魚河岸女将の地球探索(勝手に専務)

地の隅々まで 旅しながら ・・・

 終の棲家を探し・・・

   生きるって・・・

シリヤ・ヨルダン・ドバイの旅 (其の 7)

2007-04-22 20:16:36 | Weblog


       3月29日(木)

  真っ赤な太陽は世俗のわずらわしさを、知ってか知らずか・・・
   昨日と変わらず真っ青な空に昇ってきます。

Am6時ダマスカスへの道程を、各所見学しながらバスは進みます。

陸のシルクロードに対し、海のシルクロード、

それは、レバノンから黒海に至る道を指し、
レバノン杉が沢山取れたので、エジプトへ輸出し、
ツタンカーメンの棺など、香と、防虫効果があるので、
      珍重されていました。
 
  砂漠には水は無いが、雨が降ると神殿の前のくぼみに水が溜まり、
    管を通って浴場やプールに使用しており、
水確保の工夫、重要さが理解できる。

 走行中の砂漠の中に石油基地=特別目立った建物ではないが、
   此処から、イラクへ石油を分けていたが、アメリカと戦争になり
    今は販売できず、お得意先が一軒減った事でも、
     アメリカへの良い感情を持てないらしい。
 
 その奥の方には、空軍の基地も見えます。
   徴兵制度は18歳~二年、大学を望む人は、就学後でもよく、
     月に、300US弗支給され、 女性は、志願制です。

 途中下車して、砂漠の流浪の民,べドゥィンの家を訪れる。
   ビーハイブと言い、イタリアのアルベロベーロに、似ています。
  此の地の土と、牛の糞の壁で塗ってあり,
二つの部屋は中でつながって、冬暖かく、夏涼しい造りです。
  此処の家族構成は、ママと成人した娘、10歳以下の男女の4人で、
   下の女の子の髪に櫛が入っていないので、
  プレゼントにと、持ってきたスキ鋏も使って、カットしてあげたら
     下の男の子も『僕もやって~~~』と、髪に手をやるので、
    少しの時間だったが、前と襟足だけ、鋏を入れてあげられた。

 シリアで四番目に大きな街,トモス、
  街路には桜に似たアーモンドの花、白い杏の花、
もう盛りは過ぎたが、夏を待つかのように、
青空に、風に乗って、花びらを散らしてた・・・・

  豊かな土地を見晴らす古城の クラック・デ・シュバリエは、
    十字軍が、何年もかけて築いた 4000人の兵士が滞在できる
     650mの高台にある、難攻不落の砦でもあった・・・が
   然し、人の築いた物は全て、永遠は、無いのだ。
    
(旧約聖書 伝道の書 1章1節~~11節)
  ・・・・・ 
先に在りし物は また 後にあるべし
       先に成りし事は また 後に成るべし
          日の下に 新しき者 あらざるなり
・ ・・・・・・・・・
 
 シリアは、農業25%、サービス業25%、工作業25%で
    産業では、オリーブオイルと医薬品が・・・
  ユーフラテス河畔からは、世界に誇れる綿花が収穫でき、
   国王は、イランとの国交を、進めてほしいと願っており、
    ヨルダン同様、経済制裁政策を促すアメリカを、
    『アメリカは好きだけど、ブッシュは嫌い』

  TAX10%、利子6%、
   車の税金は、10000US弗に対して、10000US弗ですって!
     すご~~~いよね~~。

 ランチは、ツアーでは先ず訪れる事のない、ファルーラの町で。
  ダマスカスから北東50km、アンチ・レバノン山脈の谷合に在る
   静かな町で、岩の斜面に建てられた家々の外壁は、
     青や、黄色に塗られてて美しく、
   イエス・キリストも使用していたと思われる西方アラム語を
      今でも、使用しているキリスト教の町・・・
   その町で、一軒しかないレストランは、
とても清潔で、味付け、盛り付け共に良く皆喜んでました。

  食後、其処から少し先に POST・OFFICEが見えたので・・・
  
   3階との指示に駆け足で・・・・・
  コレクションと説明し、私の手帳を見せ、日本の切手を見せると
     雰囲気から 地位の高い人と感じさせる男性が、
椅子を出してくださり、すわる様言って下さったが、
    ツアーで来てるので、時間がない事を告げると、
     奥の方から、2枚の切手をお持ち下さって、無料で、
    其の上、アラム語で、サインをして下さった・・・・
もう~~嬉しくって! 嬉しくって!!
   跳びあがって喜ぶ私を、笑顔で、送ってくださった・・・

