ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

FENCEの向こうのアメリカ

2009年08月12日 | 昭和諳心




FENCEの向こうのアメリカ / 柳ジョージ&レイニーウッド


石畳の坂を昇れば 海のみえる丘に出た
防波堤に当る波間に 俺を呼ぶ声が聞こえた
どんなに離れても けして忘れなかったよ
朽ち果てた俺の家と 鉄の FENCE

AREA ONE の角を曲れば お袋のいた店があった
白いハローの子に追われて 逃げて来た PX から
今はもう聞こえない お袋の下手な BLUES
俺には高すぎた 鉄の FENCE

“あばよ” の一言もなく 消えうせたあの頃
帰りたい HOME TOWN SUITE HOME TOWN SUITE

今はもう聞こえない お袋の下手な BLUES
俺には高すぎた 鉄の FENCE

せめて肩の重荷 降ろすことが出来たら
帰りたい HOME TOWN SUITE  HOME TOWN SUITE

ネオンライトの空に飛びかう 黒い懺悔のハーモニー
銅鑼と JEEP の吠える声は 昨日と今日の道標
今はもう流れない 潮風と赤い CANDY
高い FENCE 超えて観た AMERICA

もう流れない 潮風と赤い CANDY
高い FENCE 超えて観た AMERICA

高い FENCE 超えて観た AMERICA


作詞 / トシ・スミカワ
作曲 / 石井清登

1979






■ 昭和譜心 ■



港の傍に
荷を運ぶための
貨物線の駅舎があった
敷地に煉瓦造りの倉庫があって
錆びた鉄のフェンスで覆われていたっけ
白いペンキでその建物の所在が粗くたく記された
記号やアルファベットが記憶に残っている
歌になるような眩しいストーリーが
あったわけじゃないけど
愚生の胸襟では
懐かしの
情景


第五大成丸


港と花火の想い出。

2009年08月11日 | 昭和懐古




「開港50周年の特定重要港湾」

私はこの港で育った。
今年、開港50周年らしい。( ということは、同い年! ・・・ ?)

親父の仕事の関係で北九州の港町で生まれた私。すぐ、港神戸に引っ越した。
そして、この港町にやって来たのは4歳の頃だったろうか。まるで、小屋(劇場)を
求めて全国を旅する、ドサ回りの旅芸人一座のような生活がそこにはあった。

現場(仕事)が終われば当たり前のように、次の現場(生活は飯場)へ ・・・
というスタンスだったが、のちの高度経済成長時代に近づいていた為か、幾分
解消されていった。そして、わが家は仕事と生活の基盤をこの港町に置いた。

もちろん、大きな港(港湾)だから漁船やフェリーなどの旅客船も行き来している。
しかし、中心は何といっても貨物船である。岸壁に横付けされた大きな貨物船で
荷役が行われている姿が、この港の港らしさだ。その荷役のニオイ(荷と重機の
におい)がこの港のニオイであり、私の好きな “港の匂い” である。

船が接岸する岸壁や一文字などの防波堤の基礎(海中)工事の多くに親父は
深く関わっている。というより、50年以上もこの港の港湾工事に関わってきた。
だから、私はこの港を単なる港として捉えられない部分がある。港のあちこちに
親父が職人として、また、プロとして仕事をした形跡があり、只々敬服である。

今更だが、誰にでもできるものではない仕事をしてきた親父を誇らしく思う。
と同時に、私自身の仕事への向き合い方には自問自答の日々が続いている。





「みなと祭 海上花火大会」

今年も 「海上花火大会」 が催されたようだ(7/25)。
この花火大会、私が子供の頃には無かった。少なくとも、私がこの港町を離れて
(約30年前)以降からの行事である。今では市の大きなイベントとなっている。

たぶん初期の頃、この花火大会にも親父は関わっている。
海上の台船(コンテナなどの荷物や大きな重機が積めるデッキが平たい船)の
上で打上(仕掛け)花火をセットして空に向かって打ち上げる。台船の所有会社
の仕事をしていたので、台船の曳航や花火のセッティングも手伝ったはずである。

ここ数年は行けてないが、山や川とはまた違った港湾ならではの雰囲気があり、
湾内に大きな花火が上がると、海からの柔風に乗って花火の音と火薬のニオイ
が漂ってくる。すると子供の頃、フェリー乗場から海に向かって打ち込んでいた
ロケット花火の音とニオイを想い出す。妙に “懐かしい匂い” である ・・・ 。


来年は、LIVE を見に帰ろう!!



