172回にわたって首都高速道路のETC(=ノンストップ自動料金収受システム)を不正に突破し、通行料金を支払っていなかった個人タクシーの運転手が警視庁に逮捕された。 道路整備特別措置法違反の疑いで逮捕されたのは、東京・江戸川区の個人タクシー運転手・徳力聡容疑者(45)。調べによると、徳力容疑者は今年3月、首都高速4号線の永福料金所で、ETCが感知しないよう、タクシー内のETCカードを抜き取った上で、ETCレーンを走る前の車にぴったりくっついて走行し、バーが下りる前に一緒にすり抜け、突破した疑いが持たれている。 徳力容疑者は、同様の手口で今年1月から4月までの間に172回、計12万円分の通行料金を支払っていなかった。調べに対し、徳力容疑者は、「客を乗せた帰り道の高速料金がもったいなかった」と容疑を認めている。
[ 7日18時36分 ]
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