昨日は、「あの日 鹿沼児童6人クレーン車死亡事故遺族の想い」の著者として、CRT栃木放送の「土曜ちゃっかり亭」という番組に招いていただき、出演させていただきました。
パーソナリティーの臼井佳子さんが、「あの日」を書いた想いや、辛かった事故からの3年間の日々を上手に聞いてくださいましたので、思い出すこと自体辛かったですが、その質問に素直に答えることで、聞いていてくださった方には、私の命への想い・・・わが子への想い・・・本に込めた事故撲滅への願い・・・
少しでも伝わったのではないかと思っています。
放送に同行していただいた下野新聞社出版部の方には、本番前に、「生放送なので緊張しますか」と聞かれましたが、「緊張はしませんが、1時間も悲しみに耐えられるか心配です」と答えていました。
実際、本番が始まると、やはり、聞かれた内容に涙する場面があり、言葉も詰まる場面もあったのですが、何とか1時間の番組の中で、想いを伝えることができたように思います。
ただ、ラジオ番組の出演というものを初めて経験したのですが、私が選んでいった4曲をトークの間に「このタイミングでっ」という瞬間に流すので、臼井さんの巧みな技術と、私の曲や歌詞への想いが相重なりあって、悲しくて・・・悲しくて・・・
あふれる想いや涙の止まらない1時間でした。
「あの日」を読んでくれた人、ラジオを聞いてくれた人が、
私自分も含め、それぞれがご自分の愛する家族や愛するわが子に想いを馳せ、優しい気持ちになって運転することで、
世の中からこんなにも悲しい事故というものが無くなることを
心から願っています・・・
【番組の中で流していただいた曲】
・マジで感謝 T―pistons+KMC
・空への手紙 GReeeeN
・友達の唄 BUMP OF CHIKIN
・ひとつ 長渕 剛