ただのおじさんの「フルス フルス フルス」    ………フルス(葫芦絲)は中国雲南省生まれのひょうたん笛です………

まろやかな音色のフルスに一目(耳)惚れした「ただのおじ」さんが日本でフルスを普及させようと一念発起。はてさて………。

フルスの先生のテレビ出演

2010年12月31日 | 中国、海外のフルス事情



イン先生一家のテレビ出演。はじめの全員での演奏は圧巻。



フルスを吹きながら縄跳び


インターネットで中国のテレビが見られるようにしたのはフルスの先生がテレビに出演されると聞いていたからである。
実は先生にフルスを習うように交渉してもらっている頃にテレビに出るために北京に行っておられるという話を聞いていた。10月末のことだ。そのときに録画された番組が今回放映されるというのだ。
部屋のテレビではそのチャンネル(CCTV3チャンネル)は写らない。それで、どうしたらいいか聞いたら、パソコンで見る方法を習った。ソフトをダウンロードしてインターネットで見られるようになったが、文字化けして、インストールがやりにくかった。

先生が出演されるCCTV3チャンネルは演芸芸能専門のチャンネルだ。その局の人気番組「楽しい家族」という番組に出演された。

番組では3組の家族が出演し、パフォーマンスをした。それを審査員と会場の皆さんの評価により、チャンピオン家族が決まるというわけだ。
高齢のおじいさんを中心に助け合いながら、生活している一家。歌や踊りを楽しみながら生活している家族、そして全員がフルスやパウを吹ける先生の家族がバトルをした。先生の家族の最初の合奏は圧巻だった。縄跳びをしながらフルスを吹くパフォーマンスもあった。

フルスの先生は北京のコンクールで優勝されたと聞いていた。また、娘さんは青島のコンクールで優勝されたと聞いていた。
そんな家族だから、結果はもちろん先生の家族がチャンピオンとなった。


中国のテレビはインターネットで見られる

2010年12月30日 | 中国、海外のフルス事情



インターネットで12チャンネルあるCCTVを始め、
中国各省の衛星放送も見られる。


前に日本のテレビがインターネットで見られるという記事を書いたが、中国では当然のごとくテレビをインターネットで見ることが出来る。

私もソフトをダウンロードして、見ることができるようになった。インターネットで中国のテレビが見られるようにしたのはフルスの先生がテレビに出られると聞いていたからである。

実は先生に習うように交渉してもらっている頃に 先生はテレビに出演するために北京に行っておられるという話を聞いていた。10月末のことだ。そのときに録画された番組が今回放映されるというのだ。

アパートのテレビではそのチャンネル(CCTV3チャンネル)は映らない。
ところが、インターネットによるテレビなら現在放送されている番組を放送と同時に見ることが出来るし、何日間かは掲載されているので、あとで見ることも出来る。

チャンネルも12チャンネルある国営放送(CCTV)を始め 中国各省の衛星テレビ等数十チャンネルを見ることができる。
何とも便利なテレビ環境だ。


検索はしたけれど………

2010年12月29日 | 日本フルス普及会


「日中文化交流」の方はきのうも劉さんに会えるのが
楽しみだと書いておられたが、
残念ながらこのブログを見ることができなかった。


私はフルスに関する記事を検索することを日課にしている。「フルス」、「ひょうたん笛」などで検索して結果が出る。時には「フルスケール」や「フルスペック」の文字が含まれた記事も結果として出てくる。フルスのことに関して書いてあるプログを発見したら、そのブログを訪問し、コメントを書く。そしてフルスの話をし、日本フルス普及会の入会を勧めるというのが、大体のパターンである。入会しても大した特典はないけれど、入会料および会費はなし、というのがいい。そして、時々、メールによるフルス通信をお送りしている。
なお、今のところは入会者にフルス練習曲集と、その伴奏用CDを無料でお送りしている。

上の写真の鈴木みすゞの杜の方は前日にもブログを書いておられ、検索で挙がってきた。「明日、劉さんに会えるのを楽しみにしている。」という文があったので、もしかしてその劉さんは、福岡の留学生の劉さん??と、思い、コンタクトしようとしたが、ブログに入れなかった。中国ではどうしても入り込めないプログがある。歯がゆいばかりだ。ただ、「劉 フルス」で検索すると、もう一人松原(大阪府の松原市だと思われる)の劉さんがおられることが分かった。

