兵隊よりも士官になろう

私はリーダーは天性のものではなく、教育によって量産が可能であると考えています。

リーダーは苦しいことを正直に伝える

2008-07-29 06:00:00 | 教育

リーダーは、世の中の変化を先取りして、自分達のチームが変化するまでの時間を稼がなければいけません。そのためには時局を読む力が必要です。今後、世の中が食糧不足、水不足、エネルギーの高騰が進む一方、コストインフレが進み、国民生活レベルを維持するのが困難になっていきます。凡庸なリーダーは、今は大丈夫だ、そのうちよくなるなど、自分自身信じていない希望を言うだけです。実力のあるリーダーは、苦しい事情をありのまま公表し、苦しい中がんばっていこうとか、いまのままでは大波を乗り越えられないから変化を先取りしていこう、というふうに問題点を共有し、将来の行き先を示し、最終的にどこにいくのかを示します。

【サ ンティアゴ・デクーバ(キューバ)=小寺以作】 キューバのラウル・カストロ国家評議会議長(77)は、革命記念日にあたる26日、同国東部サンティア ゴ・デクーバで演説した。 同議長は、「我々は世界的危機の中で生きていると肝に銘じなくてはならない」と指摘、食料不足や石油価格の高騰による耐乏生活 を覚悟し、準備するよう国民に呼びかけた。 ラウル氏は、革命の火ぶたを切ったモンカダ兵営襲撃の跡地で約1万人の聴衆を前に、同記念日の演説を初めて議 長として行った。ラウル議長は、「革命は、世界危機の影響を最小限にとどめるために続けられる。だが、危機に十分に対応するには、窮状について説明しなくてはならない」と語りかけ、慢性的な物不足にあえぐ国民に理解を求めた。  40年間以上、経済封鎖を続ける米国については、「大統領選の結果にかかわらず、国防を重視し続ける」とし、歴代米政権の中ではキューバに宥和(ゆうわ) 的だった民主党の候補が当選しても、警戒を緩めない考えを明らかにした。 兄のフィデル・カストロ前議長(81)は革命記念日に、草稿を用意せず数時間も 熱弁を振るったことで知られたが、ラウル議長は草稿を見ながらの演説で48分間。前議長の過去の発言を何度も引用し、そのカリスマ性を利用しながら改革を 続ける姿勢を改めて示した。

 キューバのリーダーは、先日、カストロ前議長が引退し、弟のラウル・カストロ議長が就任しましたが。「我々は世界的危機の中で生きていると肝に銘じなくてはならない」とか、「革命は、世界危機の影響を最小限にとどめるために続けられる。だが、危機に十分に対応するには、窮状について説明しなくてはならない」と語っています。世界規模の大恐慌が進む中、キューバは他の国よりもマシですが、大変なことになると国民に訴えているのです。日本やアメリカのリーダーは、何を言っているでしょうか?

橘みゆき 拝  2008/07/29


ブログ妖精ココロの夏イベント開催中

2008-07-26 00:15:00 | 余談

本ブログの左上でちょこちょこ動いているブログ妖精ココロですが、ブログ妖精ココロの公式サイトによると、期間限定夏イベント「ココロの水着知りませんか?」が、7/25から8/7まで開催されるとのこと。夏にプールや海に行く人も、行けない人も、気分転換に、一緒に水着を探してみると楽しいですよ。なお、途中で選択肢があるので、エンディングは2種類ありそうです。

橘みゆき 拝  2008/07/26


ブログ通信簿

2008-07-25 22:00:00 | 余談

gooでブログの通信簿をつけてくれるサービスを開始しました。さっそく、このブログを診断していただきました。
診断の結果、「一般生徒」という評価でしたので、そうだっけ?なのですが、最新の記事から10個分の記事で行うため、ブログに書込みをどんどん行うことにより、結果が変化するそうです。(一番変化しやすいのは、「マメ度」)
ブログ診断を行いたいからは『こちら』からどうぞ。

橘みゆき 拝  2008/07/25



<<  以下、NTTレゾナントのプレスリリース記事です  >>
http://help.goo.ne.jp/info/detail/1181/
プレスリリース
平成20年7月23日報道発表資料
NTTレゾナント株式会社

「gooラボ」で、ブログ記事からブロガーの年齢や性別、
ブログの影響度などを推定する「ブログ通信簿」の実験を開始
~最新のブログ記事を分析し、推定した結果を“通信簿”として表示~

