ひとりごつ

ラヴ・ピース・フリーダム

自分の政策方針

2010-04-15 14:43:36 | メモ
もう選挙権を持つ歳になったので現在どのような党がどのような公約・政策を掲げているのか、ある程度知っておこう比較してみようと思い立ちました。

その前に今日はまず自分の政治信条みたいなものを自分自身に明確にしといたほうがいいかなってことで。

・官僚主導ではなく、市場の機能を活かせる経済体制の構築
・道州制導入など地方への主権と財源の委譲
・義務教育の充実とある程度の教育現場の自由
・子供手当てと言わずとも、子供を育てやすい環境づくり
・弛緩した財政規律を整え、長期的に財政を健全化する
・他のアジア諸国との経済・市場統合の推進
・日米同盟を基軸としながらも独自な外交を展開
・日米同盟を基軸としながらも独自のスタンダードを持った安全保障政策

こんなもんですかね。庶民ですから細かいデータを手に入れるでもなし、具体策はないですが一つの方針として。


明治期や戦後に日本が大きな発展を遂げることができたのが日本のよくできた官僚制などにあることは『Japan as No.1』でも指摘されていることですが、それが現在は足かせになっている。

情報の非対称性やら産業構造から市場がいつもきちんと機能するわけではないですし平等は市場の管轄外なのですが、だからといって官庁や政府に失敗がないわけではない。

そうゆうところでやはり「官から民へ」の流れは大事かなと。

その流れの中に中央集権の解体ってのもあります。

地方がいつも東京を見ているのではなく、地方が主体性を発揮してそれぞれの特色を活かしてやっていくことが真の地方活性に繋がるのでは。


こういった自由化の流れの中で当然ながら格差が広がっていくかと思います。もう既にってか。

大事なことは格差が固定化されないこと。

そのために教育や子育てなんかには手厚い支援があってしかるべき。

もちろん形を選んで親の娯楽費なんかにならないようにしなきゃですが。

そして憲法にあるように最低限度の生活が保障されるような福祉も大事でしょう。

高齢社会を迎え政府支出はこれからも伸びるんでしょうが、それでも財政を健全化しなかったら日本の将来へ不安が残る。

そうゆうわけで財政規律の引き締め。

増税とかどこのムダをカットするかなんて具体的な提案はないんですけど。

「日本国債はほとんど内債だから大丈夫」ってシンプルな議論は「国債の買い手が日本人や日本企業ならリスクに関係なく国債を買い続けるだろう」とゆう特殊なナショナリズムに基づいた憶説だと思っていますので。


また巨大な成長中のアジア市場ってのがすぐそばにある。

この利点を活かさない手はないわけでして、鎖国してもしゃあない、徐々に市場統合をはかり、人・企業が積極的に行き来できる環境を整えるべし。


そして外交と安保。

米国がいかに落ち目といえども未だに世界最強国家であることに間違いなし。

また日米で共有する価値観、自由だ民主主義だとかそういったものがあるはず。

価値観だけでなく太平洋の両サイドの国として一致する利害もあると思います。

それで日米同盟を重視するわけなんですが、ただ日米同盟主軸は対米追随とイコールであってはなりません。

あくまでパートナー、その認識を持って独自性のある外交・安保政策を模索するべきです。


はじめに断ったごとく具体性はありませんが、これが自分の思うところ。

これをベースにして近日中に自民・民主・みんなの党三党のマニフェストを比較してみます。

ワカチナ

2010-04-14 14:03:41 | ラ米旅行
今セメスター最後の講義も終わりまして、プレゼンやペーパーも一通り終えまして、残すところはファイナルのみとなりました。

他の大学の学生さんからBYUはセメスター終わるのが早いとよく言われるんですが、うちには春ブレークってのがなかったですからね。

ハーバード大学が来年より春ブレークをなくすとゆう話に絡めて、ぺトレイアス大将をはじめとする訪問者がよくジョークを飛ばしてたものです。

「BYUに追いつかなきゃとハーバード大学が春ブレーク廃止を考えてるそうで笑」

最後の最後で『信長の野望』中毒もだいぶ良くなってきまして、ゲーム時間も少しづつ減らしております。

ファイナルでそれなりの成果残して、なんとか全クラスパスしたいのう。


さてさて、振り返れば人生の大きな転機となったラ米旅行からもう二年も経つのかとしみじみ。

実はそのラ米旅行で出会い、個人として大きな影響を与えて下さった佐藤健寿さんの二つ目の著作『奇界遺産』が今年一月に刊行されていました。

下がアマゾン
http://www.amazon.co.jp/%E5%A5%87%E7%95%8C%E9%81%BA%E7%94%A3-%E4%BD%90%E8%97%A4-%E5%81%A5%E5%AF%BF/dp/4767808987

