますが、まあまあ詳しい図面も付いているので、模型化してみるのも面白いかも知れません。

タキ9750形(10系)に比べ重心が低く走行安定性が良いこと、タキ9900形(99系)に比べ保守性や安全性に優れていることを謳っていますが、一部平底型のタンク体の製作が手間が掛かり、コスト的に不利だったことが敗因だった様です。結局その後にメーカー各社で設計を標準化する方針になった(その成果が35系タンク車)のも不運であったのでしょう。