 NTTレゾナント株式会社(*1、本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中嶋 孝夫)は、インターネットポータルサイト「goo」(*2)上に開設した実験サイト「gooラボ」において、本日より、ブログに投稿された最新のブログ記事の内容などを分析してブロガーの性別や年齢、影響度などを推定し、“通信簿”として表示する「ブログ通信簿」の実験を開始します。

1.「ブログ通信簿」について
 「ブログ通信簿」は、任意のブログについて、最新のブログ記事からブロガーの性別や年齢を推定し、ブログの「主張度」や「気楽度」、「マメ度」、「影響度」の4つの尺度を5段階で推定するサービスです。通信欄には、ブログ記事の分析結果から推定される「生徒会長タイプ」、「一般生徒タイプ」などのタイプと、合いそうな職業などが表示されます。
 「ブログ通信簿」を利用することで、自分のブログにどのような特徴が見られるのかを知ることができます。最新のブログ記事を対象として推定を行うことから、ブログ記事を更新するたびに通信簿として表示される結果を楽しむことができます。
 なお、「ブログ通信簿」では、日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:三浦惺)が開発した以下の技術を利用して、年齢、性別、話題、影響度などを推定し、通信簿として表示しています。

◆文書属性推定技術
 ブログ記事から「かしら?」などの「女性」らしい表現や「20代」のブログで多い「就職活動」など、性別や年齢層ごとに特徴的な言葉を抽出し、性別や年代を推定する技術
◆評判情報インデクシング技術
 ブログ記事から「楽しい」、「うれしい」などの評判を表す表現を抽出するとともに、それらの表現が肯定的か/否定的かを判別する技術
◆記事タグ推定技術
 ブログ記事に含まれる特徴的な単語の統計量を抽出し、それをもとに任意のテキストに対して高い精度で自動的にタグ(話題を表すキーワード)を付与する技術
◆EigenRumor
 ブログへのリンク数、記事掲載数、注目度の高いブロガーからのリンクの有無からブロガーの持つ影響度を数値化する技術

2.利用方法など
 「ブログ通信簿」ページに表示されるテキストボックス内にブログのURLを入力して作成ボタンを押すとブログの内容が分析され、以下の内容の通信簿が画像として表示されます。

◆プロフィール(ブログ性別、ブログ年齢)
 「文書属性推定技術」を利用して、「俺」や「かしら?」などの言葉から性別を、「就職活動」や「三十路」といった年齢層ごとに特徴的な言葉から年齢を自動的に判定します。
◆主張度
 ブログ記事内に記載された個人的な考えを表す表現の有無をもとに判定します。意見や感情などを多く述べているほど主張度が高くなります。
◆気楽度
 「評判情報インデクシング技術」を利用して、ブログ記事内にある肯定的・否定的な評判を表す表現を抽出し、その比率をもとに判定します。「楽しい!」や「うれしい!」などの肯定的な表現が多いほど気楽度が高くなります。
◆マメ度
 ブログの更新頻度をもとに判定します。更新頻度が高いほどマメ度が高くなります。
◆影響度
 「EigenRumor」を利用して、ブログ記事がどの程度引用されたかなどのリンク情報を分析、影響度を数値化します。
◆通信欄
 上記4つの項目の値から「生徒会長タイプ」や「図書委員タイプ」など学校をイメージしたタイプを判定するとともに、「記事タグ推定技術」等を利用し、ブログ記事の内容から話題や、そのブロガーに合いそうな職業を表示します。

<アクセス方法>
「goo」のトップページ(http://www.goo.ne.jp/)から「gooラボ」をクリック
 →「ブログ通信簿」をクリック

※以下のURLから直接アクセスすることも可能です
URL:http://blogreport.labs.goo.ne.jp/

・「goo ブログ」以外のブログをご利用の場合、管理画面にある「更新ping送信先」などに次のURLを入力してください。
URL:http://blog.goo.ne.jp/XMLRPC

