ただのおじさんの「フルス フルス フルス」    ………フルス(葫芦絲)は中国雲南省生まれのひょうたん笛です………

まろやかな音色のフルスに一目(耳)惚れした「ただのおじ」さんが日本でフルスを普及させようと一念発起。はてさて………。

初めてのレッスン

2010年11月25日 | 日頃の活動



通訳の陳先生もついて、今まで分からなかったところも氷解


イン先生による初めてのレッスンだった。緊張して、時間を待った。先生は道に迷われて、少し遅れて来られた。今日は通訳として陳先生にも来てもらった。日本語の勉強のために、研修生も2人ついてきた。

基本的な吹き方はできるので、イン先生には中国的な演奏技巧を習いたかった。こちらから特別にお願いしなくて、指先の技巧の編から入ってもらえた。

指先の早い動きの宿題が出ていたが、練習ではあまりうまくできなかった。60の手習いどころか、それを越えてから始めたので、若い人のようにうまくはいかない。しかし、そんな私でも始めた頃から比べると、格段に上手になっているので、そんなに気にすることはない。別にトップになるつもりもない。

宿題の練習曲を緊張して吹いた。明らかに満点ではないが、一応合格した。

新しい課題曲も、先生は模範演奏をしてくださるので、大変分かりやすい。また、どうしても分からなかった楽譜上の表記を質問したら、「ああ、これは間違いですよ。」と、テキストの間違いを指摘してくださった。指定されたフルスでは吹くことができない音域が出てくるので、苦しんできたところであった。そして、「この本には間違いがいっぱいありますよ。」とも言われた。中国語がうまくできず、数字譜がスラスラと読めない私にとってはやっぱり独学はちょっと無理だったのだ。

せっかく、いい先生に恵まれたので、滞在中あと7回のレッスンを大切にしようと思う。