      貴重な 切手です。

 一路、一番大きな街、ダマスカスへ。
  40分程で到着したのですが、黄色のタクシーが多く、ラッシュで
   少しずつしか進まず、歩く人のほうが、早いんです。

   此処から西方に、創世記4章1節~~8節の記述の
  アベルとカインの事件が起きた場所を、今は,カシオン山と呼び
       夜景スポットとなってるようです。

 シリア・アラブ共和国の首都、ダマスカスは、
    旧約聖書にも載ってる最古の都市でもあり、
旧市街への迷路のような街並みは、悠久の歴史を物語っています。

やっと博物館到着、ですが・・・
パルミラでの失敗を繰り返さない為に集合時間を聞いて、すぐ
 混雑する街中を、 ひとり、 POST・OFFICEへ。

快くスタンプ捺印して下さったので,
マダ時間が有るので、オスマントルコ時代に造られ、
今は、貨車の乗り入れだけの駅舎になっていますが
ステンドグラスで装飾され、図書館のようになっていました。
 又、使用してた機関車は、町のシンボルとして
   駅前に、設置されています。
 駅の名前は、 ヒジャーズといいます。

  車が多く、要領と早足で無いと、道を横切れない・・・・
  
   皆の待つ博物館まで、生ジュースを買って飲みながら行ったが、
     それでも、時間が 余ってたよ。

 その後、サラディン朝=十字軍の襲撃から ダマスカスを救い
   エルサレムも奪い返した。イスラムの英雄の墓(?)
    巨大なモスクの隣にあるらしい・・・と言うのは、
入らなかったからよく 解らないんです。
   何故? だって、ネズミ男みたいな三角のフードの付いた
      ネズミ色のマントを着ないと、入れ無い為・・・
     汚くって イヤだったから・・他にも 3人いたけど。

  待つ間、ローマのジュピター神殿の跡地に並ぶスーク(市場)へ。
   
   何でもあるし、安い! 
  産まれたばかりの 孫娘{千穂}の白くて、可愛い靴を買った。

   金、土、日と休日なので、其の前夜でもあるのか・・・
    女性は黒のスカーフとコートに身を包み・・・
      それで、金のネックレスを探してる・・・・
        隠れてしまうだろうに・・・・

  私のように金髪で、何も覆わない女性が珍しいのだろう
     振り返って見て行く・・・

   フリータイムを作ってくれたので気分的にも楽で、
      ウインドーショッピングも楽しく、
         イライラせずに 過ごせました。

  サマータイムが始まったので、時計の針を1時間進めます。

    *         *         *

 やっと、あと一話になりました。
  写真が 入れられず・・・ 



 























       3月29日(木)

  真っ赤な太陽は世俗のわずらわしさを、知ってか知らずか・・・
   昨日と変わらず真っ青な空に昇ってきます。

Am6時ダマスカスへの道程を、各所見学しながらバスは進みます。

陸のシルクロードに対し、海のシルクロード、

それは、レバノンから黒海に至る道を指し、
レバノン杉が沢山取れたので、エジプトへ輸出し、
ツタンカーメンの棺など、香と、防虫効果があるので、
      珍重されていました。
 
  砂漠には水は無いが、雨が降ると神殿の前のくぼみに水が溜まり、
    管を通って浴場やプールに使用しており、
水確保の工夫、重要さが理解できる。

 走行中の砂漠の中に石油基地=特別目立った建物ではないが、
   此処から、イラクへ石油を分けていたが、アメリカと戦争になり
    今は販売できず、お得意先が一軒減った事でも、
     アメリカへの良い感情を持てないらしい。
 
 その奥の方には、空軍の基地も見えます。
   徴兵制度は18歳~二年、大学を望む人は、就学後でもよく、
     月に、300US弗支給され、 女性は、志願制です。

 途中下車して、砂漠の流浪の民,べドゥィンの家を訪れる。
   ビーハイブと言い、イタリアのアルベロベーロに、似ています。
  此の地の土と、牛の糞の壁で塗ってあり,
二つの部屋は中でつながって、冬暖かく、夏涼しい造りです。
  此処の家族構成は、ママと成人した娘、10歳以下の男女の4人で、
   下の女の子の髪に櫛が入っていないので、
  プレゼントにと、持ってきたスキ鋏も使って、カットしてあげたら
     下の男の子も『僕もやって~~~』と、髪に手をやるので、
    少しの時間だったが、前と襟足だけ、鋏を入れてあげられた。

 シリアで四番目に大きな街,トモス、
  街路には桜に似たアーモンドの花、白い杏の花、
もう盛りは過ぎたが、夏を待つかのように、
青空に、風に乗って、花びらを散らしてた・・・・

  豊かな土地を見晴らす古城の クラック・デ・シュバリエは、
    十字軍が、何年もかけて築いた 4000人の兵士が滞在できる
     650mの高台にある、難攻不落の砦でもあった・・・が
   然し、人の築いた物は全て、永遠は、無いのだ。
    