   <例:gooの広報ブログ「gooの音」の通信簿>
   0723picture

以上

早起きしてラジオを聴こう

2008-07-21 05:00:00 | 生活スタイル

早寝早起きは三文のトク

今日は海の日ですが、小中高校は夏休みに突入です。北海道や雪国では多少短くなりますが、8月末まで40日間ものお休みです。夏休みの間、朝早く(6時から7時まで)近所の公園に集まって、ラジオ体操をやっているようです。早寝早起きして、体を動かせば、血の巡りもよくなって、元気になるというものです。通勤ラッシュの時間よりも早い時間帯に電車に乗れば、乗車率も低いため、会社につくまでの疲労度も少なく、仕事に良い影響を与えます。早起きは三文のオトクとはよく言ったものです。早起きするには夜更かしせず、早く寝てしまうよう生活習慣を改善する必要があります。夏は日の出が早いので、夜型から朝型への切替えが比較的容易なので、夜遅くまで起きて朝は苦手な方は、チャンスですよ。


ラジオ体操の次に放送している『ビジネス展望』はお薦め

AMラジオのNHK第一放送で、ラジオ体操が終わると、NHK第一放送で『ビジネス展望』という番組を放送しています。毎日、いろんな方が10分程度、時事問題について解説しています。なかなか良いテーマが多いので、この時間帯に起きている方は、ぜひ聴いてみてください。なお、寝過ごしても安心。今年4月から前の週に放送した内容をインターネットで聴くことが可能です。 今週(7/21-7/27)は、先週(7/14-7/18)放送された内容が聴けます。7/18(金)の藤原直哉さんの『深刻化する住宅金融危機』は、ぜひ聴いていただきたい内容です。 月1回、藤原直哉さんが担当する回は注目です。(放送の予定日は、藤原事務所のHP TOPページ 右下に掲載されています。次回は8/29(金)です)

インターネットラジオといえば、日本経済新聞社が配信する『聴く日経』も、お薦めです。これは日本経済新聞朝刊の主要記事を音声で紹介しています。iTunesなどポッドキャストに対応した再生ソフトを使うと、自動的に番組を取り込み、通勤電車に乗っている間に聞くことも可能です。

橘みゆき 拝  2008/07/21


支那は米国債を売るか否か

2008-07-18 01:00:00 | 世の中の動き

リーダーは、世の中の変化を先取りして、自分達のチームが変化するまでの時間を稼がなければいけません。そのためには実際に起こってから行動を起こすのではなく、世の中がどう変化していくのか、その兆候を見ながら、どうしたらよいのか、何をすれば正しいのかを決定する必要があります。こういうことをする人がリーダーです。マネージャーはリーダーが決めたことを、正しいプロセスで実行する人です。リーダーとマネージャーは役割が全く異なりますが、多くの組織やチームでは、同一の人が掛け持ちしている場合が多いです。あなたがリーダーだったら、以下のニュースを見て、どう対応すべきでしょうか? (これも例によって、答えは千差万別なものとなります)

米国の金融システムがガタガタになっていて、カルフォルニア州で住宅ローン大手の地方銀行であるインディマックが破綻し、ペイオフが実施されています。住宅ローンでいえばファニーメイやフレディマックに対して、米国の中央銀行であるFRBが直接融資を行うと表明しています。日本でいうと日銀特融を発動すると宣言したようなものです。アメリカでは住宅バブル崩壊が確定し、かつての日本と同様、紙幣を刷って刷って刷りまくり、米国債の価値が暴落するのではないかと、予想されます。日本が米国債を売らないとして、支那や中東諸国はどう動くか? 損を承知で売却に走るとドル安(=円高)が急速に進むでしょう。また、アメリカはニクソン・ショックのような身勝手なルール変更を押し付けることも予想されます。アメリカのバブル崩壊は、世界中に広がっていくでしょう。さて、支那は、損失を無視して保有する米国債は売るか否か。いかんせん、先が読みにくい。・・多分、売るんだろうなぁ。

橘みゆき 拝  2008/07/18

[北京 16日 ロイター] 中国の政府系シンクタンクである社会科学院のエコノミスト、張明氏は、米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)と連邦住宅抵当金庫(ファニーメイ)の問題により、1兆8000億ドルに上る中国の外貨準備がリスクにさらされており、中国政府は準備資産の分散化を急ぐ必要がある、との考えを示した。 ロイターが入手した同氏のリポートで明らかになった。 同氏は、両社の救済策に加え、ドルや米債相場の下落が中国の外貨準備をむしばむ恐れがあると指摘した。 中国は外貨準備の運用について明らかにしていないが、米国債の割合が圧倒的に多く、米ドル建て社債もかなり保有しているとみられている。 張氏は、フレディマックとファニーメイは、将来債券を発行する際に、クーポンの大幅な引き上げを余儀なくされる可能性があり、そうなれば中国政府が保有している既発債の価値が目減りしかねない、との見方を示した。 そのうえで、準備資産の多様化は中国政府にとって困難だが差し迫った課題だ、と指摘した。

