ただのおじさんの「フルス フルス フルス」    ………フルス(葫芦絲)は中国雲南省生まれのひょうたん笛です………

まろやかな音色のフルスに一目(耳)惚れした「ただのおじ」さんが日本でフルスを普及させようと一念発起。はてさて………。

「フルスのふるさと大牟田」

2011年03月17日 | 日頃の活動

東北関東地震に被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

三池地区公民館での合同練習。皆さんの熱気を感じる。

先日の三池初市のステージで、私はお別れに、観客の皆さんに「昨年はこのステージに5人で立ちました。今年は20人です。その計算で言うと来年は80人ですね。皆さんもどうぞ、フルスを始めてください。」と言った。80人は無理としても30人~40人は十分に考えられる数字だ。

大牟田でフルスを始めて約2年。色々なイベントに呼ばれたり新聞に載ったりするようになったので、大牟田でフルスという楽器を知っている人はかなり増えてきていると思う。おそらく、その率から言えば国内ではダントツでトップであるはずだ。

かつて21万人あった人口も今では12万人。2つあったデパートも今はゼロ。元々炭坑町だったので、閉山後(その前から)は急激に落ち込んでいった。夕張市が炭坑町で赤字再建団体になったように、いつ大牟田もそのようになるか戦々恐々としている。今年はなんとか免れたようで、ホッとしているのが実情である。

お金もほとんどかからない、おまけに楽しくて、腹式呼吸をするので、健康にいい。慰問や街のイベントに出て、地域に貢献できる………。

私は自分を含めて、老人ばかりがやたらと目立つこの町の市の活性化の一つの方法としてフルスによる町おこしを考えている。「フルスのふるさと大牟田。」そういわれる日が来ることを夢見ている。まんざら、これは夢ではない。5年後に100人のフルスを楽しむ人が出来るかもしれない。そうすれば大した力になる。

日本フルス普及会の本部はこの小さな田舎町大牟田にある。何が何でも中心は東京である必要はない。インターネット時代は12万人の大牟田だって、十分に中心になれるはずだ。ただのおじさんはそう考えている。



最新の画像もっと見る