マイペースで行こう

東村山市内のキリスト教会の牧師のブログです。更新も内容もマイペースですが、18年目に入りました。

スタート

2009-01-08 13:30:14 | 教会の風景
今年もよろしくお願いします

今回の年末年始は帰省しないで、東京にいました。
お客さんがあったり、近場に出かけたりもしましたが、
のんびり過ごすことができました。
静かに過ごす時間も取れたので、昨年のことを振り返ったり、
今年取り組むべきことを考えたりもしました。

元旦は、新年礼拝に東京教会へ出かけました。
合同礼拝ということでお願いしていましたので
ヨハネの手紙Ⅱで「愛の交わり」というテーマでした。
使徒ヨハネが、晩年にくり返し「互いに愛し合いなさい」と教えていたエピソードの紹介。
それを踏まえて・・・
真理(4)・愛(5)・御父の命令(6)に従って歩むこと。
反キリストの教えを受け入れないこと(7-11)。
ひとりひとりが交わりの中に保たれて、各々が神から与えられた役割を果たすようにと奨励。


1月4日は東村山教会で今年最初の礼拝。
コリントⅡ 12:6-10
「神の恵みによって生きる」
「・・・主は、『わたしの恵みはあなたに十分である。
というのは、わたしの力は、弱さのうちに完全に現われるからである。』と言われたのです。
ですから、私は、キリストの力が私をおおうために、むしろ大いに喜んで私の弱さを誇りましょう。・・・」

キリスト教の歴史の中で最も活躍した人物のひとり使徒パウロ。
彼はパラダイスを見るという特別な経験もしました。
その一方で、数々の困難を経験し、肉体には何らかのハンディを負っていました。
また、コリントの教会内には、彼のことを使徒と認めようとしない者もいました。
「弱々しい」とか「話しぶりがなってない」という評価もあったようです
彼は肉体のハンディを取り去って欲しいと主に祈りました。
その祈りへの答えが、上記の聖書箇所です。

主の恵みによって救われた私たち。
主の恵みがどういうものなのかという理解は大切です。
主の恵みは、私たちの弱さのうちに実現していきます。
ですから、自分の弱さを意識させられる時にこそ、そこにキリストの力が現されると期待することができます

確かに自分の弱さを知ることは、気持ちのいいものではありません
自分の抱えている問題や不十分さに正直に向き合うのは大変なことです。
しかし、キリストの力が自分の弱さのうちに現されることを知れば・・・
パウロのように自分の弱さを素直に認めて、主に拠り頼むことができるようになります。


礼拝後は、新年恒例の昼食会。
弁当を食べながら、教会員の方々と楽しく過ごしました。
その後は、ベストライフのH先生のところを訪問。
新年のごあいさつをし、H先生のお話を伺いました。



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