新生銀行のシステムで退職者がハッキング

2008-07-17 05:00:00 | 教育

新生銀行のシステムで退職者によるハッキングがあったそうです。ニュース記事を見る限り、勤めている間に入手したIDとパスワードは、情報システムを運用するための管理者用権限を持つIDとパスワードと想定されます。以前でしたら管理者用IDは共通IDとして固定にしているシステムが多くありましたが、共通のIDだと誰が情報システムを操作したのか、後で検証できないため、個別IDで操作するのが推奨されています。業務の特性上、共通IDを使用する場合は、不正使用を防止するため、必要に応じてパスワードを変更することが必須となります。新星銀行並びに新星銀行のシステムを運用している会社はどうだったのでしょうか?(記事からは読み取れません)
 情報システムの不正利用は内部の事情をよく知りえる人による犯行が多いため、退職者が使っていたIDやパスワードは使えないようにしておく必要があります。 職場で働いている人は、社員の他にも、協力会社、派遣社員、アルバイトなどの方がいますから、情報システムへのアクセスする際、情報セキュリティに関する教育を受けさせた上で、アクセスするための個別IDを与え、職場が代わった際は、速やかに該当する個別IDが使えなくするように運用する必要があります。 特に、システム管理者については、頻繁にパスワードを変更する配慮が必要です。

橘みゆき 拝  2008/07/17

 採用を断られた腹いせに新生銀行の社員用ウェブサイトを改竄(かいざん)したなどとして、警視庁ハイテク犯罪対策総合センターと原宿署は不正アクセス禁止法違反などの疑いで、インド国籍で東京都江戸川区清新町、元派遣社員、アビナッシュ・シャルマ容疑者(32)を逮捕した。 調べでは、シャルマ容疑者は今年2月18日から3月11日までの間、以前、新生銀に派遣社員として務めていたときに入手していたIDとパスワードを使い、67回にわたって新生銀の内部ネットワークに不正にアクセス。 4回かけて約2600件のファイルを削除するなど社員用ウェブサイトを改竄した上、自分の犯行が発覚していないか確認するため、63回にわたって同社幹部のメールをのぞき見た疑い。 シャルマ容疑者は平成16年に、インドにある新生銀子会社から派遣され、約3年間、新生銀でシステムエンジニアとして勤務。「自分のレベルを上げたい」と19年10月に退社して別の金融機関に転職したが、今年2月ごろ、人員削減のため辞職勧告を受けた。そこで、再就職仲介会社を通じて新生銀に正社員採用を申し込んだが断られた。 「日本人じゃないから採用されず、人種差別を受けた」と思いこんで犯行に及んだという。 シャルマ容疑者の犯行により、新生銀の内部システムは約15時間停止。社員用ソフトが使えなくなるなどの被害が出た。顧客の情報流出や金銭的被害はないという。

「藤原直哉さんのリーダーシップ講座」がメールマガジンで登場

2008-07-14 19:31:19 | リーダーシップ
藤原直哉さんのリーダーシップ講座 がメールマガジンで登場!!
さきほど、藤原事務所のHPにアクセスしたところ、『藤原直哉のリーダーシップ講座』を、メールマガジンで配信することが掲載されていました。
早速、最新号を読んでみたところ、「良い会社とはどんな会社か」です。ぜひご一読されたし。藤原事務所で行っている講演会やリーダーシップ研修などで、メーリングリストにしたらどうかという提案がなされた結果と思います。いきなり途中からのスタートですので、ピンとこない方もいると思います。そういう場合は、本屋にいって適当なリーダーシップに関する入門書を購入し、全般的なことを浅く広く知っておくと良いでしょう。深く掘り下げるのは、次のステップとなります。

橘みゆき 拝 2008/07/14


『21世紀の横型リーダーシップ』を印刷しました

2008-07-13 01:00:00 | 余談

7/12(土)、コミケ74(8/17 西地区[そ]-04a:橘研究所)で配布する予定の『21世紀の横型リーダーシップ』を印刷会社の ポプルス様 に原稿を渡しました。A5サイズで表紙込みの34pとなりました。。内容は、本ブログのバックナンバー、2008年05月分にて公開済みのものです。

