全盲の方も参加の緊張気味の初舞台。
たくさんの障害者の方々に勇気を与えた。
全くのしろうとが4ヶ月あまりの練習で人前で演奏するには大変な努力と、勇気が要る。
全盲の会員の方については前回紹介したが、弱視の方もいらっしゃる。実は弱視の方は大牟田市の視力障害者協会の会長さんで、三池フルス愛好会発足の時には膝の手術のために参加しておられなかった。退院、リハビリ後入会され1ヶ月程度の練習期間しかなかったが、サンアビリティ祭りに参加しようと提案された。
みんなはそれに答えて、がんばった。ご本人も猛練習でがんばり、何とかついてこられるようになった。
こんな状態の中での初舞台だったので、緊張しただろう。でも、やり遂げることができた。
いくつかの情報によると、大成功だったようだ。さっそく、地元新聞の取材の申し込みや別の演奏依頼の話も来ているそうだ。
私は遠く泰安にいて、皆さんの生き生きとした活動ぶりをうれしく想像している。ちなみに、視覚障害者協会の会長さんはそのうちに、もう片方の足の手術をされるそうだ。また少々遅れることがあってもその根性で、みんなに追いつき、フルス活動の推進力になられることだろう。