兵隊よりも士官になろう

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iPhoneの独占販売体制崩壊

2011-10-06 04:30:00 | 世の中の動き
Appleより、iPhone 4S が発表された。

iPhone 4S は従来機(iPhone 4)と比較して、通信速度2倍、CPUの処理速度2倍、グラフィックス性能7倍。動画は1080pフルHD撮影可(手ブレ補正機能付き)。HDMIケーブルや無線を利用して、画面を大画面テレビに映せる機能を搭載している。ハード性能は1世代アップに相当している。OSもiOS5にアップする。

iPhone 4S の日本での販売は、10月14日からであるが、いままではソフトバンクによる独占販売であったが、今回よりKDDIが加わり、独占体制が崩れた。

Appleは世界各国で通信事業者を1社しか指定していなかったが、昨年アメリカで2社目で販売するようになっていた。世界の都合と日本の都合が対立し、結果、世界の都合が勝利した。
このように、ソフトバンクが政治力を使って、日本の総務省を抱きかかえて、独占販売という利権をガッチリ守っていても、海外から独占販売剥奪されれば、それでおしまいである。
ゲームをしている途中で、ゲームのルールが変更されてしまったわけですが、こういうことをするのが欧米各国である。

今後、ソフトバンクとKDDIの競争(価格や通信速度や使い勝手)の競争となる。
設備投資が兆単位で必要な携帯電話事業で利益を安定的に確保するのはなかなか大変である。
今まででさえ、ソフトバンクの評判はよくなかったし、KDDIはWimaxに通信負荷をシフトできるため、実際使ったときの通信速度は、KDDIのほうが有利とみている。

今回の件は、ボーダフォンの法人契約がドコモに自動的にシフトして契約者数が激減するのが確定しているソフトバンクにとって、さらなるシェアダウンとなる。
それが見えていたので、孫正義は別の事業(太陽発電)による利権獲得のため奔走していたのだ。

2010/10/06 橘みゆき 拝



(引用開始)
A5プロセッサ、8Mカメラ搭載の「iPhone 4S」発表 10月14日に発売
2011年10月05日(水)04時59分配信 +D Mobile

米Appleが10月4日(現地時間)、同社の本社で開催した報道関係者向けイベント「Let's talk iPhone」で、iPhoneの最新モデル「iPhone 4S」を発表した。日本でも10月14日に発売予定だ。通信事業者はソフトバンクモバイルとKDDIが選べる。

 ラインアップは16Gバイト版、32Gバイト版、64Gバイト版の3種で、ボディカラーはBlackとWhiteを用意する。2年契約時の米国での販売価格は、16Gバイト版が199ドル、32Gバイト版が299ドル、64Gバイト版が399ドル。iPhone 4の8Gバイトモデルも99ドルで販売する。日本での販売価格はまだ正式に発表されていないが、近日中にソフトバンクモバイルとKDDIから発表があるだろう。

 ディスプレイは3.5インチの960×640ピクセル表示に対応したRetinaディスプレイで、外観・サイズはほぼiPhone 4と同じ。しかしCPUやベースバンドモデム、カメラなど、主要なハードウェアスペックが一新されており、大幅な性能向上を果たしている。
(引用終了)

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