コミケ74では 水素文明への転換 で扱う環境分野の『水素文明の夜明け -持続不可能な石油文明- 』を現在作成しているところです。7/27(日)までに原稿が完成すれば、印刷できるよう手配しました。

同人誌の印刷技術の進歩はたいしたもので、今回印刷をお願いするポプルス様では、今年春の価格改定以降は、一番安いタイプのものでも、表紙はフルカラーですから、イラストが描けない文章系サークルは出費がかさむ反面、マンガやイラストが得意なサークルは割安となっています。同人誌も文章が得意な人と絵を描くのが得意な人がチームを組んで、相乗効果を引き出すようにするのが時代の流れなのでしょう。印刷会社の方は、表紙に「写真とかを載せればいいんですよ」とアドバイスしてくれましたが、同人誌を買う立場だと、表紙がタイトルの文字だけでは、中身がどういうものかどうか、わからないので、なかなか手を出しにくいのが実情です。表紙にイラストがあるのとないのでは、見た目が全然違います。

橘みゆき拝  2008/07/13

関連コラム コミケ74に当選しました (本ブログ、2008年06月14日の記事)



本ブログの概要説明(再掲載)

2008-07-09 01:00:00 | 概要説明

兵隊と士官の違い


7月より連山からリンクしてから、本ブログにアクセスしている方が大幅にUPしています。本ブログのタイトルを『兵隊よりも士官になろう』にしたのは、兵隊に対する教育と士官に対する教育では、質と内容が全く異なるからです。 兵隊は命令に従うだけで良いのですが、士官は自分の頭で状況を判断し、選択しなくてはなりません。 士官を養成するために、どんなことが必要なのかを、扱っていくブログにしたいと考えています。本ブログを2年前に開設した際、こういうブログにしようという方向性を示したものが、『カテゴリ:概要説明』にて読むことができます。 最近、アクセスしていただいた皆様にぜひ読んでいただきたいため、再掲載します。

橘みゆき  2008/07/09



ブログ開設のごあいさつ


 はじめまして、管理人の橘みゆきです。このブログのタイトルは【兵隊よりも士官になろう】です。兵隊ですと命令に従うことしかできませんが、士官の場合は、自分の運命をほんの少しですが左右できます。激動する世の中を小船で漂流するよりも、多少なりとも自らの裁量で舵取りを行うほうがよほどましだと考えます。 このブログは、現状を改善していく士官を養成するのを目的としています。いわゆる教育系ブログです。このブログを見ていただいた方が、自分の潜在能力を開花してすばらしい仕事をどんどんこなしていくための手助けとなれば幸いです。それは日本国内に留まらず、世界に羽ばたく人に成長して、世界各地で活躍されることを願っています。ぜひとも海の向こう側に羽ばたくための勇気と能力を身につけてください。

橘みゆき  2006/03/26


リーダーは量産できるはずだ

 リーダーになるには、リーダーとしての資質を満たした人が就任するというふうに思う人が多いと思います。リーダーにふさわしい資質の人というと、戦国大名みたいな人とか、昭和時代の大企業の社長さんといったところでしょうか?まわりを見渡しても、それほど多くいません。ゼロ戦のパイロットみたいに少数精鋭です。リーダーの資質を満たすは組織に1人いれば良いという考えならば、それでも良いのですが、リーダーが大量に必要になる時代の変革期には対応できそうもありません。 友人は、時代がリーダーを産み出すと言っていましたが、それは奇跡を待つようなものです。変革期でもリーダーが出ないで混乱期が長く続くかもしれないのです。  私はリーダーは天性のものではなく、教育によって量産が可能であると考えています。 ちょうど太平洋戦争当時、日本では小さな町工場で飛行機を作っていましたが、米国ではグラマンを大量生産していたようなものです。質は多少悪くても、量でカバーしてしまおうというアプローチです。リーダーを大量生産するためには、誰でも勉強や実体験を通してリーダーになるための体系的な知識が必要となります。これが、米国流リーダーシップ理論なのではないでしょうか。そういった本を読むと、どうもアジアの文化と欧米の文化をミックスしていいとこ取りしているようです。米国人でもできるのだから日本人でもできるはずです。

