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ただのおじさんの「フルス フルス フルス」    ………フルス(葫芦絲)は中国雲南省生まれのひょうたん笛です………

まろやかな音色のフルスに一目(耳)惚れした「ただのおじ」さんが日本でフルスを普及させようと一念発起。はてさて………。

フルスに竹林はお似合い

2011年03月27日 | 日本フルス普及会

東北関東地震により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。



里の近くの竹林はよく整備されて美しい。
しかし、この時期に勝手に入ることは厳禁だ。


前回書いたとおり、この辺り、九州の中部は竹林が発達している。ほおっておくと地下茎でどんどん広がり、山全体が竹林になってしまう。このあたりの竹はほとんどが孟宗竹だ。孟宗竹はもっとも太い竹で、その太さは、九州ではももの太さになる。

このブログに訪れていただく方は「フルス」とか、「フルスの吹き方」などで検索し、フルスの情報を得るために来られる方が多い。ところがきちんと整理されていないので、目的の情報を探すのに大変苦労されている様子だ。書いている私ですらそう感じるぐらいだから訪れる方はなおさらだろう。

これはブログだからある程度は仕方がないのだが、その不便を解消するために近々、別に日本フルス普及会のホームページを立ち上げる予定だ。すでに、その準備を始めた。そして、各ページの上部にあるタイトルバーに貼り付ける写真を竹林にしようと思い、写真を撮りに行きたいのだが、この時期には竹林には近寄ることが出来ない。きれいに整備された竹林ほどそうである。

と、言うのは今から4月中旬までが、孟宗竹のタケノコ出荷の最盛期に入り、タケノコ生産者からタケノコ泥棒と間違えられるからだ。本当は竹林の中で写したいのだが、そんなことはとうてい出来ない。

幸い、フリーの写真を見つけたので、ちょっと気に入らないけど、今のところ、それを使おうかと思っている。


検索はしたけれど………

2010年12月29日 | 日本フルス普及会


「日中文化交流」の方はきのうも劉さんに会えるのが
楽しみだと書いておられたが、
残念ながらこのブログを見ることができなかった。


私はフルスに関する記事を検索することを日課にしている。「フルス」、「ひょうたん笛」などで検索して結果が出る。時には「フルスケール」や「フルスペック」の文字が含まれた記事も結果として出てくる。フルスのことに関して書いてあるプログを発見したら、そのブログを訪問し、コメントを書く。そしてフルスの話をし、日本フルス普及会の入会を勧めるというのが、大体のパターンである。入会しても大した特典はないけれど、入会料および会費はなし、というのがいい。そして、時々、メールによるフルス通信をお送りしている。
なお、今のところは入会者にフルス練習曲集と、その伴奏用CDを無料でお送りしている。

上の写真の鈴木みすゞの杜の方は前日にもブログを書いておられ、検索で挙がってきた。「明日、劉さんに会えるのを楽しみにしている。」という文があったので、もしかしてその劉さんは、福岡の留学生の劉さん??と、思い、コンタクトしようとしたが、ブログに入れなかった。中国ではどうしても入り込めないプログがある。歯がゆいばかりだ。ただ、「劉 フルス」で検索すると、もう一人松原(大阪府の松原市だと思われる)の劉さんがおられることが分かった。

そしたら、きょうのこの検索結果では劉志鴻さんと名前まで出ているので、福岡の劉さんに間違いない。劉さんは先日の地球ラジオでスタジオでフルスを吹いてもらった方だ。

そういえば、私のもう一つのブログ「ただのおじさんの日本語教師体験記(更新は休止中)」にも中国からは入ることができない。自分のブログにも入ることができないのだ。FC2のブログは中国では見ることができないと、聞いたことがあるが、私のそのブログもFC2だ。もしかして、この金子みすゞの杜の方もFC2なのだろうか。

FC2もGoogleも中国から大変嫌われているようだ。




またもや、レコード大賞企画賞!!

2010年12月25日 | 日本フルス普及会



今年のレコード大賞企画賞を紹介した新聞記事



これは昨年のレコード大賞企画賞
今年の表彰式の放送は12月30日


真夜中に友人からメールが入った。先ほどまで、ボニージャックスのメンバーの方たちと飲んでいて、家に帰ってからボニージャックスのCDを聴きながら、「至福の時間」を過ごしていると書いてあった。
ボニージャックスといえば、日本の歌をすばらしいハーモニーで歌う男性四重唱のグループである。現在、70歳中盤で現役だそうだ。

実はこの友人は大手レコード会社のチーフディレクターをしていて、彼が制作したCD集が昨年のレコード大賞企画賞をとったという記事(ここをクリック)を書いたことがある。
ところが、今年もまた、同じ賞を獲得したという話は本人からすでに聞いていた。この仕事をしていれば、これ以上の賞はないであろうから、2年連続受賞というのは大変な栄誉である。

ところで、「ボニージャックスのメンバーと飲んでいた。」と、いうのは別の企画でボニージャックスのCDを作成したので、その完成祝いか何かで一緒に飲んだあと、家に帰って、自分が作ったCDを聴いていたのであろう。ボニージャックスのハーモニーは私もすごく好きなのでよく分かるが、実に「至福の時間」であるはずだ。

