兵隊よりも士官になろう

私はリーダーは天性のものではなく、教育によって量産が可能であると考えています。

再掲:海は日本の生命線

2011-07-10 04:30:00 | マネジメント
3月11日の東日本大震災以来、本ブログも休眠状態でしたが、自宅以外でネットにアクセスする環境が整いましたので、士官学校メルマガと共に更新していきたいと思います。

今年の海の日(7月18日)、わたしは京都にて講演会をするよう依頼されました。
テーマは「第二次ニクソンショックにどう対応するか」です。

【第二回京都会議について】

【重要】京都会議に参加するには、有料メルマガ「秋月便り」の購読者のみですから、早めに以下のリンクから、購読申込みを行う必要があります。あまり時間がないので急いでください。
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※東日本地域に関する救済は、これが最後となりますので、海外に脱出したい人、子供を守りたい人は、ぜひとも京都会議にご参加ください、(これは事実であって、脅しでもなんでもありません)

京都会議第一会議の参加者のメリット

 水素船の乗船予約、シンガポール・セミナーへの推薦状の取得が可能です。
 参加する事で広い世界のネットワークに参加できます。
 また、シンガポール・セミナーへの推薦状があれば海外での就労(先端科学者、高級技術者、上級プログラマー、翻訳通訳など)の道が開けます。
 水素船の搭乗予約チケットは8月末日までならたった50万円(5ペアチケット)です。すぐに価格が高騰するのは目に見えています。
民という感じは「目が見えない人間」という意味です。私たちが必要としているのは「目が見ている人間」です。水素文明は遠からず「水の党」を設立するでしょうが、その党員の生活を安定される為の先行予約です。
ここで投機に勝ち残った人間のみが幹部となれます。


福島第一原発事故により、東日本は放射能に汚染され、西日本は電力不足による大不況になる。もはや、3月11日以前にはもはや戻れない。大きな断層を超えてしまったことがわかります。1年前のコラムを見て、なんと当時はのんびりしていたのだろうか。その一例を以下に示します。

<<ここから 2010/07/10 に投稿したコラムの再掲載です>>

 明日は『海の日』で祝日です。


 海の日は、夏休みが始まる前後ですので、大多数の人達にとって、レジャーを楽しむ日というイメージではないかと思います。
海の日のイメージ

 または、船をイメージする方もいるでしょう。日本丸 下の写真の出展は、Wikipedia。
海の日のイメージ


 ですが、海の日の趣旨は、このようなものでした。

『海の日』 (Wikipedia)
 海の日(うみのひ)は、1996年(平成8年)に制定された日本の国民の祝日の1日である。制定当初は7月20日だったが、祝日法の改正(ハッピーマンデー制度)により2003年(平成15年)から7月第3月曜日となった。
 国民の祝日に関する法律(祝日法)では「海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う」ことを趣旨としている。国土交通省の文書の記述などによると「世界の国々の中で『海の日』を国民の祝日としている国は唯一日本だけ」という。


 日本は、海外から多くの食糧やエネルギーを輸入しています。
世界各国を相手に貿易をして、輸入するためのお金を稼いでいます。
海によって、富がもたらされているといっても過言ではありません。
世界の物流は、平和が保たれている必要があります。




【ショートクリップ】NHKスペシャル ドキュメント 太平洋戦争


太平洋戦争当時、アメリカ軍の潜水艦によって商船団を破壊され、南方からの資源や食糧が来なくなり、日本全体が困窮しました。
国内でエネルギーがまかなえないのですから、石油文明が続く限り、日本は脆弱なシーレーンに頼らざるをえません。
再び、このような事態にならないよう、日本からマラッカ海峡、ホムルズ海峡、産油国を結ぶシーレーンの確保は最優先で行わなければならないのです。

日本はアメリカ、支那、インド、そして中東諸国と争わず、お互いに足りないところを補完しながら、共に発展しないと、海外から兵糧攻めされてしまいます。
これは、地政学のポジションみたいなもので、そうそう変更できるものではありません。

2010/07/18 橘みゆき 拝



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大組織の統合直後は混乱必至

2010-07-05 00:44:44 | マネジメント
 7月1日に「ペリカン便」を吸収した「ゆうパック」ですが、大きな組織統合により、現場は大混乱し、遅配が発生している模様です。
7月上旬の時期はお中元の時期と重なり、荷物の量は普段よりも多くなります。