■ 昭和懐古 ■

悪友とふたり
夜のフェリー乗場

岸壁横のタラップに
ロケット花火をセットする

マッチで火をつけ着火
導火線に赤紫の火がつく

白い煙を少し放ちながら
シュルシュルと音が鳴る

まるで、トルネードか
ジャイロボールのよう

渦を巻きながら勢いよく
海面を数㍍這って進む

海中に沈む前、
青白い光を微かに残した

次のロケットに火を ・・・


第五大成丸


わすれじのレイド・バック

2009年08月09日 | 昭和諳心




わすれじのレイド・バック / サザンオールスターズ


俺を溶ろかせる 女でいてよ
抱かれたいような しぐさ切なく
Baby Baby
なりをひそめたら 愛しいはずだよ
独りじゃ泣いたって 情けないまで
Wow …
思い出はいつも 寄り添うだけの
誘い合うような 時もうつろう
Darlin’ Darlin’
逢えない時こそ 愛しい人だよ
一夜の恋なんて 夢見てるようで

Baby
ささやくだけでいい よがり声には萎えてく
まるで誰か知らぬ人と 寝てるように
振る舞えりゃ 指でさぐることなどつらい
in Your Socket …

俺を溶ろかせる 女でいてよ
抱かれたいような しぐさ切なく
Wow …

Wow …
唇が開く  胸が波打つ
駄目になりそうな 今宵のふたり
Woman Woman
別れる時でも やさしいままでな
心じゃ泣いたって 裸で無理を

Baby
ささやくだけでいい よがり声には萎えてく
まるで誰か知らぬ人と 寝てるように
振る舞えりゃ 指でさぐることなどつらい
in Your Socket …

Everything is alright now
I believe in you just forever ・・・


作詞 作曲 / 桑田佳祐

1980






■ 昭和譜心 ■


先走り
いつも苛ついて
腹を立てて人を見ていた
前しか見えずに走っていたあの頃が
恥ずかしい、でも懐かしくもあり誇らしくも感じる
遅れたり抜かれることを嫌っていた
いや、怖がっているだけだった
そう素直に思える今こそ
レイドバックな
気分で


第五大成丸


第91回 全国高等学校野球選手権大会 開幕

2009年08月08日 | 虎視淡々




「第91回 全国高等学校野球選手権大会 開幕」

ようやく長い梅雨が明け、夏の甲子園(高校野球)が始まりました。
郷土の代表として、球児たちが頂点(深紅の優勝旗)を目指して繰り広げる熱闘、
数々のドラマ、夏の高校野球は、やはり日本の夏には欠かせない風物詩です。





「トーナメント(組合せ)表」

いつものことですが、
夏のこのトーナメント(組合せ)表をみると、各地の強豪校や郷土の地名を含んだ
伝統校もあり、野球少年たちと地元(郷土)愛に満ちた方々の応援が聞こえてくる
ような気がします。しかし反面、“負けたら夏が終わる” “3年生は高校野球生活が
終わる” という切ない思いが駆け巡ることも事実です。


「キャッチフレーズ」

大会ごとに高校生の応募で決まるキャッチフレーズがあるようです。
( 主催/朝日新聞社 ・ 朝日放送 後援/日本高等学校野球連盟 )

 ◍ 第82回(2000年) 「 きっとある君だけの甲子園 」
 ◍ 第83回(2001年) 「 君といる夏 甲子園 」
 ◍ 第84回(2002年) 「 ずっと逢いたい 夢でした 」
 ◍ 第85回(2003年) 「 忘れられない、夏になる 」
 ◍ 第86回(2004年) 「 夏のドラマが動き出す 」
 ◍ 第87回(2005年) 「 君に見せたい夏がある 」
 ◍ 第88回(2006年) 「 夏の仲間にありがとう 」
 ◍ 第89回(2007年) 「 甲子園に、恋をした。 」
 ◍ 第90回(2008年) 「 この一球に、かける夏。 」

そして、今年は

 ◍ 第91回(2009年) 「 “夏”という名の宝物 」


選手の皆さん、悔いのないプレーをしてください!
スタンドで観戦の皆さん、夏を思う存分楽しんでください!
そして、テレビの前の皆さん、一緒に応援しましょう!



■ 虎視淡々 ■

子供の頃、夏休みの盛りの
暑い夏の日、暑い家の中で
窓という窓すべて開け放ち

扇風機のゆ~るい風を
背中に受けながらテレビに
齧りつき高校野球を観ていた

それこそ、一日中
「甲子園劇場」 を観ていた
あの “熱い夏” を想い出す


第五大成丸


ファルネーゼ シャルドネ 2008

2009年08月07日 | 家WINE





Farnese Chardonnay 2008
     ファルネーゼ シャルドネ




 


第77回アカデミー賞の受賞記念パーティーで使用されました!

