ただのおじさんの「フルス フルス フルス」    ………フルス(葫芦絲)は中国雲南省生まれのひょうたん笛です………

まろやかな音色のフルスに一目(耳)惚れした「ただのおじ」さんが日本でフルスを普及させようと一念発起。はてさて………。

もうすぐ三池初市

2011年02月27日 | 慰問、地域のイベント

 

22人のフルス合奏の練習

大牟田市の東部、三池地区はこの市の中でもっとも古くから発展していた古い町だ。その町の中心部に三池フルス愛好会の練習場である三池地区公民館がある。

この公民館辺り一帯で毎年3月1日と2日は初市という市が開かれる。300年以上も前から、農産物や農具などの物々交換から始まったと言われている歴史のある市だ。

三池フルス愛好会は三池初市の会場で行われるイベントへの出場を依頼された。昨年は上白川フルス愛好会が出演したが、私も都合で出られなかったし、会員も少なかったので、5人で参加した。ところが、それが大変好評だったので、今回は当会場で練習している三池フルス愛好会に依頼があったのだ。

どちらも私が関わっているので、せっかくだから三池フルス愛好会と上白川フルス愛好会が合同で参加しようと言うことになった。合計22人で参加の予定だ。このたび、合同練習をしたが、22人のフルス合奏はかなり迫力がある。迫力といってもオーケストラのやブラスバンドの迫力ではなく、温みのある耳にやさしい迫力だ。これだけのフルス合奏は全国どこにもないと思う。

以前、三池フルス愛好会の取材に来られた記者さんが今回も練習中に取材に来られたが外から聞こえてきた合奏の音に、以前と違った雰囲気の音楽が聞こえてきたので間違えて来たかと勘違いしたと言っておられた。

フルスで合奏をする。これは日本でのフルス普及のあり方として大変いいやり方だと思っている。フルス合奏は3月2日午後2時から三池地区公民館前特設ステージで行う。近くの方は是非聴きにおいで頂きたい。


新聞投稿記事  「フルス」

2010年11月01日 | 慰問、地域のイベント

メールで送ってもらった地元誌への投稿記事



一時はステージ(赤白幔幕)も中断するほどの豪雨

我が町大牟田市のフルス普及会の協力者から泰安にいる私に新聞の投稿記事の写真をメールで送って頂いた。以下、その記事の内容。

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先日、社協(社会福祉協議会)の「絆フェスティバル」が諏訪公園で行われた。
ステージと並行してグランドゴルフ大会もあり、私はそのメンバーとして出かけた。 プログラムは事前に頂いていた。中でも関心があったのがフルスの演奏である。
時間帯はと見ると、我々チームの出場時間と重なる!!
 フルスという初めて楽器の演奏をどうしたら聴くことができるか?やきもきしていたら、なんと15分ぐらい試合を中断せざるを得ないほどのにわか雨に見舞われたのである。そして、その間にかいま見ることができた。恵みの雨であった。

事前に調べたら漢字で「葫芦絲」と書くこの楽器は中国の雲南省の少数民族の間で古くから伝わる楽器で、ひょうたんを利用した笛。それが白川校区の方々十人ばかりで生演奏をされたのだ。
「コンドルは飛んでいく」の雰囲気がだだよう、悠久の草原で聴くような懐かしい響きの音色だった。

中国では大人気というこの楽器、演奏を直に聴けて大牟田のハイカラな一面を見ることができた。(一部改変)
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 いろいろな方法で支持し、応援して頂く協力者の方々のおかげでじわじわとフルスの普及が進んでいくのを感じている。