グローリーとの再会

私が、歩行可能な時に飼っていたので、散歩やしつけは、私がやっていた。

お陰さまで、野性的な元気のいい、犬に成長した。

よく、宇治川で、泳がしてやったものである。

円柱の棒を川の真ん中（３０ｍ位）まで、投げてやると、喜び勇んで、川に飛び込む姿が、目に見えてきそうである。

そのような、しつけをした為に、ぐいぐいと、綱を引っ張るような、ワイルドな犬に成長してしまった。

とても、マンションに、一緒に連れて行くことが、不可能になってしまった。

そこで、妻が、里親さがしを、してくれる所を、探してきてくれた。

ハッピーハウスといって、大阪府能勢町の山奥にあり、我々家族が、泣く泣く預けたのである。

それが、今から５年ほどまえであるから、その後２年ほどは、宇治から車を走らせて、グローリーと面会していたのであるが、今回の面会は３年後になるので、我々もグローリーが、まさか覚えてくれてたなんて、ビックリしました。

しぐさが、今までのグローリーとは、全然違います。と　スタッフの方が言う。

家族に会えた喜びを、体で表現してるのである。

数時間を、グローリーのために使い、一緒に我々家族と触れ合った。

別れの時間が近ずいてきて、グローリーが引き離された時の、我々を呼ぶ遠吠えが、忘れられない。

犬と一緒に暮らせば、その犬は絶対にそのことは忘れないということを、今日は切実に感じた。子供達も一緒だろう。