豊かな果実味、爽やかで柔らかい酸味、ほのかに樽の風味も感じられ、それらが
とてもバランス良くまとまっています。濃厚で厚みとコクがあり、飲み応えのある
本格派ですが、まろやかなフルーツの旨味にほんのり甘味を残した余韻が心地よく
ついグラスが進んでしまうワインで、コストパフォーマンスの高さには驚かされます。
( バランスが良く、幅広く誰にでもおすすめできる
白ワインだと感じます )


  ■ ワイナリー : ファルネーゼ
  ■ ワイン 名 : ファルネーゼ シャルドネ 2008 
  ■ 原産国 : イタリア
  ■ 産   地 : アブルッツオ
  ■ 格   付 : I.G.T.テッレ・ディ・キエティ
  ■ 品   種 : シャルドネ 100%
  ■ 上   代 : 1,470円



■ 家WINE ■

体調的な不良や
精神的な不調で
禁酒することはない

でも、おいしい酒や
楽しい酒が思うように
飲めない時がある

どうすれば?と考えても
良い策が見つからない
思案して、また酒を飲む

堂々巡りになっていく

今日は
ワインに申し訳なく ・・・


第五大成丸


雨あがりの夜空に

2009年08月06日 | 昭和諳心




雨あがりの夜空に / RCサクセション


この雨にやられて エンジンいかれちまった
俺らのポンコツ とうとうつぶれちまった
どうしたんだ Hey Hey Baby
バッテリーはビンビンだぜ
いつものようにキメて フッ飛ばそうぜ

そりゃあ ひどい乗り方 した事もあった
だけどそんな時にも おまえはシッカリ
どうしたんだ Hey Hey Baby
機嫌直してくれよ
いつものようにキメて フッ飛ばそうぜ

Oh どうぞ勝手に降ってくれ ポシャる迄
Woo ・・・ いつまで続くのか 見せてもらうさ
こんな夜に おまえに乗れないなんて
こんな夜に 発車できないなんて

こんな事いつまでも 長くは続かない
いい加減明日の事 考えた方がいい
どうしたんだ Hey Hey Baby
おまえまでそんな事言うの
いつものようにキメて ブッ飛ばそうぜ


Oh 雨あがりの夜空に 輝く
Woo ・・・ 雲の切れ間にちりばめた ダイヤモンド
こんな夜に おまえに乗れないなんて
こんな夜に 発車できないなんて

おまえについてるラジオ 感度最高!
すぐにイイ音させて どこまでも飛んでく
どうしたんだ Hey Hey Baby
バッテリーはビンビンだぜ
いつものようにキメて フッ飛ばそうぜ

Oh 雨あがりの夜空に流れる
Woo ・・・ ジンライムのようなお月様
こんな夜に おまえに乗れないなんて
こんな夜に 発車できないなんて
こんな夜に おまえに乗れないなんて
こんな夜に 発車できないなんて


作詞 / 忌野清志郎・仲井戸麗市
作曲 / 忌野清志郎・仲井戸麗市

1980


 



■ 昭和譜心 ■


RC
サクセション
どギツいメイキャップと
ステージから観客に語りかけていた
“みんな愛しあってるかい?” というフレーズは
一世を風靡したけど、生の清志郎の
“ビンビンだぜ!” は
もう聞けない
んだ


第五大成丸


夏休み

2009年08月04日 | 昭和諳心

ようやく

梅雨が明けて
「夏」 らしくなってきたような ・・・

ようやく

子供たちにとって
「夏休み」 らしくなってきたような ・・・

ようやく 。





夏休み / 吉田拓郎


麦わら帽子は もう消えた
たんぼの蛙は もう消えた
それでも待ってる 夏休み

姉さん先生 もういない
きれいな先生 もういない
それでも待ってる 夏休み

絵日記つけてた 夏休み
花火を買ってた 夏休み
指おり待ってた 夏休み

畑のとんぼは どこ行った
あの時逃がして あげたのに
ひとりで待ってた 夏休み

西瓜を食べてた 夏休み
水まきしたっけ 夏休み
ひまわり 夕立 せみの声


作詞 作曲 / 吉田拓郎

1971






■ 昭和譜心 ■


昔の
記憶なんて
そこそこ曖昧なもの
ただ、その記憶で幼い時代の
想い出を繋いできたことは否定できない
麦わら帽子・西瓜・花火・絵日記
ひまわり・夕立・せみの声
夏にはとっておき
A級もんの
配役


第五大成丸


海を見ていた午後

2009年08月02日 | 昭和諳心




海を見ていた午後 / 荒井由実


あなたを思い出す この店にくるたびに
坂を上って きょうもひとり来てしまった
山手のドルフィンは 静かなレストラン
晴れた午後には 遠く三浦岬も見える
ソーダ水の中を 貨物船がとおる
小さなアワも恋のように消えていった

あのとき目の前で 思い切り泣けたら
今頃二人 ここで海を見ていたはず
窓にほほをよせて カモメを追いかける
そんなあなたが 今も見える テーブルごしに
紙ナプキンには インクがにじむから
忘れないでって やっと書いた遠いあの日


作詞 作曲 / 荒井由実

1974






■ 昭和譜心 ■


青空が
少しのぞいて
夏空が戻ってくるのか
午後にはいつもと違ったリズムで
穏やかな海が見える静かな店へ行きたくなる
海辺は若者で賑わっているだろう
そんな炎天下より山手の
カフェでゆっくり
この曲を
逸楽


第五大成丸