プラスチック製だが、瓢箪は何となく心が和む
いつもの中国料理。量も、味も言うことなし
北京から開講式のために来て頂いた唐さんと日本から赴任した私を歓迎するための食事会があった。
体育館のように屋根が高くて広いオープンなレストランを通り抜けたところに、食事の部屋があった。天井にはひょうたん(模造品)が飾ってある。
中国でもひょうたんは縁起がいいものだろうと思って眺めていると、ホスト側の明さんが、フルスの音が聞こえますよといった。耳を澄ますと、外部のBGMとして聞こえているのはまさしくフルス。
この会社には1年半前に来て、日本語を教えたことがあるので、私が日本でフルスの普及活動をしていることは先刻ご承知だ。
フルスの話題で盛り上がったとき、この泰安で教えて下さる先生を紹介するためにその場から電話をかけてくださった。その先生はプロで、現在CCTV(日本で言うNHKTV)に出演するために北京に行っておられるとのこと。こんな小さな街にもフルスのプロがいるようになったのだと、5年前からフルスの先生を捜し求めて見つけることができなかった頃と、ずいぶん変わったものだと思った。
11月2日に先生が帰ってこられるそうなので、そのときが楽しみだ。