ただのおじさんの「フルス フルス フルス」    ………フルス(葫芦絲)は中国雲南省生まれのひょうたん笛です………

まろやかな音色のフルスに一目(耳)惚れした「ただのおじ」さんが日本でフルスを普及させようと一念発起。はてさて………。

おおむたグリークラブサロン未来塾で支援募金

2011年04月09日 | 日頃の活動

東北地方大震災により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。




おおむたグリークラブはごらんの通りかなり高齢者が
多い合唱団だが、この町では結構人気がある。


震災被害に 今現在苦しんでいる方々のために何か自分で出来る支援はないだろうかと常々考えている。簡単で、明快な方法は募金をすることだ。私は機会があるごとに募金には協力している。

しかし、1個人ではなくて、自分の置かれた立場から何か出来ないか、と考えると、フルス普及活動を通してということになる。しかし、それは今すぐにはなかなか実現出来ない。

ところが、私の別の音楽活動で、震災復旧支援に少しだけ貢献することが出来た。一刻も早く気持ちを表したいと思っていたが、一応 やれやれ、という思いである。

私は20年以上、この町の「おおむたグリークラブ」という男声合唱団で活動している。以前から、フルスの活動でお世話になっている「コーヒーサロンはら」から「サロン未来塾」で歌いませんか、と、お誘いがあっていたのだが、いろいろな都合で延び延びになっていた。「サロン未来塾」はこの町の未来を見据えた文化の向上を目指して、様々な文化的催しを「コーヒーサロンはら」主催でしてくださるものだ。

今回は「もっと近くでおおむたグリー」というタイトルで、私が全てのマネージメントをやり、実行することにしていた。喫茶店でやるので、普通は観客が最大で、60人ぐらい。しかし、20人ぐらいの合唱団なので、そのスペースが必要だから、最大で40人ぐらい。
いつも文化会館の大ホールでは1000人ぐらいの観客を動員する合唱団なので、「コーヒーサロンはら」に来て頂くお客様の口コミだけで観客を動員しようと決めて他の宣伝はいっさいしないようにしていた。

ところが、チラシも作り、限定チケットも作り、コンサート準備も最終段階に、さしかかったばかりの時に東北大震災が起こり、気がふさぐ毎日。たった40枚のチケットさえも売れきれず、何でも自粛ムードのこんな時にやってもいいのかと、何とも気が乗らない状況になった。

しかし、私にはこんな時にこそ、何かできないかという思いがあり、急きょ 主催者の「はら」と団員に「災害復旧支援」というタイトルをつけることを提案した。さらに、曲目の組み替えや、コンサートの筋立てを考え、それにふさわしい内容にして実行することにした。

すなわち、東北大震災復興支援 おおむたグリークラブサロン未来塾コンサート 「もっと近くで おおむたグリー」と長い名前のコンサートになった。

その結果、客席も埋まり、演奏も大変好評で、思いもよらぬほどの結果になった。



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