(旧約聖書 伝道の書 1章1節~~11節)
  ・・・・・ 
先に在りし物は また 後にあるべし
       先に成りし事は また 後に成るべし
          日の下に 新しき者 あらざるなり
・ ・・・・・・・・・
 
 シリアは、農業25%、サービス業25%、工作業25%で
    産業では、オリーブオイルと医薬品が・・・
  ユーフラテス河畔からは、世界に誇れる綿花が収穫でき、
   国王は、イランとの国交を、進めてほしいと願っており、
    ヨルダン同様、経済制裁政策を促すアメリカを、
    『アメリカは好きだけど、ブッシュは嫌い』

  TAX10%、利子6%、
   車の税金は、10000US弗に対して、10000US弗ですって!
     すご~~~いよね~~。

 ランチは、ツアーでは先ず訪れる事のない、ファルーラの町で。
  ダマスカスから北東50km、アンチ・レバノン山脈の谷合に在る
   静かな町で、岩の斜面に建てられた家々の外壁は、
     青や、黄色に塗られてて美しく、
   イエス・キリストも使用していたと思われる西方アラム語を
      今でも、使用しているキリスト教の町・・・
   その町で、一軒しかないレストランは、
とても清潔で、味付け、盛り付け共に良く皆喜んでました。

  食後、其処から少し先に POST・OFFICEが見えたので・・・
  
   3階との指示に駆け足で・・・・・
  コレクションと説明し、私の手帳を見せ、日本の切手を見せると
     雰囲気から 地位の高い人と感じさせる男性が、
椅子を出してくださり、すわる様言って下さったが、
    ツアーで来てるので、時間がない事を告げると、
     奥の方から、2枚の切手をお持ち下さって、無料で、
    其の上、アラム語で、サインをして下さった・・・・
もう~~嬉しくって! 嬉しくって!!
   跳びあがって喜ぶ私を、笑顔で、送ってくださった・・・

      貴重な 切手です。

 一路、一番大きな街、ダマスカスへ。
  40分程で到着したのですが、黄色のタクシーが多く、ラッシュで
   少しずつしか進まず、歩く人のほうが、早いんです。

   此処から西方に、創世記4章1節~~8節の記述の
  アベルとカインの事件が起きた場所を、今は,カシオン山と呼び
       夜景スポットとなってるようです。

 シリア・アラブ共和国の首都、ダマスカスは、
    旧約聖書にも載ってる最古の都市でもあり、
旧市街への迷路のような街並みは、悠久の歴史を物語っています。

やっと博物館到着、ですが・・・
パルミラでの失敗を繰り返さない為に集合時間を聞いて、すぐ
 混雑する街中を、 ひとり、 POST・OFFICEへ。

快くスタンプ捺印して下さったので,
マダ時間が有るので、オスマントルコ時代に造られ、
今は、貨車の乗り入れだけの駅舎になっていますが
ステンドグラスで装飾され、図書館のようになっていました。
 又、使用してた機関車は、町のシンボルとして
   駅前に、設置されています。
 駅の名前は、 ヒジャーズといいます。

  車が多く、要領と早足で無いと、道を横切れない・・・・
  
   皆の待つ博物館まで、生ジュースを買って飲みながら行ったが、
     それでも、時間が 余ってたよ。

 その後、サラディン朝=十字軍の襲撃から ダマスカスを救い
   エルサレムも奪い返した。イスラムの英雄の墓(?)
    巨大なモスクの隣にあるらしい・・・と言うのは、
入らなかったからよく 解らないんです。
   何故? だって、ネズミ男みたいな三角のフードの付いた
      ネズミ色のマントを着ないと、入れ無い為・・・
     汚くって イヤだったから・・他にも 3人いたけど。

  待つ間、ローマのジュピター神殿の跡地に並ぶスーク(市場)へ。
   
   何でもあるし、安い! 
  産まれたばかりの 孫娘{千穂}の白くて、可愛い靴を買った。

   金、土、日と休日なので、其の前夜でもあるのか・・・
    女性は黒のスカーフとコートに身を包み・・・
      それで、金のネックレスを探してる・・・・
        隠れてしまうだろうに・・・・

  私のように金髪で、何も覆わない女性が珍しいのだろう
     振り返って見て行く・・・

   フリータイムを作ってくれたので気分的にも楽で、
      ウインドーショッピングも楽しく、
         イライラせずに 過ごせました。

  サマータイムが始まったので、時計の針を1時間進めます。

    *         *         *

 やっと、あと一話になりました。
  写真が 入れられず・・・ 



 


































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