この日本地図は、戦後日本が財政破綻した後、しばらく混乱し、収拾した後に再編される分裂した日本の姿です。
日本が4つに分裂するとは、昨日から明日へと連続した日がこれからも続くという前提で生きている人にとっては信じられないことでしょう。
ですが、歴史が大きく動くのは、日本史だろうが世界史だろうが同じです。
たまたま、歴史の断層に私たちがいま立っているというだけです。
【2020年以降の日本は4つに分裂する】
1.蝦夷共和国
内地からの補助金が途絶えたため、自力での運営に迫られる。
夕張炭鉱など北海道の旧炭鉱を復活させ、石炭エネルギーを得る。
農業と観光で国民を養う。 ロシアとの交易が盛んとなる。
リーダーは、鈴木宗雄、鳩山由紀夫など北海道選出の国会議員と小沢一郎か?
2.大和連邦国(西日本17県+北部7県)
日本が財政破綻することで、近畿の有力県による呼びかけで日本から独立する。
地方自治体の連合体の色が強く、中央政府は外交と防衛程度しか役割がない。
日本海側の秋田、山形、新潟は、天然ガスと石油を産出する。
北陸の富山は水力発電、石川、福井は原子力発電が当面使える。
名古屋と大阪の工業地帯で太陽電池パネル、燃料電池などを生産し、エネルギーを得る。
石油文明が没落する中、水素エネルギーに着目しているため、21世紀の水素文明の
中心地となる可能性がある。
天皇陛下は第二の原発事故の際、東京から京都にお帰りになっているため、
大和連邦国の元首は天皇陛下である。
リーダーは、近畿の有力県知事と各県知事である。(国会議員ではない)
3.日本社会主義人民共和国
日本が破綻した後の受け皿として再編成される。
大和連邦国が独立した後は、北朝鮮みたいに政権党独裁色の強い国となり、国民は重税と飢えで
苦しむ。小説「1984」みたいな政府となり、赤い貴族達が国民を奴隷化し、やりたい放題。
福島第一原発と第二の原発事故の処理をするため、海外から専門家がやってくる。
放射能で苦しみながら生きていくというある意味、地上の地獄である。
リーダーは、菅直人、仙谷、石原親子である。
山本太郎のような人がいたら、再教育施設か精神病院か刑務所に入れられ、偶然病死する。
4.琉球共和国(アメリカの信託植民地)
支那が西太平洋に出てこないための措置として、弱体化するアメリカが米軍基地を確保する
ため、超法的措置により、日本国から分割させられる信託植民地。
北マリアナ諸島(サイパン)みたいに地方自治は認められている。
支那から逃げてくる金持ちの受け入れと、カジノによるマネーロンダリングの地として観光
以外の産業も繁栄する。
リーダーは、小泉首相の長男、小泉幸太郎あたりが適任だ。
【なぜ分割するのか?】
これは、日本の都合ではなく、世界の都合だと一言で言えば、そうなる。
ただ、日本国民としてどこの国が一番過ごしやすいかは、個々の判断ですから、居住の自由が
認められている今のうちに、好きなところに移住すればいい。
首都圏3000万人については、日本社会主義人民共和国に残るより、他の国に行ったほうがいい。
ただし、失業者とかになる覚悟が必要だ。
どの国でも必要になるのは、医療技術者、介護者、インフラを再構築するための電気工事士や整備士などである。
時間とお金があるうちに、そういった技能を磨くことをお勧めする。
【時局を読む大切さ】
第二次大戦に敗北したとき、当時のリーダーはアメリカに全面降伏しました。
アメリカは日本が再び自分たちと戦えないように、多くのことを教育部門で行い、その結果、現在の日本人は腑抜けになってしまいました。
アメリカ様の言うことを聞いていれば大丈夫といったアメリカのポチが日本のリーダーとして戦後日本を運営してきました。
1990年の冷戦終結で外交の前提が変わっても、対米追従の方針は変わらず、20年以上が経過しました。
過去の蓄積でどうにかなってきましたが、2011年3月11日に発生した東日本大震災とそれに伴う福島第一原発爆発事故が戦後日本を終わらせるトリガーとなりました。
ちょうど、1986年のチェルノブイリ原発がトリガーになって1990年に旧ソ連が崩壊して、ロシアになったようなことが、この日本でも起こるのです。
リーダーシップでは、時局を読む力が大切です。
未来を予測するのでも、短期的な未来予測、長期的な未来予測といろいろありますが、多くの人が短期的な未来しか計算しないで現在の行動を決定します。
せいぜい1年がいいところです。
ところが、国家を運営しようとすると、リーダーは百年先をみすえて、現在の行動を選択しなければなりません。
2013/01/05 橘みゆき 拝
【参考コラム】
橘研究所近未来予測レポート(1)忘年会2012での講演より (2013/01/03のコラム)
橘研究所近未来予測レポート(2)忘年会2012での講演より (2013/01/04のコラム)
2011年新年のご挨拶(時局を読む力の大切さ) (2011/01/01のコラム)
※追伸
ブログを持っている方は、どんどん自分の思っていることを書き、アップしよう!
1人1人の力は小さくても、何人もの力が集まれば、相乗効果により、大きな力となります。
日記をつけるみたいに、肩の力を抜いて、継続的にコラムをアップすることで、習慣化すれば、意外と楽ですよ。
水素文明を産み出す士官学校ML
内容は、私が管理している2つのブログ「水素文明への転換」と「兵隊よりも士官になろう」に関連した話題が中心です。