SMILEY SMILE

たましいを、
下げないように…

笑い

2005-01-08 02:41:26 | 偏愛
私は、よく笑う。

だって、世の中、可笑しいことだらけでせう?

お笑いだって好き。

ドリフやたけしに始まり、とんねるず、ダウンタウン。

最近は、えと、ペナルティ、笑い飯、アンガールズ・・・。

あと、イッセイ尾形さん、談志師匠。

求道的な笑い、馬鹿馬鹿しい笑い、ナンセンス、何でも来い。

笑いたい、笑ってしまいたい、と思っている。




笑い。これは、強い。文化の果の花火である。理知も、思索も、数字も

一切の教養の極致は、所詮、抱腹絶倒の大笑いに終わる、としたな

ら、ああ、教養は、――なんて、やっぱりそれに、こだわっているのだ

から大笑いである。

~「思案の敗北」  太宰治

三位一体~『WALTS FOR DEBBY』

2005-01-08 00:30:01 | ビルエヴァンス
『WALTS FOR DEBBY』を聴きながら街を歩く、

というのもたまにはいい。なんて軽い気持ちだった。迂闊だった。

マイッタ。

ひとりジャズ喫茶。

エヴァンストリオの三位一体というのには、ずっと疑問を抱いていた。

どうしてもエヴァンスとラファロの対話に偏るような気がしていたのだ。

改めてイヤホンで聴いてみると、やはり偏りはある。でも、当たり前だ

よな。モチアンはドラムスなんだもの。モチアンの雰囲気作りの巧みさ

には脱帽です。

それでも、前半は三位一体に相応しいバランス。誰も突出していない、

コントロールされている。

それにしても、ラファロ。

あなたは26,7だったはず。

化け物ですよ。いまさらながらですがね。

こんなベーシストもう出てこないんじゃないですか?

現代に、過去にいますか?ジャズ通のあなた、教えてください!

音の分厚さ、アドリブのアイディアが泉の源泉のように尽きない。

何が、彼をその高みまで到達させるのか?

エヴァンスでさえも彼の才能をコントロールするのに大変だったと

語っている。

この次の彼らを聴く事ができないのは、我々にとって哀しいことだ。

でも、なにより哀しかったのは他でもない、エヴァンスだっただろう。

そして、ラファロの死後、エヴァンスは長い沈黙に入る・・・。