私はいつの日か、フルスが日本で日の目を見る頃、実力派のこの友人にお世話になろうと思っている。もちろん、演奏家としてではなく、フルス普及家としてである。


日本フルス普及会と日本フルス普及協会

2010年12月06日 | 日本フルス普及会



スタジオで、フルスを演奏してくれた劉志鴻さん


NHK地球ラジオの放送が無事に終わった。
「よくできたよ」とか「よく分かったよ」とか、評価の電話やメールがいくつかあった。人の姿は見えないにしても、全国放送となると、やっぱり緊張する。

放送の中で、後藤アナウンサーが「日本フルス普及協会」と言われたので、「日本フルス普及会」と訂正してもらった。実は、「日本フルス普及協会」という会が別に存在するからである。

横浜の中華街近くで、フルス教室を開いている方が、「日本フルス普及協会」を主宰しておられる。定期的に生徒さんを募集され、今までに何度か、講習会をしておられた。教室はそこだけで、全国組織ではなさそうだ。

発足は我々の「日本フルス普及会」の方が早かったのだが、ネットに出たのはこの会が早かった。この会の存在を知ったときは本当にびっくりした。すぐにコメントで、フルスの普及のためにおたがいにがんばりましょうと、ご挨拶した。それに対して丁重なご返事があった。
まるで、けんか別れをした会のようだが、決してそうではない。

商売上ではよく似た名前や商標をつけて、消費者を欺く手があるが、まだ、日本人がほとんど知らないフルスの事で、そんなことをしても何の得にもにもならない。全くの偶然である。むしろ、同じ時期に同じ年代の二人が、フルスを普及させようと思っていることをうれしく心強く思う。気持ちは一緒なので、本当の意味で日本でフルスが普及し、お互いの会が発展することを祈るばかりだ。

ところが、この記事を書くに当たって、念のために検索してみたら、ブログはあるが、以前あった記事の中身は、消えていた。おそらく、講習会をされるときだけ、ブログ上に書かれ、そのほかの時は中身を消しておられるのではないかと思う。


NHKは外国で作られたCDは使えない

2010年12月05日 | 日本フルス普及会



これらは今回泰安で、中国で定番のテキストの後ろのページに
書いてあった広告を見て、きちんとした楽器屋さんで
注文して買ったものだが、これすら本物かどうか分からない。


NHKに出演するに当たって、ちょっと気になることがあった。私は現在泰安にいるのでスタジオでフルスを吹くことができなくて、劉さんに演奏を依頼した。劉さんは中国人だから、演奏の時、中国で市販されているフルスの伴奏曲の入ったCDを使うかもしれない。

それで、NHK担当者の方との打ち合わせの時に「劉さんは中国製のCDを使うかもしれません。中国製は本物か偽物か分からないので、どうでしょうか。その日になって、これはだめですと言われても困ると思いますが、………。」と、聞いてみた。
そしたら、「NHKは外国で生産されたCDは使ってはいけないことになっています。もし、必要なら、伴奏者を連れてくるか、自分で、伴奏を作ったものを使ってください。」という返事だった。

もちろん、外国の音楽は使ってもいいのだが、外国で制作された媒体がいけないという意味だろう。ちっとも知らなかった。前もって聞いてよかったと思った。

そこで、結局私が作った演奏会用の伴奏曲CDを劉さんにも渡していたが、それを使って演奏するようだ。これなら著作権の問題はない。曲そのものの使用料はNHKが著作権協会を通して払うはずだ。


NHK地球ラジオでフルスの紹介は12月5日(日)5時台前半

2010年12月04日 | 日本フルス普及会
NHK地球ラジオでフルスの紹介は12月5日(日)5時台前半



当日は部屋のこの電話で受ける。
時差が、1時間なので、こちらの時間で4時17分ごろだ。


先にお知らせしたNHK地球ラジオ「奮闘!福岡人」のコーナーでのフルスの紹介は日本時間12月5日(日)5時17分ぐらいから10分間ぐらい行われることになりました。この番組は4時台、5時台、6時台と三つに分かれています。

NHK第一放送で直接聴くことができますが、聞き逃した方はインターネットでここ( http://www.nhk.or.jp/gr/ )から入れば放送後1週間は、いつでも聴くことができます。

当日は福岡の公開スタジオからの生中継です。フルスを吹いてくれるのは劉志鴻さん(九州大学芸術工学部大学院留学生)です。私は泰安のアパートで電話を受け、インタビューに答えます。

なお、日本フルス普及会の会員の皆様にお送りした「フルス通信」で、12月6日とお知らせしていましたが、12月5日(日)の誤りでした。
お詫びして訂正します。


「NHK地球ラジオ」でフルスを紹介することになりました

2010年11月23日 | 日本フルス普及会


この番組に出る人はよく頑海外で、よく張っているなあと、感心して
聴いていたけど、まさか、自分が出ることになるとは………
(NHKが内容を公開したので、プログに載せました。)

