ひとりごつ

ラヴ・ピース・フリーダム

円を下げない

2009-09-16 14:35:31 | メモ
新しく財務相になる藤井裕久が円を下げるような政策を取らない発言をしたとWSJが報じています。また購読者オンリーですけど。
http://online.wsj.com/article/SB125291498559508171.html

最近の和書を読むときに「日本はそこまで外需依存国家ではない」との記述を見かけましたが、この記事によると2000-2007年の日本の経済成長の60%を外需に頼ってたとか。

そこどうなってんのかなぁ。


さてこの藤井さんの主張ですが、「輸出企業の収益は日本経済を循環するとゆう意見もあるが時間がかかる、民主党の掲げる政策のように直に消費者にお金を給付するほうが経済を刺激する」と。

ちなみに彼は90年代前半に金融相(大蔵相?)を務めたそうで、そのときは米ドルが下降するのを引き止めたらしいです。

ただ市場が大きくなってしまった今、一国で大した干渉ができるでもなし、また世界の国々も日本の円高を止める政策に賛成するわけがないと。

通貨を安くして輸出を盛んにしようとする政策は国債市場とインフレの恐れを高めるらしいので。


また藤井さんは小泉政権の為替相場への干渉に対して「日本を外需依存にしてしまった」と批判もしています。

記事によると2004年の3月にかけての15ヶ月間に35兆円をも売り払ったそうですよ。


まぁそんな次期財務相藤井さんのお言葉ですが、単純に文字通り読むなら「円を下げるような政策は取りませんよ」ってことですよね。

この発言が為替相場に影響を及ぼすんかちょっと観察してみましょう。

それとこの為替相場に干渉していかない宣言みたいのが円の立場を米ドルにかわる国際的な通貨の一つに押し上げるかも知れないですよね。まぁすでにそうなのかな、わかりません。

そういや日本の産業の構造にも変化が現れてくるかもですね。

今までは国が一生懸命自動車や電化の産業を助けてきてそれで日本全体が栄えてきたところがあると思うんですけども、これからはさぁどうなるんでしょ。

※藤井さんは財務相だとのご指摘を受けました。16日付けで修正してあります。

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