兵隊よりも士官になろう

私はリーダーは天性のものではなく、教育によって量産が可能であると考えています。

茨城県で民主党惨敗

2010-12-13 04:15:00 | 世の中の動き
12月12日、茨城県議会議員選挙が行われた。この選挙は、昨年の政権交代後初の都道府県議選となったため、民主党に対する評価が注目されていた。
茨城県は自民党が強い県であるが、民主党は、公認・推薦を合わせて選挙前の6議席を維持するのがやっとだった。

民主党と自民党による一騎打ちとなった4つ選挙区では、民主党候補は全て自民党候補に大差をつけて惨敗した。
これが民主党に対する国民の評価である。

現在の民主党執行部では、来年の統一地方選挙は戦えないということを、誰の目にも明らかとなった。
倒閣運動は永田町ではなく、地方から発生し、誰にも止められない大きなうねりとなる。


小沢一郎に対する批判の何倍も大きな批判が、菅総理大臣と仙谷官房長官に向けられているのだ。このまま、年明けに始まる通常国会で予算を決めることは不可能である。
菅総理大臣は、3月に予算を通してもらうことと引き換えに、内閣総辞職して消滅するか、衆議院を解散し、総選挙で惨敗して消滅するかの、どちらかを選択しなければならなくなる。

いずれにせよ、民主党と自民党は、お互いに分裂して、政界再編制に走り出す。
政党助成金が欲しいための新党結成も出てくる。
現時点の動きは田母神を核とする民族派と、外国の代弁者となる国際派(売国奴集団)、共産党や社民党のイデオロギーでまとまった反体制派の3つに収斂する。
これでは、未来は拓けない。

いまのまま日本は再生も復活もできない。
フランス革命の教訓をいまに反映すると、テルミドールのクーデターが発生する前の、ダントンとエーベルを粛清したロベスピエールが恐怖政治を行う前夜が今の状態である。
大量の血を犠牲が出たあとでないと、世の中はよくならない。

2010/12/13 橘みゆき 拝



(引用開始)
<茨城県議選>民主惨敗、現有6議席どまり 菅政権に打撃
2010年12月13日(月)1時0分配信 毎日新聞配信

 任期満了に伴う茨城県議選(定数65)は12日、無投票の8選挙区を除く28選挙区で投開票が行われた。昨年の政権交代後初の都道府県議選で民主党の獲得議席が注目されたが、公認・推薦を合わせて現有の6議席にとどまった。党への逆風が直撃した結果で、菅政権に大きな打撃となりそうだ。

(中略)

 民主は推薦1人を含め20区で24人を擁立。現職2人が落選し、新人19人も2割足らずの3人しか当選できなかった。民主と自民による一騎打ちとなり、政権交代の評価が争点となった4選挙区では、民主はすべてで自民に大差で惨敗。県議選を政権与党として地域基盤を強める好機ととらえ、岡田克也幹事長ら党幹部を弁士で招き街頭応援に投入したが、党の支持離れは歯止めがかからなかった。(以下、略)
(引用終了)

(引用開始)
民主、現有6議席と振るわず…茨城県議選
2010年12月12日(日)23時33分配信 読売新聞配信

 来春の統一地方選の前哨戦となる茨城県議選は12日、投票が行われ、即日開票の結果、新県議65人が出そろった。

 政権交代後、初の都道府県議選として注目を集めた民主党は改選前と同じ6議席にとどまった。最大会派の自民党は選挙戦で27人が当選し、無投票当選の6人を含めて33議席となり過半数を確保した。同党は当選した推薦6人と、保守系の無所属当選者を合わせて改選前の45議席を目指す。初参戦のみんなの党は2議席を確保する健闘を見せた。投票率は49・00%で、2002年(47・57%)、06年(47・94%)に続いて3回連続で50%を割り込んだ。

 民主は、19選挙区で公認23人(現職5、新人18)、1選挙区で無所属新人1人を推薦し、過去最多の候補者を擁立したが、当選者は5選挙区の公認6人と低迷。ひたちなか市区と那珂市区で現職が落選し、新人の当選はわずか3人だった。菅内閣の支持率が急落する中、国政選並みに閣僚級の大物議員を続々と投入したが、テコ入れは実らず、地方選でも厳しい結果となった。

 党県連の郡司彰会長は記者会見し、「国政の逆風の中で厳しい結果となり、しっかり受け止めないといけない。現有6議席は良かったという受け止め方ではない」と述べた。

 自民は、無投票当選の現職6人を除く21選挙区で30人(現職29、元議員1)を公認、7選挙区で無所属新人8人を推薦。うち20選挙区で公認27人(現職26、元議員1)が当選。5選挙区で当選した推薦6人と無投票当選者6人を合わせると39議席となり、圧倒的な会派勢力を維持した。

 公明は4選挙区に擁立した公認4人(現職3、新人1)が全員当選を果たした。

 共産は、代表質問権を獲得できる4議席の確保を目指し、5選挙区に公認5人(現職2、新人3)を擁立したが、つくば市区で現職1人が落選し、当選は現職1人と後退した。

 公認3人(現職1、新人2)を擁立したみんなの党は、守谷市区の現職と取手市区の新人の計2人が当選した。

 無投票区を除く当日有権者数は211万9683人。
(引用終了)

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