兵隊よりも士官になろう

私はリーダーは天性のものではなく、教育によって量産が可能であると考えています。

小沢氏敗北が濃厚になる

2010-08-29 22:22:22 | 世の中の動き
ひこにゃん戦場に立つ


9月14日に実施される民主党党首選挙は、国会議員票(824p=412人×2p)、地方議員票(100p:2382人の得票をドント配分)、党員・サポーター票(300p:衆院小選挙区単位に1p)の 1224p の争奪戦である。

現在、国会議員票は、小沢支持派(小沢チルドレン、鳩山一党)が過半数を制しているが、地方議員票は、来年春の統一地方選挙をにらんで、菅支持に傾いている都道府県が過半数である。
日本国民の民意は、小沢総理よりも菅総理継続を望む声が多く、国会議員や地方議員は、その声を無視できない。

そうなると、党員・サポーター票の行方がどうなるかがポイントとなる。

党員・サポーター票は、小沢前幹事長の票が多いのではないかという観測もあるが、サポーターは外国人でもなれるため、南北朝鮮や支那の事情も絡んでくる。
8月27日のコラム、「はしごを外された小沢氏」でも指摘したが、南北朝鮮は小沢支持継続で、支那は小沢前幹事長よりも菅総理大臣を選ぶだろうというところだったが、事情が菅総理優勢に傾いた。

それは、朝鮮学校無償化の問題である。小沢支持の北朝鮮利権グループを菅総理支持に鞍替えさせるために、朝鮮学校を無償化という策を出したのだ。一種の手打ちである。こういうことが菅総理側はできるのだ。

民主党の党員・サポーター票300票のうち、北朝鮮派が100票、南朝鮮派が100票、残りの100票は労働組合や日教組の票とみなすと、小沢支持は南朝鮮派の100票のみである。しかし頼みの南朝鮮派も、大勢が菅直人優勢とみれば、いとも簡単に、小沢支持をとりやめ、勝ち組に乗り換える。
党員・サポーター票の獲得に関して、小沢氏優勢とマスコミは言っているが、そうならず、菅総理の圧勝となる可能性が高いのだ。

となると、小沢前幹事長が取り込めるのは、国会議員票+地方議員票の一部である。
地方議員票を1/3獲得したとすると、33pである。
民主党党首選挙で過半数をとるには、総数1224pの過半数であるから、残り580p必要であるから、290人以上の国会議員から支持が得られるか否かである。

鳩山前総理のグループは60人程度だが、残念ながら一枚岩とはいかないため、あまり期待できないうえに、民主党内は反小沢でまとまっているため、無理と言わざるを得ない。

つまり、小沢前幹事長は、落選の可能性が濃厚なのである。

2010/08/29 橘みゆき 拝



※ このコラムで参照した記事 ※

(引用開始)
朝鮮学校無償化、9月に決定ずれ込み 民主内で意見聴取
2010年8月29日6時55分 朝日新聞

朝鮮学校の生徒が高校無償化制度の対象から除外されている問題で、文部科学省の政務三役は、民主党内の意見を聞いた上で朝鮮学校を対象とするか最終決定する方向で検討に入った。文科省は対象とする方針を固めているが、党の意見を聞くことで、正式決定は当初目標の今月末から9月にずれ込む見通しだ。
(略)
文科省は、会議の報告だけで結論を出すのではなく、民主党の論議を踏まえる必要があると判断したという。
(引用終了)

(引用開始)
菅首相が小沢前幹事長に“圧勝”…民主代表選、共同通信世論調査
2010年8月29日06時02分 スポーツ報知

9月1日に告示される民主党代表選に小沢一郎前幹事長(68)が出馬を表明したことに、国民は厳しい評価を下した。
共同通信社が27、28両日に実施した全国緊急電話世論調査で、なってほしい候補者で菅直人首相(63)が69・9%。小沢前幹事長の15・6%を大きく引き離した。
菅内閣の支持率も前回の38・7%から9ポイント以上増加して48・1%。小沢氏の「政治とカネ」問題への不信感が、内閣支持率上昇に跳ね返った形だ。
(略)
 約150人の小沢グループに、小沢氏を支持する鳩山氏のグループ約50人が加わって、党内は「小沢優勢」な状況。これに対し、政治評論家の有馬晴海氏は「実際、鳩山グループは20人ほど。小沢グループ内の支持者も半分ほどで、意思表明してない人ばかり。小沢さん有利の空気だけど、菅さんが勝つ」と明言した。

 厳しい世論にも、小沢陣営幹部は「意外と差が開いてないので安心した」と楽観的。党内と世間との温度差を気にもしない“KY出馬”にも、側近の松木謙公国会対策筆頭副委員長(61)は「(小沢首相になった時に)支持率3%でも、政策を遂行して上げていけばいい」と強気な姿勢だ。

 世論を察知した小沢氏がポスト面などで菅首相と“裏取引”し、出馬を辞退する可能性については、両評論家とも「ここで引いたら政治生命の終わり。中央突破でいくしかない」と否定。世論に逆行する形で小沢氏が出馬すれば、どちらが勝っても、代表選後に党内に亀裂が生じるのは避けられそうにない。
(引用終了)

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