健寿さんのホームページはオカルトの世界では有名なhttp://x51.org/

作品に関する本人インタビューhttp://www.cyzo.com/2010/02/post_3955.html


おれ自身はまだこの本を手にしていないのですが、健寿さんの何年にも及ぶ取材の一つの集大成。

オカルトや変てこなモノ大好きですし、ちょっとお値段はしますが買ってみようかなと思ってます。


さて、タイトルのワカチナですが。

これはペルー西南部、イカとゆう都市の近郊にあるオアシスの名前。

町の外観


ワカチナも『奇界遺産』に入ってるとのことで、懐かしくなったので記事にしときます。

ウィキペディアによれば1999年の人口が115人。当然ながら観光でもってる町です。

旅行者はイスラエル人ばっかりだった印象。

アジア人ではおれや健寿さん以外にも韓国系米人がいましたけど。

まぁこの町で何ができるかとゆうと、やっぱり砂と戯れることですかね。

日本では鳥取砂丘にでも行かないとないんじゃないでしょうか、こうゆう砂漠は。


それからなんと言ってもサンドボード&サンドバギー。

これは宿のフロントとかで予約できるんですけど。

サンドバギーで砂漠を爆走、これが意外と起伏があっておもしろかったりする。

そしてサンドボード。スノボーの砂バージョンと思っていただければ。

板底にバターを塗って滑るんですが、これもまたなかなかにおもしろい。雪より痛くないし、障害物もないのでスピード出せますし。

砂まみれのちょっとした冒険の終わりは素晴らしい夕日で締めくくります。


ちなみにカンデラブロなるオーパーツへのツアーもここの宿で予約が取れます。

カンデラブロはUFOの灯台じゃないのかとか言われてますが、まぁ何でもない地上絵がちっちゃくなった感じ。


カンデラブロ程度ではラ米をしばらくぐるぐるしてると見慣れてしまって新鮮な驚きはないんですが。これをボートから見ます。

ただツアーはリトルガラパゴスもしくは貧者のガラパゴスとも呼ばれるバジェスタス島ツアーもセットになっておりまして。

ガラパゴズゾウガメみたいのはおりませんが、ペンギンやアザラシ、珍しい鳥が見れます。


またイカにはカブレラ博士の博物館があったり。おれらが行った数日の間はずっと開いてなかったですが。

それでも頭蓋穿孔施術をした頭蓋骨や頭をやたら長くしてフリーザの完全体一歩手前みたいな見かけをしたミイラが展示された博物館があり、そこはちゃんと開いてます。

また地酒ピスコの工場も観光でき、いろんな種類のお酒を一口づつ試飲できたり。


そんな感じでして、イカやバジェスタス島も含めたワカチナの観光地としての評価は★★★★☆。

時間はあるけど金はそんなにないって人、是非行ってみてほしいと思います。

ベルトテスト&新居

2010-04-12 12:58:56 | 日常の話
昨日は空手の昇級審査でした。

審査っていってもオレゴンから呼んだ先生といつもよりハードな練習したって感じだけど。

多分受かって黄帯をもらえるはず。まだ空手クラブに入って二ヶ月未満でして笑

この先生ってのが小柄な四十歳くらいの日本人で、ひょうひょうとして優しいオーラがある。

だけど強い。技とかのきれとか体のしなりみたいのがハンパなかった。

こうゆう剛な強さでない柔な強さってのは武人の目指すべき到達点、目標にしたいとこです。

それにしても組手で痛い思いばっかする、もう組手はしばらくいいや。

日本人もしくは日本との繋がりが強い日系米人だと力任せで打ってくるってことがないんですけど、米人とかはムキになるので。

あちこち痛くて昨日はなかなか寝付かれませんでした。


それと日本で二ヶ月過ごしてからあと、卒業までの新居が決まりまして。

大学の寮で、日本語を学んでる学生五人と、日本語しかしゃべっちゃいけない建物に住みます。

英語のDVDとかテレビも観ちゃいけないんだと。

二人で一部屋をシェアするんだけど、シェアルームも寮も最後の一年にして初めて。

まぁそれも自分の中で新しい体験。

それにシェアルームだったらムダに部屋でグダグダして時間過ごすこともなくなるかなぁなんて。

週5で二時間、学生たちとディナーを一緒に日本語でしなきゃいけないんだけど、そのかわり家賃分の奨学金が出る+レシート渡して夕食代も出るのでそこはありがたいです。

英語伸びないんじゃないかって話だけど、その分学校でスタディグループとかにも積極的に関わっていこうと思います。

たちあがれ日本

2010-04-08 15:24:48 | メモ
平沼赳夫さんや与謝野馨さんからなる新党『たちあがれ日本』が組織されたとのニュース。

