霊界の門 ・見えないものの力

霊界や因縁から、現在の自分をみつめ、「見えないものの力」を味方にしましょう。

この世は「あの世」の投影(未解決事件の検証)

2013年06月15日 | 心霊現象
こんな事、書いていいのかしら・・・?。
いいんだよ、どうせ「ここ」は、地獄の門番と称する「私」が書くブログ。
読みたい人だけが読んでいるはずだから~。と、自分に言い聞かせながら始めることに・・・。
下世話な?「事件」をいっさい見ようとはせず、「信じない者には、何言ったって空しいし、始まらない」とつぶやくK氏を横目でみながら、書いています。

6月9日のNHKTV放映。「未解決事件」第三弾。
とある新聞のTV欄「試写室」にこんな案内がのった。

『他人事だと思っていたが、考えを改めた。犯罪史に残る謎多き事件に改めて肉薄するシリーズの第三弾。
 今夜は、まだ記憶に新しい尼崎連続殺人死体遺棄事件の新事実に再現ドラマを交えて迫る。
 5家族が引き裂かれ、暴行や虐待の果てに8人が死亡した怪奇な事件。主導したとされる角田美代子元
 被告は15年前にも、同じ手口で3人を死なせていたことがわかる。300人を越える関係者への取材
 から、彼女を止められなかった社会の落とし穴が顔を出す。
 記者たちが集めたネタをドラマ仕立てで見せる手法には、活字ではまねできない伝達力がある。角田役の
 烏丸せつこの怪演に圧倒され、事件の残虐さに身の毛がよだつ。音楽も効果的。
 百聞は一見にしかずとは、このことだ。   (田玉恵美) 』


この案内文で、すっかり私も視聴者の一人になった。
「あれ」以後、この事件の事はまるで無かったかのように報道されず、TV画面から消え、私達の記憶からも
遠のいていった。いつものことであるが・・・。
事件にかかわった者以外は「主犯」の自殺をもって「終わり」としたのだ。
「未解決事件」はシリーズ化され、今回で三回目となる。
私の記憶に間違いがなければ、第一弾は「グリコ森永事件」、第二弾が「オーム真理教事件」。
いずれも未解決である。そして今回の第三弾。
私は「ある意味」をもって、一貫してそれをあぶり出そうと心に決めた。それこそが、私が番組を見た一番の動機である。

事件の内容は、一人の「鬼のような女」によって引き起こされた殺戮の模様と、その手口に終始する。
結局は今分かっているだけで8家族が巻き込まれ、家庭崩壊と暴行、殺人とその死体遺棄のうきめにあった。
「偶然の出来事」だろうか?・・・。
場所も違い、事情も違う。何の関係もないような「家族」が、8件も「鬼の女」一人に振り回され、犠牲になった。
目に見えない糸が、どこかで繋がっていはしまいか?。
そうだ!先祖だ!。女は因縁という見えない糸に操られ、過去性をこの世で果たした。とすれば、解せないことはない。

かつての「強姦事件」が私の頭に蘇る。
そしてその因果関係、つまり因果律こそ「因縁」であり「過去性」そのものだった。
人間的に見れば、まじめで勤勉で可愛く、信仰心篤く「なんであんないい子が・・・」と、誰でもが思うその想いの中で、割り切れない思いをつのらせ、最後に行き着いたところが「復讐」だった。
それを「過去性」だと20年近く経って知った私は、復讐の愚かさに自分を苛(さいな)み続けた。
他家の事情に手を出す私も、愚か者の極みであったが、「霊界」の鉄則がいたるところに現存する。
「天網恢恢疎にして漏らさず」。「復讐するは、我にあらず」。
今こそ思い知る私ではあるが、霊界は全部が全部納得するわけがない。今もその時と場と人を狙っている。

強姦事件は、過去の反対の様相で「この世」に現れたのだ。
された側は被害妄想に陥るが、その実、はるか昔は「それ」が逆の立場で行われた事実を「あの世」から教わることになる。
古い書物であり、それが映画化された「八墓村」というものがある。
平家の落ち武者を、村人が惨殺した。その「たたり」の話だ。(記憶が正ければ)
そんな古い事は、今となっては誰も知らない。
国であれ、街であれ、村であれ、各家庭にあって、「過去性」にどれだけ気遣う昨今だろうか・・・。
多分過去の事など「くそくらえ」。蓋をして終わりとなる。

なぜ「他人事」ではないと、どんなスタンスから先の文に田玉女史が書いたのかは知らないが、せいぜい気を付けましょうね、くらいの意味だとしたら危ない危ない。
この私「地獄の門番」としましてはね、「明日は我が身」の精神で、足元をもう一度お確かめください!
と警鐘を鳴らします。


「百聞は一見にしかず」とまで言わせしめた「烏丸せつこ」の演技、さすがに圧巻。
ならば、本家?「鬼の女」のすごみは、どれほどのものだったか・・・。
霊界の怨念が一塊になって襲ってくる。そんな状況だったでしょうね。


時々は「影」のように寄り添う「あの世」(想い)を、忘れないでくださいね・・・。
夏にはまだ早い「怪談話」かよ~とおっしゃらず、この世の怪奇話の奥にこそ解放の手を差し伸べる皆様で
あられますよう・・・。


えっ「あの女」どうなるんでしょうねぇって~・・・。
鬼は鬼同士。多分「門」の前でお待ちになっているのでは・・・。