「ぶらり車イス紀行」 < 号 外 ><o:p></o:p>
☆ 桑名正博氏死す!<o:p></o:p>
『便りがないのは、良い便り』と言う言葉が、昔から言い伝え<o:p></o:p>
られる。だから、桑名正博氏が、2012年7月15日早朝、病<o:p></o:p>
院に救急搬送され、脳幹出血と診断されてから3月の間、何の知<o:p></o:p>
らせもなく経過しているのは、てっきり持ち前のパワーで病魔を<o:p></o:p>
追い払い、そして、命を取り留め、少しずつリハビリと付き合い<o:p></o:p>
始めたものと安心していた。そこに、10月26日、突然、訃報<o:p></o:p>
が飛び込んできた。そして、呼吸不全が死因と発表された。<o:p></o:p>
脳幹出血は、呼吸や体温、それに心臓の働きを司る中枢部分に<o:p></o:p>
ある生命を維持する脳幹部の血管が破れて出血し、その出血した<o:p></o:p>
血が生命を維持する細胞に、かさぶたのように覆い被さって、細<o:p></o:p>
胞が機能しなくなり、最終的に脳全体が機能しなくなって、生命<o:p></o:p>
が維持でなくなる。そこで、脳幹出血と判明すると、70~80<o:p></o:p>
%の人の命が助かる見込みがなく、たとえ、運よく命を取り留め<o:p></o:p>
ても、植物状態になると医師から宣告される。<o:p></o:p>
訃報を聞いて『やっぱり駄目だったのか』と残念がるしか仕方<o:p></o:p>
がない一方で、もう少しでノーベル賞を受賞したiPS細胞の研<o:p></o:p>
究が進んで、命が助かるかも知れないと言う、淡い期待が持てる<o:p></o:p>
ところまで来ていた矢先である。だから、残念で仕方がない。<o:p></o:p>
しかし、彼が残した『月のあかり』と言う名曲は、大阪の人に<o:p></o:p>
とっては、いつまでも心の歌として、歌い継がれるであろう。<o:p></o:p>
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。<o:p></o:p>
たかし でした。 <o:p></o:p>
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次回のブログは、ヴォーリズ建築『旧豊郷小学校』③に戻ります。
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