平均年齢が70歳くらいとゆうなんだか高齢者の党ですな。

WSJでも一応新しい政治組織が作られたとゆうニュースはあるんですけど、肝心の党名が出てきてない。

英語だとどうなるのかワクテカしてたんですけどね。

stand up Japan party?笑


政界のことはよくわかってないので印象で話すんですけど。

この新党は民主党の政治家にいろいろ皮肉られてるみたいで、おれも同感であまり期待はしてません。

ただ政界再編へのステップとしてはある程度は評価できるんじゃないかとも思ってます。

ホントはもっと若手とかが集まってくれたらよかったんだろうけど。


長く続いた自民党独裁ってのは言ってみればある種のナッシュ均衡だったとゆうか。

そこに日本の政治の閉塞感があったと思うんだけど、民主党が政権を奪取してその均衡が崩れて日本の政治が少しづつだけど違う方向へ動いてる。

できることなら利権やら政局だけでなくて、もっと政策で政治家が動いたり選ばれたりする環境が整えばいいなと思います。

今の民主党と自民党ではうまく機能する二大政党制にはならないっしょ。

実際マニフェスト見てもどっちがどっちだかわかんなかったし。おれがアホ過ぎか。


今の日本は、おれが米国にいてここのニュースに触れてばかりいる影響なのかわからんけど、相当落ち目でヤバい気がしてしゃあない。

それに比べて同じ第二次大戦の敗戦国のドイツは今も国際社会で物凄い存在感を放ってるし、メルケルさんもその手腕を存分に発揮してるように見える。

ただ日本にもまだまだ底力はあるはず。ここら辺がホントに正念場だべな。

ワイオミング&イースター

2010-04-05 12:46:27 | 北米旅行
友人の祖父がワイオミングに牧場を持ってるとのことで、イースターも兼ねてお邪魔することになりまして。

行って参りました、ワイオミング。

おれの学ぶユタ州の隣で、ソルトレークシティから車で二時間なんでそんな遠出した気分ではないんですけど。

それでもユタを超える田舎度で、途中で寄った町でその友達の友達の家族とメシを食ったんだけど、リアルなカウボーイって感じで訛りもあったり。

でも凄い暖かい人たちでとても楽しかった。


んで牧場ってのが下の写真。

どうやったら画像ちっちゃくしてクリックしたら拡大って設定にできるんだ?笑

冬でもどことない神秘さを醸し出してるし、春になったらもっと美しいらしい。

今回は寒すぎで馬に乗れなかったけど、スノーモービルで遊ばしてもらったり、たった一日の滞在なのにとても楽しかったです。


それから彼の実家へ戻ってイースターを楽しみました。

子供たちが沢山いて、しかも結構なついてくれて。

雪合戦したりイースターの玉子探しをしたり。

ペーパーやプレゼン前にして羽を伸ばしすぎたなとも思うけどまったく後悔のない、留学中に過ごした週末のうち五本の指に入る楽しい週末でした。


それに楽しいだけではなく、他にも学ぶことがたくさんありました。

友達のお父さんのビジネスの関係でボスニア人の親子も入れて食事をしたんですけど。

子供は19歳で10歳の時に米国へ来たそうで英語もペラペラ。

ただお父さんは9年も米国にいるのに英語は全然できません。

とゆうのもユーゴスラビアの内戦、映画で言ったら『behind the enemy line』なんかですね、あれのせいで米国に来たばっかりの頃は走ることもできなかったとか。

息子を介して当時の戦争の話を語ってたんですが、やっぱり実体験者の話は重みが違うなと思いました。

実際映画みたいなことが、民族と民族の殺し合いが起こってたとゆうことで、彼の腕の中で死んだ友人や家族もいるとか。

「今経済危機だなんだと言ったって米国には食い物がある、当時のボスニアでは子供を食わすこともままならなかった。」

徒にセルビア人を悪者視する米人もいるけど、ことはそう単純じゃないんですよね。ミロシェビッチ裁判もどうなのかなと思うし。

ただ戦争は悲しいなとそれだけ思います。

殊に民族が絡む殺戮は。

はたからみたら二つの民族の違いすらわからないのに拭えない憎しみを持ち続けたりするのは悲しすぎる。


話は大きく変わるんですけど、友人の次兄がなんとオクスフォードでMBAを取ったとゆう話を聞きました。

英国ってなるとなんとなくかっこいいんですよね、PCよりマックがいいみたいな感じで。

「いろんなバックグランド持ってるヤツを集めたいみたいだし、GMATでいい点取ったら入れるんじゃない?」とのこと。

日本人だと日銀の職員とかがいたなんて言ってました。

そうゆうわけでおれも「もしGPAが足りるならいつかオクスフォード行って学んでみたい」とゆうことでまたモチベーションが高まる機会になりました。