関ヶ原の戦いでいう『松尾山が動いた』ことにより、菅直人勝利が決定的となった。
今回の民主党党首選挙で、どちらを支持するのか、注目されていた旧民社党系グループ(30人=60p)の行方だが、10日、国会内で党代表選の対応を協議し、「会長見解」として菅首相の再選を支持することを決めたのだ。
旧民社党系グループと支持母体の連合は、前回の民主党党首選挙で勝利の決め手となった。という実績がある。
それゆえ、今回の田中慶秋議員の菅直人支持表明は、選挙を大きく動かす要因となる。
小沢一郎は、ここぞというとき、支持を得られなかった。
今後、小沢支持から、菅支持に乗り換える国会議員が続出するであろう。
彼らは「勝者につけ」という黄金ルールで生き延びてきたから、機を見て敏である。
小沢陣営は、どれだけ脱落者を減らすかが、選挙活動の主体となる。
2010/09/11 橘みゆき 拝
(引用開始)
旧民社系グループ会長、菅氏を支持(引用終了)
2010年9月11日(土)3時7分配信 読売新聞
民主党の旧民社党系グループ(約30人、会長・田中慶秋衆院議員)は10日、国会内で党代表選の対応を協議し、「会長見解」として菅首相の再選を支持することを決めた。
同グループ内には小沢一郎前幹事長を支持する議員がいるため「各議員の投票は拘束しない」としているが、会長見解を受けて菅氏支持に動く議員もおり、先行する菅氏に追い風になるとみられる。
同グループはこれまで態度を決めず、菅氏、小沢氏の両陣営から中間派とみられてきた。
直嶋経済産業相らが菅氏支持を表明しており、会長見解が出たことでグループ内の中堅・若手議員から「菅氏支持を表明する環境が整った」との声が出ている。
(引用開始)
菅首相、勝利を確信?人事手形を乱発、小沢氏は旧民社議員に直談判(引用終了)
2010年9月10日(金)23時37分配信 産経新聞
【激突 民主党代表選】民主党代表選で再選がみえてきた首相、菅直人は10日、勝利を確実なものにしようと、ついに切り札を持ち出した。1年生議員や女性議員と会談した際に「人事の手形」をちらつかせたのだ。一方、前幹事長の小沢一郎は、党内グループや支持団体のトップとの会談を繰り返し、票の引きはがしに懸命だ。(加納宏幸)
国会内で同日開かれた公開討論会での菅は、すでに勝者の口ぶりだった。
「50、いや100ぐらいの特命チームを作る。皆さんに自分の得意なチームに入ってもらい、政府・与党一体で改革を進める」
討論会の終盤、菅は約210人の国会議員を前にこう宣言した。代表選で態度を決めかねている若手の中には「活躍の場」を渇望する議員が多い。こうした党内状況を計算した上での「公約」だった。
女性議員へのリップサービスも忘れない。討論会に先立つ女性地方議員との懇談会では、小宮山洋子、岡崎トミ子ら同党の女性国会議員を前に、「閣僚の半分以上が女性という国が北欧などにはあり、豪州は女性首相だ。日本でもそういう形も含めて女性の政治参加のため頑張りたい」
水素文明を産み出す士官学校ML
内容は、私が管理している2つのブログ「水素文明への転換」と「兵隊よりも士官になろう」に関連した話題が中心です。