「ぶらり車イス紀行」 その769
☆ 年賀状を卒業する
「年賀状でのご挨拶は本年を最後とさせて頂きます」
と書かれた年賀状を頂いた。
元々、年賀状は、新年をお祝いする言葉を書面(はがき)に記し、
旧年中に頂いた厚誼(こうぎ=親しいお付き合い)への感謝と、新しい
年にも変わらぬ厚情を依願する気持ちを述べる挨拶状である。
それなのに年賀状の卒業宣言をしている。その理由として『年齢を
機に』、『体力・気力の減退』、『知恵・知識の枯渇』、『退職を機に』な
どの他に、何十年も印刷だけの年賀状交換をもう止めたいなど、年末
年始の諸々の行事が面倒になった。とは言え、お正月の楽しみは『年
賀状を読むこと』という人も多い。これは、年賀状を書くのは面倒く
さいと言いながら、年賀状は読みたいことになる。これでは、あまり
にも自分勝手すぎる。しかし、孤立は避けたいので、続けるべきか、
やめるべきか、さんざん悩んだ末に出した結論であろう。
しかし、年賀状の卒業宣言を頂いたのは、今年が初めてではなく、
4~5年前にも頂いているので、特に驚いたわけではない。ところが、
今年は急に3名に増えているのと、以前にお世話になった方々なので、
少し寂しい気持ちになっている。
しかし、年賀状の交換を、相手の家族構成や健康状態を伺い知るこ
とや、そして、趣味の進み具合や成功体験を知ることなどを、一つの
楽しみと考えていた私にとっては、卒業宣言問題が大きな問題になっ
てきた。なぜかと言うと、卒業宣言を貰っている間は良いが、こちら
から卒業宣言を出さなければならない状態になった時のことを考える
と大問題である。
そこで、二つの方法が浮かんだ。
一つ目が、
【一言あいさつする】
・『卒業』という言葉を使って今度の年賀状に書き添える(印刷)。
・もし、自分が書けない場合は家族に代筆してもらう。
記入例①:『今年限りで年賀状は卒業することにしました。
長い間のおつき合い、ありがとうございました』
二つ目が、
【こちらからは出さない】
・失礼を承知で、頂いても返事を出さず、もらいっ放しにしておく。
・逆のこともある。
だけど、年賀状だけの付き合いでも、
「そろそろ虚礼廃止にしたいので今年で終わりにしましょう」
などと、本音であっても相手に失礼にならない注意が必要です。
たかし でした。
☆ 年賀状を卒業する
「年賀状でのご挨拶は本年を最後とさせて頂きます」
と書かれた年賀状を頂いた。
元々、年賀状は、新年をお祝いする言葉を書面(はがき)に記し、
旧年中に頂いた厚誼(こうぎ=親しいお付き合い)への感謝と、新しい
年にも変わらぬ厚情を依願する気持ちを述べる挨拶状である。
それなのに年賀状の卒業宣言をしている。その理由として『年齢を
機に』、『体力・気力の減退』、『知恵・知識の枯渇』、『退職を機に』な
どの他に、何十年も印刷だけの年賀状交換をもう止めたいなど、年末
年始の諸々の行事が面倒になった。とは言え、お正月の楽しみは『年
賀状を読むこと』という人も多い。これは、年賀状を書くのは面倒く
さいと言いながら、年賀状は読みたいことになる。これでは、あまり
にも自分勝手すぎる。しかし、孤立は避けたいので、続けるべきか、
やめるべきか、さんざん悩んだ末に出した結論であろう。
しかし、年賀状の卒業宣言を頂いたのは、今年が初めてではなく、
4~5年前にも頂いているので、特に驚いたわけではない。ところが、
今年は急に3名に増えているのと、以前にお世話になった方々なので、
少し寂しい気持ちになっている。
しかし、年賀状の交換を、相手の家族構成や健康状態を伺い知るこ
とや、そして、趣味の進み具合や成功体験を知ることなどを、一つの
楽しみと考えていた私にとっては、卒業宣言問題が大きな問題になっ
てきた。なぜかと言うと、卒業宣言を貰っている間は良いが、こちら
から卒業宣言を出さなければならない状態になった時のことを考える
と大問題である。
そこで、二つの方法が浮かんだ。
一つ目が、
【一言あいさつする】
・『卒業』という言葉を使って今度の年賀状に書き添える(印刷)。
・もし、自分が書けない場合は家族に代筆してもらう。
記入例①:『今年限りで年賀状は卒業することにしました。
長い間のおつき合い、ありがとうございました』
二つ目が、
【こちらからは出さない】
・失礼を承知で、頂いても返事を出さず、もらいっ放しにしておく。
・逆のこともある。
だけど、年賀状だけの付き合いでも、
「そろそろ虚礼廃止にしたいので今年で終わりにしましょう」
などと、本音であっても相手に失礼にならない注意が必要です。
たかし でした。