来たる12月5日(日)にNHK地球ラジオになんと「ただのおじ」さんが出演し、フルスを全国に紹介することになりました。

通常は地球ラジオは土曜日と日曜日の5時台と6時台に東京のスタジオから放送されていますが、この日は福岡放送局開局80周年に合わせて福岡からスタジオ公開生中継で、4時10分から6時50分までの拡大版です。
私は現在、泰安にいますので、電話での出演となります。フルスは九州大学芸術工学部大学院留学生劉志鴻さんがスタジオで吹いてくれます。

私は土曜や日曜日に外出したとき、帰りの車の中でよくこの番組を聴きます。
外国の珍しい文化や生活習慣などが紹介されますので、いつも楽しみにして聴いています。今回はフルスの音色や形が珍しいと認められ、私にご指名があったものと思います。
ラジオとはいえ、全国放送ですので、何らかの反応があると思います。
私の出るコーナーは「奮闘!福岡人」で、「中国で日本語教師、日本フルス普及会会長として活躍する福岡県人」として紹介されます。「福岡人」は間違いありませんが、「奮闘!」というほどではありません。また、「活躍する人」を「活動する人」に直せば間違いないでしょう。

次の放送があるまでの1週間はいつでもパソコンで聴くことができます。興味のある皆さん方にお知らせください。
地球ラジオのホームページはここをクリックしてください。


福岡市支部誕生

2010年11月22日 | 日本フルス普及会



その日の写真は不本意ながら全部削除。
その後に写したシーホークとヤフードームの写真が残った。

「コーヒーサロンはら」のミニコンサートのあと すぐに福岡でのフルスのレッスンをひかえていた。
私の泰安行きも迫っている。これにはビザが必要なので、福岡の総領事館に申請に行かなければならない。そこで、その用件を重ね、1回で済ますことにした。

ビザ申請に行くときにせっかく来たので、福岡総領事館の全景を写した。もう一枚正面から写した。警官が無線で何やら話していた。やばいと思った。写真を削除する方法を考えていた。まもなく、2人の警官がどこからか出てきて、横断歩道を渡る私を待っていた。全てを察した私は、デジカメの画面を見せながら「削除します。」といって、削除した。記念に、1枚だけは残しておこうと思って小細工をしたつもりが仇になり、結局はカメラにあったすべてのファイルが消えていた。

午後から、天神の二胡ショップでフルスのレッスンだ。私の生徒さんは3人、全部この店の関係者である。その日はいつも福岡市でお世話をしてくださる中山さんと、留学生の劉さんに来てもらっていた。レッスンが終わり、日本フルス普及会福岡支部を発足させた。支部長はこの店の木村さんにお願いした。支部会員は、3人の成都さんと、中山さん、劉さんの5人だ。 そして、私が泰安に行って、不在の期間は劉さんに中国のテキストを使って、3人の会員に指導してもらうことにした。私が日本に帰ったら、今度は皆さんと一緒に生徒になって、劉さんに習うつもりである。

支部ができたおかげで、福岡県には2支部3愛好会が活動することになった。


再度ロゴマークについて

2010年08月15日 | 日本フルス普及会



楽器のイメージを出すために音符を配した




「J」の文字を四分音符で表した

前に、日本フルス普及会のマークを紹介したが、その後、少し改良したので再度紹介する。

雲の上にひょうたんが乗っているのは何となくほんわかとして「さわやか まろやか いやし系」のフルスにぴったりだと満足している。 しかし、これに、なんとか楽器のイメージを加えることができないかと考え、図中に音符を配していた。しかし、ちょっと芸がないなと思っていた。流れるようなメロディがひょうたんからあふれ出すようなイメージにできないかと思っていた。できないことはないが、図が複雑になり、マークとして不向きになる。

それで、JHKの「J」の文字を四分音符で表すことにした。これでは流れるような感じは出ないが、 JHKの文字だけでもロゴマークとして活用できるので、これでいこうかと思っている。

フルスの似合う街 長崎

2010年08月02日 | 日本フルス普及会

長崎新地中華街入り口



ランタンフェスティバルでの中国風祭壇

長崎は日本の端っこにあるが、独特の味わいの文化のある町だ。日本の3大中華街と言われる中華街もあり、中国人在留者も多い。

すでに長崎にはフルス奏者廖明智さんがいて、ことあるたびに演奏している。それだけに長崎に支部ができたことのは意味は大きい。

聞くところによると、10年ぐらい前までは長崎では二胡の学習者は非常に少なかった。それで、旧正月に行われるランタンフェスティバル(その前身の祭り)に出る二胡の奏者は松林静西さんとそのお弟子さんぐらいだったそうだ。それが今では、長崎ではたくさんの二胡愛好者がおり、あちこちのステージでいろいろな先生とそのお弟子さんたちの二胡の演奏が行われているという。祭りの規模が大きくなったせいでもあろうが、松林先生の功績も大きい。

フルスも数年後、そのようになればいいなと思っている。いや、きっとなると思っている。中国総領事館もあり、中国文化が盛んな街、長崎こそフルスがよく似合う街なのだ