家具の新作をシリーズでご紹介しておりますが、その4回目。今回は私たちが特にこだわって作っている「アイランドキッチン」です。
最近はアイランド形をはじめ、オープンなキッチンが主流になっていますよね。作業スペースはたくさんあるし、何人かで料理をするのにも向いています。料理好きの方にはオススメのキッチンです。
ただオープンなだけに部屋の中ではそれなりに目立つし、そうなるとインテリアとしても美しい、家具のようなキッチンがほしくなります。
これが当社オリジナルのキッチン。天板は耐久性のあるステンレス。その下は収納になっていて、扉は杉の無垢材を使用しています。ダイニング側はなるべくシンプルなデザインにして、部屋に溶け込むように配慮しています。
後ろ側は引出しになっています。ここに食器洗浄乾燥機やオーブンを設置することも可能です。こちら側も木部は全て無垢材を使用。食器や調理道具を入れる場所だからこそ、科学物質がでない安全な材料にこだわりました。
おそらく、合板やメラミン樹脂などを全く使っていないキッチンを作っているメーカーは、日本にはないと思います。私たちは安全で、かつ美しいキッチンをこれからも追求していきたいと思います。
ちなみに価格ですが、大手キッチンメーカーのモノより安く作れます。サイズはそれぞれの家に合わせて自由自在。ミリ単位まで対応可能です。
家具シリーズ3回目。今回は高知産の杉による、ワークデスクのご紹介。
家具の材料と言えば一般的には広葉樹ですが、当社では針葉樹である杉や桧も結構使います。なぜなら四国には良質な杉・桧がたくさんあるからです。地元の材料を使って家を作るのなら、家具も地元の材料で作りたいなあ・・・という考えからこの家具は生まれました。
天板、側板、引出しまで全て無垢材。天板は杉のため、やや傷が付きやすいのでガラスをのせて使用します。
杉は比較的やわらかい木材ですが、木目も美しく、そして何より安価なのが魅力です。無垢材の家具は一般的にとても高価ですが、当社としては地元の杉を使って、よりリーズナブルな家具を追求していきたいと思います!
家具シリーズ、第2回です。
前回のテーブルと同じ春楡(ハルニレ)で、デスクを作りました。天板はタテ190cm、ヨコ90cm、厚さ4.5cmと結構存在感のあるサイズ。小さいながら引き出しも装備しています。
今月と来月は、新築やリフォームの仕事でいくつかの家具を納品します。これらの家具を何回かに分けてご紹介して行こうと思います。
まず第1回はこちら。
4/27のブログに書いた「春楡(ハルニレ)のテーブル」が完成しました。天板はタテ160cm、ヨコ90cm、厚さ4.5cm。塗装は植物系オイル仕上げ。ニレのテーブルは今回が初めての製作だったのですが、木目は繊細で主張しすぎず、どんな空間にも合わせやすそうな印象。木の堅さも、天板にちょうどいい感じです。
古い民家の太い梁や大黒柱がそうであるように、無垢の木材って新品の時より20年後、30年後のほうが美しいのだと思います。その頃にはきっとこのテーブルにはたくさんのキズがついているのでしょうが、それでも今より味わい深く美しいテーブルになっていてほしい、と思います。