新専貨回想

平成の世を駈けたヤード系輸送の末裔

久しぶりに

2021-06-27 12:41:27 | 臨海鉄道

 久しぶりの更新、利府のED9111のついでですが、仙台港も本当に久しぶりです。前回は震災前、電化のタキ9250や関東電化のタキが廃車回送されてきたころだったかな… 仙石線は高架化され、街の様子は大分変わってしまった様ですが、仙台港駅の様子は、貨車と機関車のラインナップ以外は余り変わっていないように伺えます。

一昔前は、DE10クラスを使う少数の鉄道以外は、臨鉄と言えばDD13クラスと言うイメージでしたが、京葉、水島にもDD200が導入され、次第に影が薄くなってきた感じです。まあ、今時31Lクラスのエンジンを2台載せるのも非効率と言われても仕方ないのでしょうが。DD200だと同クラスのエンジン1基ですから。但し発電機と主電動機、インバータがあるので、自重はDD13より少し重くなっていますが。余談ですが、このDD200からエンジンと発電機を除いて箱型車体とパンタを載せても50t未満に収まるでしょうし、、主電動機は160kWx4の釣り掛け式なので、三岐辺りで使うには丁度良さそうなスペックに成りそうです。秩父だと少し力不足かな? 名鉄のアレはもともと軽負荷の工事列車牽引に特化して設計され、駆動系も電車用なので、三岐や秩父の様な1000t級の貨物を牽くような高負荷運転は想定外でしょうし。

ここはDD200導入の様な大きな動きはありませんが、廃止された秋田臨鉄からも移籍機があったり、DE10が主役を奪った感じです。構内の裏にはJR貨物機の廃車体が部品取り用として置いてあったりしますが、これも共食い整備するための部品取り車が尽きた時点で終了なんでしょうね…

電源コンテナだったっけ。これも珍品だったっけ?

タム500らしきDL用燃料タンクは震災を乗り越え健在でした。近付く事が出来れば、旧番も何とか透視出来そうな感じですが…

(2021年6月12日 仙台臨海鉄道 仙台港駅)