久しぶりに丸亀市の「haruharu」さんにお邪魔しました。
おいしいパンとコーヒーを御馳走になりながら、おしゃれな店だなーと思う。
自分が設計したとは思えないほど(笑)
竣工して丸2年の建物ですが完成直後と全く変わらないほどキレイで、とても大切に使っていただいているのが嬉しくて涙が出そうでした。
こだわりの詰まったパンに出会える店です。
パン好きの方は是非!
■天然酵母パンとお菓子haruharu
香川県観音寺市にある豊稔池(ほうねんいけ)ダムを見に行きました。
現存する最古の石積式マルチプルアーチダム!
って言われても何のことか分からないですが、アーチ状の止水壁が複数ある、ってことらしいです。なるほど。
まるで古代の城壁のような迫力。
犬島に行ってきました。
まだ行ってなかったのかよ!と言われそうですが、そうです初めて行きます。
まあ、こんな時期外れに行けば、きっと人も少なくてゆっくり堪能できるかなあと。
高松港から犬島までの船便を調べてみると、直島か豊島で乗り換える必要があって結構時間がかかるんですね。
そこで岡山市の宝伝港という所まで車で行き、そこから船に乗ることにしました。
宝伝港から犬島は10分で到着。
豊島・直島からより便数が多いので、犬島だけをじっくり見たい方はこのルートのほうが良いかも。
ちなみに駐車場は宝伝港の近くにいくつかあり、1日500円でした。ご参考まで。
で、犬島には精錬所美術館が見たくて行ったワケですが、その背後に広がる精錬所跡が思いがけず迫力があり興奮しました。
まるで古代の遺跡!
あまり補修をしようという考えは無いようで、崩れるままにしているのが特にイイですね。
煙突は傾いているし結構ヒビも入っているし、強風でも吹けばたちまち倒れるんじゃない?と心配になるほど。
この荒涼とした雰囲気、今度来るなら夕暮れ時に見てみたい。
周りが次第に暗くなる中、煙突にだけ真っ赤な夕日が当たって輝いている…そんな状況が最もこの景色を引き立てるかもしれない、などと考えたりしました。
少し前の話ですが、鳥取県に行ってきました。近いようでそこそこ遠い鳥取。あまり行く機会も無く、考えてみると小学生以来の訪問。久しぶりに訪れたのは、前々から是非見てみたいと思っていた建物があるからです。
三徳山三佛寺の奥院。投入堂(なげいれどう)と呼ばれる建築物。国宝です。ほぼ垂直な岩壁の僅かな窪みに文字通り、投入れられたかのように建っています。
美しいとかスゴイとか一般的な感想の前に、一体どうやって建てたのかを考えるのは悲しい職業病。現代でも「ここに寺を建てるぞ!!」とか設計士が言ったら、職人さんに「おめえバカか!出来るわけないだろ!」って怒られるのは間違いないですね。
ちなみにこの建物は平安時代の作。昔のヒトはホントにスゴイ!
一見無造作に見える柱も、手前の2本を極端に長くしているのはおそらく意図的。より浮遊感を演出するためのデザインだと思います。斬新です。古い建物だけど斬新すぎです。
投入堂までは最寄りの駐車場から1時間弱の道のりですが、多少気合が必要な山道です。危険な箇所もありますし、事前によく調べてから行くことをお勧めします。