ただのおじさんの「フルス フルス フルス」    ………フルス(葫芦絲)は中国雲南省生まれのひょうたん笛です………

まろやかな音色のフルスに一目(耳)惚れした「ただのおじ」さんが日本でフルスを普及させようと一念発起。はてさて………。

「千仏山へバスで行きました。」

2010年11月27日 | 日本語教師



万仏洞は敦煌の莫高窟(ばっこうくつ)や大同の雲崗石窟など、4つの石窟を
模して作った比較的新しい石窟だが、内部は広く、見事な仏像が並ぶ。



「あれはフルスです。」 と、「これはフルスです。」は
第2課で教えた内容だ。


前の日曜日には曲阜へ行ったが、今度は済南の千仏山へ行った。
済南の三大景勝地の一つだという。山全体が公園になっており、たくさんの仏像がある万仏洞やいくつかの由緒ある寺院がある。お金儲けの寺院や、健康の寺院もあり、しっかりお願いして来た。

前回の曲阜とは別の研修生を通訳として連れていった。
今回は「○○へ行きました。帰りました。」などの移動動詞と時刻、日時の表し方などを学習している。そのため、まだ通訳とまではいかないが、ずいぶんと意志の疎通ができるようになった。
「たとえば、千仏山へ行きましょう。」「何で行きますか。」「バスで行きます。」「何時に行きますか。」「いくらですか。」などは分かる。
しかし、「何時に乗りますか」「何時間かかりますか。」はまだ分からない。「乗る」や「かかる」という動詞は教えていないからだ。
次の週だったら分かるはずだ。このように、研修生と行動を共にすると、今までの成果を確かめられるし、研修生たちにとっても大変いい経験となる。

ここでは、研修生がお土産屋さんでいち早くフルスを見つけ、遠くから「先生、あれはフルスです。」そして、手にとって「これはフルスです。」と、言っていた。私がフルスに興味を持っていることをよく知っているからだ。