[感想:★★★--:平均レベル(見所あり)]
2005年の英国のテレビドラマでエリザベス1世の半生を描いた3時間40分にも及ぶ大作。数々の策謀の度に血が流れる。
2005年の英国のテレビドラマでエリザベス1世の半生を描いた3時間40分にも及ぶ大作。数々の策謀の度に血が流れる。
ぽすれん・レビュー | Amazon・レビュー |
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![]() 出演者:ヘレン・ミレン、ジェレミー・アイアンズ、ヒュー・ダンシー、バーバラ・フリン Story: ヘレン・ミレン主演、愛と陰謀に揺れたエリザベス1世の半生を描いたドラマ。イングランドとカトリックの列強国が睨み合う中、ローマ教皇から破門された女王。彼女はスコットランド女王を公開処刑し、スペインの無敵艦隊を返り討ちにする。(前編) 女王はレスター伯の義理の息子・エセックス卿を新恋人にするが、ほどなく蜜月は終了。寵愛を失い王宮に銃を向けたエセックス卿は反逆罪で捕えられ、断頭台へ送られる。(後編)(エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~) | ![]() |
[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
実話の「死のクレバス アンデス氷壁の遭難」(岩波現代文庫)を 映画化した作品。ドキュメンタリーではないかと錯覚するような作りになっているので、山好きには堪えられない作品。ただ、一般の方が持つ「映画」のイメー ジとは異なるはずだ(主人公の恋人が出てきたりする訳ではない)。アンデスのシウラ・グランデ峰(6600m)からの下山時に足を骨折、パートナーがザイ ルを切断し孤立したジョーの行動が見所。帰還の可能性がほとんどないとしても、その時点で諦めてしまえば全てが終わる。彼はこの数日間で体重が2/3に なったというからその過酷さは想像を絶する。本作品は、2003年の英国アカデミー賞を受賞している。なお、映画に出てくる登山家は本人ではないが、挿入 インタビューに本人が出演している。
監督のケヴィン・マクドナルドは、ドキュメンタリー作家でもあり、このような分野が得意で「ブラック・セプテンバー/ミュンヘン・テロ事件の真実」で1999年にアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞している。他の作品では、以前紹介した「ラストキング・オブ・スコットランド」(2006年)がある。
実話の「死のクレバス アンデス氷壁の遭難」(岩波現代文庫)を 映画化した作品。ドキュメンタリーではないかと錯覚するような作りになっているので、山好きには堪えられない作品。ただ、一般の方が持つ「映画」のイメー ジとは異なるはずだ(主人公の恋人が出てきたりする訳ではない)。アンデスのシウラ・グランデ峰(6600m)からの下山時に足を骨折、パートナーがザイ ルを切断し孤立したジョーの行動が見所。帰還の可能性がほとんどないとしても、その時点で諦めてしまえば全てが終わる。彼はこの数日間で体重が2/3に なったというからその過酷さは想像を絶する。本作品は、2003年の英国アカデミー賞を受賞している。なお、映画に出てくる登山家は本人ではないが、挿入 インタビューに本人が出演している。
監督のケヴィン・マクドナルドは、ドキュメンタリー作家でもあり、このような分野が得意で「ブラック・セプテンバー/ミュンヘン・テロ事件の真実」で1999年にアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を受賞している。他の作品では、以前紹介した「ラストキング・オブ・スコットランド」(2006年)がある。
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![]() 出演者:サイモン・イェーツ、ブレンダン・マッキー、ニコラス・アーロン、ジョー・シンプソン Story: オスカー受賞歴を持つドキュメンタリー監督、ケヴィン・マクドナルドが大ヒットノンフィクションを映画化。雪山で遭難したふたりの登山家が、自然の脅威の中から奇跡的に生還したという実話を、迫力の再現ドラマと当事者のインタビューで映し出す。(運命を分けたザイル) | ![]() |
年賀状だが、昔は、自分で写真をポストカード用の印画紙に焼き付け、文字も重ね焼きして(場合によって覆い焼きして)、現像・定着・水洗・乾燥するとい
うかなりの作業をしていた。部屋中が乾かしているポストカードだらけになったものだ。また、今では、写真には遠く及ばないにしてもパソコンとプリンタで気
軽にオリジナルなカードを作ることができるようになった。
しかし、年賀状(正確に言うと「年賀葉書」)を出さなくなって何年にもなる。
この決断にはいくつかの要因が重なった。1つ目は喪中。2つ目は年末の多忙と帰省。3つ目は電子メールの発達である。
ただでさえ多忙な年末に帰省する訳で時間がないにもかかわらず、勤めが長くなるにつれて年賀状の枚数が確実に増加していく。そして、正月明けに自宅に 帰って郵便受けを覗くと年賀状を出していなかった人からのカードがドドッとあるのだが・・・このタイミングでは返信がけっこう遅くなってしまう。
で、来た分については、インターネットの電子年賀状サービスを活用することにした。綺麗な絵が動いたり音楽が付いていたりする。何より即座に届くのがい い。葉書だと下手をすると返信の前に顔を合わせたりする可能性がある(そもそも顔を合わせる距離なら年賀状など必要ないはずなのだが・・・悪い習慣であ る)。
親しい関係では、日頃からメールしているはずなので特別なことは必要ない。問題はそれ以外だが、出した人と出さない人が出てくるとこれはまずいということで、喪中を機会に一挙に年賀状を廃止した。
やめてみると、特段の不都合は生じないし、年末と正月をゆったりとした時間の中で過ごすことができるのが何より嬉しい。
70歳にもなる父親は相変わらず200枚もの年賀状を出している。少し減らしたらと言っても、前年に先方から来たところには必ず出すのだそうだ。儀礼的 な印刷だけのカードも多いのだが、見栄っ張りで世間体ばかりを気にする性格は変わらない。年末と正月は、父親は年賀状ばかり書いているので帰省しても あまり話をしたことがない。
しかし、年賀状(正確に言うと「年賀葉書」)を出さなくなって何年にもなる。
この決断にはいくつかの要因が重なった。1つ目は喪中。2つ目は年末の多忙と帰省。3つ目は電子メールの発達である。
ただでさえ多忙な年末に帰省する訳で時間がないにもかかわらず、勤めが長くなるにつれて年賀状の枚数が確実に増加していく。そして、正月明けに自宅に 帰って郵便受けを覗くと年賀状を出していなかった人からのカードがドドッとあるのだが・・・このタイミングでは返信がけっこう遅くなってしまう。
で、来た分については、インターネットの電子年賀状サービスを活用することにした。綺麗な絵が動いたり音楽が付いていたりする。何より即座に届くのがい い。葉書だと下手をすると返信の前に顔を合わせたりする可能性がある(そもそも顔を合わせる距離なら年賀状など必要ないはずなのだが・・・悪い習慣であ る)。
親しい関係では、日頃からメールしているはずなので特別なことは必要ない。問題はそれ以外だが、出した人と出さない人が出てくるとこれはまずいということで、喪中を機会に一挙に年賀状を廃止した。
やめてみると、特段の不都合は生じないし、年末と正月をゆったりとした時間の中で過ごすことができるのが何より嬉しい。
70歳にもなる父親は相変わらず200枚もの年賀状を出している。少し減らしたらと言っても、前年に先方から来たところには必ず出すのだそうだ。儀礼的 な印刷だけのカードも多いのだが、見栄っ張りで世間体ばかりを気にする性格は変わらない。年末と正月は、父親は年賀状ばかり書いているので帰省しても あまり話をしたことがない。