大きな組織統合は、現場の負担が増えますから、荷物の少ない時期を選ぶのが通常ですが、わざざわ7月1日にしたのは、そういった現場がみえてない本部チームが、区切りがいい時期を選んだだけという理由で決めたのでしょう。
もっとも1月1日とか4月1日にしない分、まだ救いがありますが。

ただ、お中元時期という大事な時期に遅延を発生させたため、百貨店をはじめ、お中元を扱っている部署は、トラブル回避のために他の運送業者に切り替えます。
その結果、荷物の数が減るので、来週あたりには遅配は解消されるでしょう。

「ゆうパック」に遅れ、ペリカン便統合で混乱
7月3日21時31分配信 読売新聞 
 日本郵政グループの郵便事業会社が運営する宅配便事業「ゆうパック」で、首都圏を中心に半日から1日の遅れが発生していることが3日、わかった。
 ゆうパックは1日にJPエクスプレスの「ペリカン便」を吸収統合したばかりだ。指定された日時に荷物を配達するサービスにも支障が出ている。日本郵政は、東京都江東区の新東京支店などの流通拠点に応援の従業員を派遣しているが、遅れは解消していない。
 郵便事業会社によると、「ペリカン便」の統合で、取り扱い荷物量がほぼ倍増した上、統合を機に更新したシステムに従業員が不慣れなため、流通拠点で荷物がさばけない状態になっているという。
 利用者からは、期日通りに荷物が届かないといった苦情が多数寄せられている。郵便事業会社は、指定された期日に配達できなかった利用者とは、個別に対応を相談するとしている。


 この記事ではどれ位の荷物が遅延しているのかわかりませんでしたが、、翌日の7月4日の発表で、全荷物の7%との数字が出てきました。意外と多い。。

お中元シーズンなのに…ゆうパック遅配26万個
7月4日21時3分配信 読売新聞 
 日本郵政グループの郵便事業会社の鍋倉真一社長は4日、記者会見し、同社の宅配便事業「ゆうパック」で今月1日以降、約26万個の荷物の配送が遅れたと発表した。

 郵便事業会社と日本通運の共同出資会社が手掛けていた「ペリカン便」を統合し、1日から配送業務を一体化したところ、取り扱い個数が一気に増え、機械が停止するなどのトラブルが発生し、配送トラックが遅れたことが原因だ。

 鍋倉社長によると、2日早朝に、新東京支店(東京都江東区)など最大で8都府県計10拠点で荷物が集中する事態が起きた。この結果、東京、大阪、愛知を中心に1日あたり平均約6万6000個、全荷物の約7%が指定の配達日時よりも半日から2日遅れた。4日午後の時点でも大阪、愛知、千葉の3府県3拠点で混乱が続いており、遅配は完全に解消されていない。完全に期日指定通りに配送できるようになるのは、今週前半の見込みという。中元シーズンの遅配で、同社には1日平均約1000件の苦情が入っており、生ものなど損害が生じた荷物については賠償に応じるとしている。

 百貨店などは、ほかの宅配便業者へ乗り換える動きが出ている。大丸と松坂屋を傘下に持つJ・フロントリテイリングや、東武百貨店は、期日指定配達の一部をゆうパックから他の業者に切り替えて対応している。イトーヨーカ堂は3日から、各店舗に対して、ゆうパック扱いのお中元を購入した顧客に配達に遅れが出ていることを説明するように連絡した。


荷物を集配する拠点を増やさず、「ゆうパック」と「ペリカン便」の両方を同じ拠点でやろうとすると、拠点での動きが大幅に変更となりますから、現場での対応が遅れ遅れとなってしまったのは、ある意味、仕方がないのですが、ここまで遅配が多いと、大問題となります。

 長年蓄積してきた信頼を失うのは一瞬です。

 大失敗を教訓にして、遅配が再発しないように、仕組みの再構築をするしかありませんが、コストカットで、各部署に余裕がほとんどありませんから、以前と比較すると、難易度はアップしています。

お客様が時間にシビアになっていることも大きいです。
時間指定で配達を指定するのって、日本くらいじゃないですか?
宅配便の仕組みは、電車をダイヤどおり動かすくらい大変だから、ゆるーくする代わりに安くしたり、きびしい代わりに割り増し料金とったりするようになるんだろうなあ。

2009/07/05 橘みゆき 拝



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