そしたら、きょうのこの検索結果では劉志鴻さんと名前まで出ているので、福岡の劉さんに間違いない。劉さんは先日の地球ラジオでスタジオでフルスを吹いてもらった方だ。

そういえば、私のもう一つのブログ「ただのおじさんの日本語教師体験記(更新は休止中)」にも中国からは入ることができない。自分のブログにも入ることができないのだ。FC2のブログは中国では見ることができないと、聞いたことがあるが、私のそのブログもFC2だ。もしかして、この金子みすゞの杜の方もFC2なのだろうか。

FC2もGoogleも中国から大変嫌われているようだ。




「フルスに直接関係ないけれど」という言葉

2010年12月28日 | 日本フルス普及会


Infoseekによるプログ検索。「フルス」で検索したところ。
上の二つが当ブログの記事である。


このプログを書くに当たって、気をつけていることが一つある。ブログの目的がフルスの普及だから、フルスの話題に絞って書くようにしていることだ。ただ、現時点ではせっかく中国で生活しているので、時には研修生の様子や中国での興味あることなども書くことにしている。したがって、中国にいる間は、投稿の頻度を高め、毎日書くように心がけている。
フルスに関係のない話題の場合は、たとえば、最後に「フルスに関係ない話」などと添書きをしている。

なぜかというと、私のブログには「フルス」という言葉で検索して、訪問してこられる方が結構多いので、内容に関係なしに文中に「フルス」という言葉さえあると、検索に引っかかるからである。そうすると、訪問者に最新の記事を読んでいただけるからである。

私自信も毎日「フルス」や「葫芦絲」や「ひょうたん笛」などの単語でネット上で、ブログを検索している。
最近の検索エンジンでプログ検索が発達しており、それが得意なサイトでは出した記事が1時間以内には引っかかる。
Googleやyahooが検索の定番になっているし、これらもよく利用するが、これらのサイトはブログ検索には反応が鈍い。経験上、プログ検索はinfoseekがもっともいいように感じる。しかし、もっといいのがあれば教えて頂きたい。


どこでも紅白が見られる!!

2010年12月27日 | 中国、海外のフルス事情



画質は悪いが、内容を見るだけなら問題ない。
4つの放送局の番組を立ち上げている。


日本の正月が近まってきた。
相方の中国人先生が、「パソコンで大晦日の紅白が見られるでしょう。」と言った。私を気遣って言ったようだが、自分も見たいそうだ。中国ではテレビ番組がすぐにパソコンで見られるから日本のテレビも見られると思っているようだ。

今まで何回も日本のテレビが直接見られるといいなあと思って試してみたことがあったが、出来なかった。
ただ、ある程度大きい町ではNHKワールドがテレビの配信で見られた。しかし、それは契約しての話だが、「契約しないでパソコンでテレビを見られないのですか。」と、言うのである。

いつか、NHKはだめだが、民放テレビは見られるということを聞いたことがあった。しかし、それは地域が限られていたようだ。それで、今回も無理だろうとは思いながら検索してみた。

そしたら以外と簡単に見つかった。 KeyHoleというフリーソフトをダウンロードするだけだ。
画質は悪いが、ニュースを見るぐらいなら全然問題ない。日本のニュースはいつもチェックしているが、どうしても興味のあるものばかりを見るので、一般的な日本の動向が分からない傾向がある。これで、日本にいるときと同じくいつもテレビが見られるなら海外生活も全然変わってくる。
全部は確認していないが、NHKをはじめ東京の各民放を見ることが出来る。そのほかにもいろいろある。
(フルスに直接は関係ない話)


「いい湯だな」を歌わせようかな。

2010年12月26日 | 日本語教師



「いい湯だな」は 猿も知っている日本の名曲だ。


先にも述べたように「いい湯だな」はドリフターズが「8時だよ!全員集合!」の中で歌って人気を博した曲だが、実はその前にデュークエイセスが歌っていた。いわゆるカバー曲だが、これがまた、レコード大賞企画賞の作品の中の1曲だったのである。