橘みゆき  2006/03/26


このブログの話題

 このブログでは、日本でぬるま湯に浸かっている間に、どんどん没落していくのは嫌だという人に対して、どういったことを勉強していけば良いかを中心に話を進めていきます。いろいろ突っ込みどころはありますが、時々見に来ていただければ幸いです。

カテゴリの説明
  概要説明  :このブログの概要を説明します。
  基本スキル :いわゆる読み書きパソコン。
  古典や教養 :ないと英語力があっても相手にされません。
  生活スタイル:日常生活のあり方を考えます。
  リーダーシップ、コーチング:チームとしての潜在能力をUPします。
  教育:上記以外の話題
  余談:コラムのようなものです。

橘みゆき  2006/03/26


ブログを見やすくしました

2008-07-08 22:38:36 | 余談
画面の両側にメニューを出すように設定したので、記事本文の幅が33字になったため、少し読みやすくなりました。
また、ブログのテンプレートを修正し、コメントやトラックバックをできるだけ画面の上位に表示するようにしました。これを行うため、gooブログが有料(200円/月)になってしまいましたが、ブログパーツが付けられるようになりました。
ブログ妖精ココロの公式サイトへのリンクを追加しました。22時を過ぎると寝てしまうようです。

橘みゆき拝 2008/07/08


インフレは変化を強引に促す

2008-07-07 01:12:26 | 世の中の動き

インフレは変化を強引に促す


今日はインフレへの対応です。7月1日にガソリンの価格が1L=180円を超える等、多くの商品価格が上がりました。特に生活必需品の値上げが目立っています。 政府が発表する物価指数だと前年比で+1%ですが、スーパーで買い物をしている実感だと前年比で+10%とか+20%位になっているように思えます。 今まで安売りの常連だったものが1割から3割の値上げ(量を減らして対応している企業もあります)ですから、なおさら値上げ感が強く感じます。物価指数の算出方法と、生活するために買う商品のトータル額との違いで、両者の数字が大きく変わってしまいます。

1970年代の石油ショックに伴うインフレ局面では、モノの価格も上がりましたが、労働者の賃金水準も上がっていたし、今ほど生活水準も高くありませんから生活コストもそれほど高くありませんでした。昭和のバブル崩壊後は賃金水準は下がっていきましたが、デフレ経済の進展により物価は上昇するどころか下がっていきましたので、じっと我慢していればなんとかなりました。ところが今回のインフレ局面では、賃金水準を現状維持できれはいいほうで、景気後退に伴って賃金水準は下がっていきます。不景気下でのインフレというわけです。この局面では必要なモノはどんどん値上がりして、それほどいらないモノは値段を下げても売れません。安くすれば売れるというデフレ商法は破綻しています。インフレ局面はじっとしているだけでは持っている現金の価値は希薄化していきますから、将来のために現金を有効に活用するという攻めをおこなっていく必要に迫られます。インフレが始まってしまったので変化は早いですよ。

こういう厳しい局面では、企業が出来ることは、品質を下げてまで安く売る(この戦略は採用しやすいため、他との競争がきびしくなり、結局売れなくなります)か、品質を維持するため(人件費や原材料費の上げに対応する)に価格をドーンと上げても売れるモノを売るかのどちらかしかありません。セブンイレブンやイオンなどでは店じまいをするという、本社が責任をとらずに現場にミサイルを発射して、玉砕を強いるという暴挙に出ています。頑張ればなんとかなるという事態ではありません。デフレ時代の雄として高い評価を得ていたイオングループですが、デフレ時代のリーダーシップは破綻しています。いまリストラを再びやれば、本社からミサイルを打ち続けることとなり、現場からの反乱を招くのは必至です。対応策を誤まると、インフレ時代の雄だった『ダイエーグループ』と共に、時代の変化に対応できなかった例として、後々の教訓として語り継がれていくこととなりましょう。

橘みゆき 拝  2008/07/07


連山との連携を開始

2008-07-01 22:38:59 | 概要説明
7月1日より、連山 (http://www.teamrenzan.com/ )との連携を開始いたします。
連山をポータルサイトとして、コラムリストが運営するブログにリンクさせて、連山のサーバー負荷を減らします。私(橘みゆき)が運営するブログは、環境ブログと、教育ブログの2つです。週1回は新コラムを掲載したいと考えていますが、来月のコミケに出す同人誌を作成しているところですので、予定どおりいかないかもしれませんが、連山ともどもアクセスしていただければ幸いです。
橘みゆき拝 2008/07/01