国土地理院による、1971年の空中写真(加工済み)、これを見ると、かつて電車時代の旭川電気軌道の線路が
どこを通っていたかが判りますし、東川駅舎がどの位置にあったかも判るわけで、ならば比較できるような写真を
無性に撮りたくなったので先日行ってみたわけです。
以下の画像は全てクリックで拡大推奨です。
東川駅の駅舎は大体この位置だろうか、奥のタンクは1971年当時には既にあった。
ちょっと立ち位置間違えたかな、コンクリホームの対岸の倉庫は当時から変わらない。
こっちの倉庫は昔と比べて改修の跡が見える。シャッターの搬入口が作られ、換気塔もない。
線路の延びていく先に、今も残る民家が2軒ある。このあたりの住宅は1971年当時から普通にあったんだな。
以下比較図を数枚。
東川学校前はこんな風に変わったが、今も当時からある建物が活用されていることがよく分かる。
左は小学校があったんだけど去年の途中に移転したため、今は使われていない。
以下は当時、ここを線路が通ったのかな、と言う想像図。
東川駅近辺だと何となく地形上の痕跡が残って無くもない?と思えるあたりが凄い。
まぁ気のせいだろうけど。5ヶ所目は東川のセブンイレブンから少し旭川よりの所で、
ここから急に車道が広くなるんだけど、上の空中写真から見ても、ここで線路がサイドからセンターに移った
と考えて良いと思う。そしてここからは無駄に路側帯が広いのだ。地味に今に残る重要な遺構だろう。
最後にこの場所、東川寺そば。
西6号駅がどこにあったのかはまだ把握してないんだけど(空中写真でも判りづらい)、
地形的にこの辺だけ盛り土してあるのよね。もしかしたらここにあったのかも知れない。
当時は今よりももう少しその辺の家が多そうではありますが。
線路が通っていたんですね。