昭和40年代はじめ、今をときめく作詞家永六輔と作曲家いずみたくが日本各地を 二人で旅をして、その土地の風情を織り込んで作ったオリジナルのご当地ソング集で、「にほんのうた」シリーズとして東芝音楽工業から発売された。それがレコード大賞企画賞をとったのである。
「女ひとり(京都)」や、「フェニックス・ハネムーン(宮崎)」はすぐにヒットしたが、「いい湯だな」はすぐにはヒットしなかった。デュークエイセスは上品さが持ち味だったが、庶民的なドリフターズが歌って初めて、よく知られるようになった。

この研修所では閉講式の時に日本の歌を歌わせることになっている。通常は、「ふるさと」など、おとなしい歌を歌わせるのだが、このにぎやかな歌を歌わせるかどうか、今、検討中である。
厳粛な式なので、ちょっとどうかなとは思うが、歌わせる場合は、今回の派遣先である群馬 静岡 神奈川 東京 栃木 千葉の各県の代表的な温泉を折り込んで歌わせようと思う。(フルスには直接関係ない話)


またもや、レコード大賞企画賞!!

2010年12月25日 | 日本フルス普及会



今年のレコード大賞企画賞を紹介した新聞記事



これは昨年のレコード大賞企画賞
今年の表彰式の放送は12月30日


真夜中に友人からメールが入った。先ほどまで、ボニージャックスのメンバーの方たちと飲んでいて、家に帰ってからボニージャックスのCDを聴きながら、「至福の時間」を過ごしていると書いてあった。
ボニージャックスといえば、日本の歌をすばらしいハーモニーで歌う男性四重唱のグループである。現在、70歳中盤で現役だそうだ。

実はこの友人は大手レコード会社のチーフディレクターをしていて、彼が制作したCD集が昨年のレコード大賞企画賞をとったという記事(ここをクリック)を書いたことがある。
ところが、今年もまた、同じ賞を獲得したという話は本人からすでに聞いていた。この仕事をしていれば、これ以上の賞はないであろうから、2年連続受賞というのは大変な栄誉である。

ところで、「ボニージャックスのメンバーと飲んでいた。」と、いうのは別の企画でボニージャックスのCDを作成したので、その完成祝いか何かで一緒に飲んだあと、家に帰って、自分が作ったCDを聴いていたのであろう。ボニージャックスのハーモニーは私もすごく好きなのでよく分かるが、実に「至福の時間」であるはずだ。

私はいつの日か、フルスが日本で日の目を見る頃、実力派のこの友人にお世話になろうと思っている。もちろん、演奏家としてではなく、フルス普及家としてである。


中国は温泉がお嫌い??

2010年12月24日 | 中国、海外のフルス事情



「ババンバ バンバン バン………」と、手拍子をたたいて歌い、
今日の午前中の授業はおしまい。


研修生に日本の歌を教えると、研修生はもちろん、派遣する側からも、受け入れる側からも喜ばれる。私も中国での日本語研修期間中に何曲か教えることにしているが、1日に10分を越えない範囲で教えることにしている。歌もいいが、やっぱり、本来の日本語の会話の勉強からははずれるので、貴重な時間を無駄にはできない。

しかし、教える以上は中身のある物をと、いろいろ工夫して教える。今回は男ばかり32人の研修生だから、ちょっとばかり楽しい歌を入れてみた。
「いい湯だな」である。その昔、「8時だよ!全員集合!」の番組で毎回歌われ、大変親しまれた歌である。前奏と間奏に「ババンバ バンバンバン」「アー、ビバノンノン」などのかけ声が入り、大変調子がよく庶民的な歌である。

今回の研修生は全員関東地区へ行くので、関東地区の温泉名を入れて歌わせることにした。群馬県と静岡県の研修生がいるので、「ここは上州 草津の湯」と「ここは静岡 熱海の湯」はすぐに思いついたが、さて、栃木県はどうかと「Google日本」で調べてみたが、「栃木県」は検索できるが、「温泉」の文字が入るとどうしても検索できないのである。中国側でカットしているに違いない。要するに中国では「温泉」の文字を嫌い、排除していると疑わざるを得ない。
どうしてか理由は分からない。「温家宝」さんの悪口でも書かれたら困るからなのだろうか。
 
