ラグの「素直に生きれば人生は楽しい」

主に人生の歩き方について「人生お弁当箱診断」など
以前のブログ名:和色ムーブメント

旅する人間に憧れ ・・・

2009年08月14日 | こんたく堵




「1面の左下」

読まれた方もいると思いますが、今朝の朝刊(某大手新聞)の 「編集手帳」 です。
いつも私は、1面トップの大きな事件や事故のニュースを読み、2面、3面と進み、
政治、経済、国際面、そして、スポーツ面に目を通したあと、1面に戻って、この
編集手帳を読みます。新聞の紙面で一番、納得したり、為になる記事だと思って
います(笑)。


「人には2種類ある」

「旅する人間(過程を楽しむ人間)」 と 「到達する人間(結果を急ぐ人間)」 があり、
「旅する人間」 に憧れつつも、「到達する人間」 でいる時間が長いともあります。
時間が掛かっても(長くても)、到達できれば(結果がでれば)、それはそれで良い
と言えるのかもしれません。ただし、到達できなければ ・・・

“だから、私は 「旅する人間」 でいます!” とは言いません。
しかし、長く(私は約50年)人間をやっていると、世の中いろいろと見えてくるもの
です。いろいろ教えられることもあります。良いものも、悪いものも ・・・ 。


「結果と過程、どっちが大事?」

常々、私は仕事に対して、“結果より過程が大事” と言ってきました。もちろん、
結果はどうでもよい言っているのではありません。逆です!“結果が大事だから、
過程をもっと大事にしろ!” ということです。言い換えれば、“いい加減な方法や
道筋で出た結果は大した事にならない” ということです。

人生も同じだと思うわけです。私はずっと 「旅する人間」 タイプだと思ってました。
もちろん、いまでもそう思っています。ただ、ここ数年を振り返れば、「旅する人間」
という要素はなく、「到達する人間」 にもなれず、ちっぽけな結果、しかも偶然の
経過から生まれたものや、人の協力で得たものまでも、自分のものとして守ろう
としていたことに気付いたのです。( 振り返れば、自分の哀れささえ感じます )


「あえて、渋滞に!・・・?」

だから、私は旅に出ます! ・・・ ? ( 昨年の話です )
50を前にして ・・・ 身内(家族)や知人(友人)からは非難囂囂でした。たしかに
真面な選択ではなかったのでしょうね。しかし私の中では、何かわからないものや
見えないものを守ろう守ろうとしていた自分の姿の方が真面ではなかったような
気がしたのです。その気持ち悪さから解放されたのは事実です。

“50にもなって” と捉えるか、“50で早くも気づけた” と思えるかの違いです。
モノは考えようです。“60になって旅に出ても、リタイアの旅しかできないだろう。
それなら、50で現役の旅を企画してみよう!” と、自分に言い聞かせています。

今は、“人生の渋滞にハマっただけ” だと ・・・ 。( まだ渋滞してますが ・・・ )



■ こんたく堵 ■

人生において
100人の人間には
100通りの生き様がある

常に、一所懸命に
人生を通す人も居る
幸せな人生であろう

生き方を探し、求め、
人生を旅する人も居る
これも幸せな人生なのだろう

人生において、
人の幸せの価値ほど
他人にわからないものはない


第五大成丸