リハビリ！

　今日から、リハビリをやってもらうことにした。やってもらうことになった、きっかけは、風呂上がり、ふと後ろを振り向いて、自分のお尻を眺めたところ、なんと、貧弱なお尻が、そこにあったからである。脊髄小脳変性症に気づいて、車椅子に乗り始めた頃は、今よりも、お尻のふくらみがあった。乗り始めて、もう２年になる。歩行するのは、家の部屋の中だけになった。それも、手すりを持ってのことである。リハビリの先生は、僕の病気をよく理解していて、小脳の指令が神経を伝わって、筋肉の動きを左右する働きを、良く心得られている。「肺の周りが少し堅くなっていますね」といって、肺の周りを、ほぐしてくれた。「ほっておいたら、呼吸困難になりますよ」って言われた。吸った息の量を１００％として、吐く息の量が５０％になれば、息苦しくなると言われた。その他、無理をしている部分がないか、チェックしてもらった。次回以降、リハビリ治療が、始まるだろう。