「いい湯だな」の伴奏曲はパソコンで作成した。研修生たちは軽快なリズムに乗り(ちょっとリズム音痴だが)、大きな声で歌う。歌い始めると教室がまるで風呂場の湯気が立ち込めるように熱気あふれる雰囲気になる。歌い終わるとともに午前中の私の授業が終わる。

伴奏曲はmp3で希望する研修生には渡すつもりだ。
フルスの伴奏曲も同じようにパソコンで作っている。


「ウィルスを発見し、処理しました。」

2010年12月23日 | 中国、海外のフルス事情


遮断されたサイトにアクセスすると
このように表示されることが多い


画面の端にウィルスを発見しました、と表示される
こともしばしばだが、もう、慣れてしまった。


中国はインターネットをいろいろな形で遮断している。
これはよく知られた事実だが、あらゆる場面でそれを感じる。そして、大変不便に感じる。普通は「サイトにつながりませんでした」の意味の表示が出てくるが、「500 404内部エラーです」と表示されたり、中国の全然知らないサイトにつながったりすることがある。また、コンピューターが固まってしまうことすらある。

今は慣れてしまったが、「ウィルスを発見しました。隔離後、安全に処理しました。」などと、ウィルスソフトが出てきて知らせてくる事はしばしばである。遮断された事実をウィルスソフトがウィルスが入ってきて、情報が切られた判断し出している警告だと思うが、何となく物騒な話だ。もっとも、ソフト自体は真剣にアドバイスを出しているつもりだろうが。

初めて中国に来たとき、写真を貼付して送ると、「いま、あなたが送ったファイルの一部にウィルスが入っていました。至急処理してください。」と表示するウィルスソフトがあった。パソコンを新しく買って中国に持ってきたが、それに無料で付いてきたソフトだ。
これには困ってしまった。原因は簡単、単にメールの許容量以上の写真を送ったために、ウィルスソフトがこのようなメッセージを出していたのである。おかげで、そのときはまともにメールを出すことができず、いろいろな人に迷惑をかけてしまった。
原因が分かれば何でもないことだが、もっと適切なアドバイスを出してくれればいいと思うのだが………。 (フルスとは直接は関係ない話)


中国人は頂上には登らない

2010年12月22日 | 中国、海外のフルス事情



同時に何組も記念写真を撮っている




ここが泰山の最高峰の玉皇頂
たくさんの鍵が奉納してある。


頂上直下の広場でフルスを吹き、集会をしたあと一応解散である。そのあとはグループで思い思いにセンターに帰る。

頂上はすぐ上。みんなその方向に歩いていく、途中に「五岳独尊」の碑があったので、みんなそこで、記念写真を撮っている。全員撮るのはあまりに時間がかかるので、私はとりあえず、一人で、40m先にある頂上(玉皇頂)に行った。

玉皇頂も、祈りの場になっていて、たくさんの鍵が奉納してある。鍵には二人の名前が彫り込まれているので、永遠に結ばれますようにと、いう意味であろう。ところが、そこにはだれも来ないので、私はそそくさと、石碑のところに戻った。研修生たちはまだそこで写真を撮っていた。私はそのままフルスを吹いた広場に行ったそこには陳先生をはじめいくらかの研修生たちが待っていた。
 
要するにみんなはじめから山頂(玉皇頂)には行かないつもりだったのである。日本人は登山する場合、頂上での爽快感を味わうが、どうも中国人はそうではないらしい。

聞いてみたら、玉皇頂は中国ではもっともあがめられる最高の山である。ここに登ってしまうと、あとは下るばかりだから玉皇頂には登らなかったのだそうだ。なるほど、そんな事だったのか。

私は登ってしまったので、今さら仕方がないが、でも、どうせ、人生の頂上を過ぎた人間だからできるだけ高いところへ行って下りの長い道のりをを楽しむことにしようと自分に言い聞かせた。