臨海鉄道では最もポピュラーなDD13クラスのDL、今度KATOから一つ目、イコライザ台車のタイプがモデル化されるそうなので、ちょっとそのネタを。
東港に貨車を撮りに行った時の事、国鉄色のND55213が機関庫の前にいたのでパチリ、それは良いとして左端に写り込んでいるDD13が何かちょっと変…
同時に撮った引きの写真があったので当該部分を拡大してみると、変なDD13の正体はXII=12号機=ND55212と判明。車歴を調べてみると、昭和34年日本車輛製の国鉄DD1312の払下げ! でも見た目は2灯ライトで111~の形態で??? で、違和感を感じた原因はどうもキャブの寸法にある様で、大宮の1号機や旭川通運の40号機を見ても判る通り、初期型でも最初期のグループは窓の天地寸法が小さく、正面の窓が後のより横長なのが判ります。しかし何でちゃんとアップで写していないんだ!!と我ながらツッコミを(苦笑) それで、本車は後年にボンネットと台車を7次形以降の廃車発生品と振り替えたので、なんちゃって後期型の如き形態になってしまった、しかしキャブと燃料タンク、尾灯にお里が知れる、と言うのが真相な様です。
東新潟港の入れ替えに活躍した新潟臨海鉄道DD551(=国鉄DD1361)。この機体ではキャブはもう後期型と同じ形態になっています。Web上で画像を探してみたのですが、50号機は前者の、56号機が後者の形態になっているので、51~55号機のどこかで設計変更が行われている筈ですが如何に?
遥か後ろの車庫の中にもDD13一つ目がもう一輛、手前のタキ10000と言い、今となっては大変贅沢なシーンです…