霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

「汝のすべきことを成せ!」

2013年06月23日 | 心霊現象
この「言葉」は、あのナイチンゲールが16歳の時に聞いた「神の声」だったそうである。
ある時期がくれば、私達も同じように神の声が聞こえ、一生の方向性が決まるか、といえば答えは否である。
神の声を日々求め、祈りながら「その時を待つ」者でさえ、聞こえるとは限らない。
ましてや何も求めず、祈りさえしなかった者に「その声」が聞こえるわけがない。

と、まあ最初から厳しいことを書いてしまいました。
随分前に書いた「ある青年が賜った言葉」。
霊能者O氏を通してではありましたが、確かに神が「そう」答えられたという言葉。(信じればの話ではあるが・・・)

謎めいて、さらに暗示的でもあり「あとは、自分で解きなさい!」と言わんばかりの言葉。
案外「啓示」などといわれているもの?は、そんなことが多いと知る。
なぜ?。それだけ言えば、本人(当事者)には、充分解るということでもあり、日ごろの祈りの内面の焦点がぼけることは、あり得ない。だから祈りという条件に対しての「回答」として、啓示あるいは暗示は「その人」のみのものとして、与えられる。これが「我」、「祈り」、「神」を繋ぎ得る鉄則でありましょう。
それは決して、「この世的」な御利益を目的としたものではないという断りをいたします。


ある一人の青年が、次のように「神の言葉」を受けた。(O氏を通してではあるが)

 『若くして汝の造り主、神を識(し)ることは、親(神)も喜び、子も幸せ。人道正しい人として賢い判断
  だ。喜ぶ、喜べ。青年の体に神宿す。先ず己の個性真理体、天性、天稟(てんぴん・生まれつき天より
  授かっている他人に無いほどのよい秀でたところ)、自ら探し求め、掘り起し、磨け。
  日々祈りをもって神人一体の心持で努力せよ。信じて進め。心身神のみに託せ。
  サタンの誘惑に負けて、二心持つな。
  イエスの祈りと、三代試練を身を持って学び、身に付けよ』


さて、彼はこの「言葉」が理解できたのだろうか?・・・。
これをお読みになった「みなさま」は、何をどうすれば「彼」は良かったのか、たとえ人事でも分かりますか?。
そしてそっくり「この「言葉」が自分に向けて飛んできたら、「はい、そうします」と答えるでしょうか?。

ある意味で、「神の言葉」あるいは「啓示」を受けるということは、怖く、恐ろしいことでもあります。
なぜ?・・・反対する余地がないんですから~。
絶対(神)の前に、「でも~・・・」は、ない!。
こうして「個性」を捜し、最も的確な自分を見つけ出して、『汝のすべきこと』に命を使う。
その間に、つまり自分探しの最中、必ず「サタンの誘惑(試練)」に会うから、よくよく気を付けよ!とまで
転ばぬ先の杖を渡す「親心」がある。


人には聞こえて、「わたし」には聞こえない「神の声」。
なにも嘆くことではない。本当に聞きたいと「せがんだこと」が無かったからだ。
その前に神に聞くなど、そんな日常生活ではなかったことが「その」証明である。
自分の個性を、天稟を誰に聞くか?・・・、他人に聞いてそれを答えに出来るほど「人」はいいかげんには造られてはいまい。
造り主に聞く。これが妥当な行為である。(生みの親でないことは、お分かりかと)

話をもどせば、ナイチンゲールが看護に身を捧げようとした事を、最も反対したのは両親だった。
上流家庭に生まれた「彼女」が、当時最も下級な仕事の一つであった「看護」に身を置くなど親も世間も認めるはずはなかった。しかし、結果彼女は両親や世間の反対を押して、看護に身を投じ、「クリミヤ戦争」からその行動を出発させた。
神が彼女に与えた言葉は、「看護に身を投ぜよ!」ではなかった。
『汝のすべきことを成せ!』であった。


いずれ「わたしたち」にも「言葉」がくる。
その時「その言葉」が何を現すか、何を承認されたのかは、この世でたった一人「自分」のそれも、「自分の魂」しか分からないという事である。
こうして生きた「人生」が終わった時、初めて喜びや満足に満たされる、ということでもある。
「自分を探す旅」、その途中にどんな試練や落とし穴があるか・・・。
それを「イエスの三大試練」に学べと、親なる神が教え諭す。

さてさて、生まれたことも大変であれば、生きる事も大変である。その結果「死ぬこと」も大変となれば・・・、「人」は大変の中でもがくしかない。これが自分を知らない人生であり、行く先は「地獄」という。
その門番を、この「わたくしめ」が自己人事したとはいえ、拝命してここにいる、と思召せ。
(決して神が、それをやれ、とは言っていません)
さあ、みなさまにこれだけはお願いいたします。
今この瞬間から「旅立ち」の支度をば、・・・。

自分は何者だったのか~。
どこから来て、どこへ行こうとしているのか~。
これをみんなお分かりになる、その日のために、私も日々を重ね、うで(霊力?)を磨いてお待ちもうして
おります・・・。

まるで「謎かけ」のような、今日の内容。そうです、なぞなぞでした。
この「謎」、是非解いていただいて、またお目にかかりましょう・・・。