正直、remixというものがあまり好きではない。
する側とされる側の相性というものがあるし、大抵のremixは、原曲の
よさを引き出すというより、いじくりまわして壊してしまっている気が
する。
一時期、なんでもかんでもremixすればいい、みたいな風潮があって、
どうなんだろうって思っていた。最近でもまだ流行っているのかな?
それでも、remixに出会ったときの喜びは、大きいから、ついつい、
聴いてしまう。(なんだ、結局聴くんじゃん・・・)
corneliusの『CM2』は素晴らしいremix盤だと思う。
1999年から2002年くらいまでの小山田のremixの仕事をまとめたもの。
『CM』のときは、なんでもファンタズマ化してしまっている感があっ
て、それほど聴かないのだけれど、2はとても良い。
TAHITI80の「Heartbeat」や、CLUE-L GRAND ORCHESTRAなんて、もう
ウットリしてしまう。
そして、BLURやBECK、STINGまで・・・!
これからも素敵なremixをお願い、小山田サマ!