新専貨回想

平成の世を駈けたヤード系輸送の末裔

新専貨編成記録(9) 4380~4381レ その7

2018-09-20 21:00:30 | 日本海縦貫線/上越線/信越線

 信越専貨、鉄道利用では不便な場所なのに、我ながら良く通ったものですね…

2003年3月29日 4380レ@黒井

機  EF64 1009
1. コタキ  47785 日本曹達/二本木   二本木→新井 カセイカリ
2. アタキ    3702 ダイセル化学/新井  安治川口→新井 無水酢酸
3. コタキ  95475 日本曹達/能町    能町→新井 液化塩素
4.  タキ    3728 JOT/郡山(臨新井)   中条→新井 酢酸
5.  タキ    3761 ダイセル化学/新井  中条→新井 酢酸
6.  タキ  11250 NRS/越中島貨物   椎津→新井 アセトアルデヒド
7.  コキ  50220 (空車)         南長岡→二本木
8.  コキ104-2239 (空車)        福岡タ→二本木、北九州タ
9.  コキ104₋848 (UT11C-5042,52,39) 大竹→二本木
10  コタキ    5122 日本硫炭/安治川口   安治川口→二本木 返空
11  コタキ  47787 日本曹達/二本木    二本木→新潟タ→二本木(検)
12  コタキ    7771 日本曹達/二本木    二本木→新潟タ→二本木(検)
13  コタキ  23628 JOT/郡山(臨根岸)    根岸→二本木 溶融硫黄
14   タキ  22916 日本曹達/二本木    千鳥町→二本木 青化ソーダ
15  コタキ  26000 JOT/郡山        千鳥町?→二本木 青化ソーダ?
16   タキ  22926 日本曹達/二本木    千鳥町?→二本木 青化ソーダ?
17  コタキ  26005 JOT/郡山        千鳥町?→二本木 青化ソーダ?

同日 4381レ@二本木

機  EF64 1009
1. コタキ  32640 関東電化工業/渋川    二本木→渋川 返空
2.  タキ  23651 JOT/郡山(臨根岸)     二本木→根岸 返空
3.  タキ  22918 日本曹達/二本木     二本木→千鳥町 返空
4.  タキ  22908 日本曹達/二本木     二本木→千鳥町 返空
5. コタキ125497 JOT/名古屋南港(臨能町)二本木→能町 返空
6.  コキ104-184 (UT11C-5051,45,47)  二本木→広島タ
7.  コキ104-1131(UT11C-5064,58,32) 二本木→福岡タ
8.  コキ  52670              二本木→南長岡

本日の珍客は関東電化のタキ2600かな? 普段あまり見なかったので、これもスポット的な運用でしょうか。日曹二本木工場が豊富な水力電源を背景にした電解ソーダ工場、と言う中途半端な固定観念で見ていると、酒田港や青海、能町などからの苛性ソーダや塩酸、液化塩素等の到着が多いのが不思議に思えるかもしれません。編成調査で車票調査を重ねるうち、実際にはこの工場での電解事業は大半が臨海立地の工場に移転し、カセイカリなどを小規模に生産しているのみと見えてきます。

余談ですが、他の例だと、ホキ5900を使用した西大垣のカーバイド輸送とかかなり曲者です。一見すると、専用線を持っている会社が酢酸や酢ビモノマーの原料として使うのでは?と思われがちなのですが...


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