スティーブ・パーカー著、安藤貴子訳、ゆまに書房刊子供向けの絵本ですが、大変分かり易い図解が載っており、平易で簡潔に特徴を解説しています。知らないことも含まれており楽しく読みました。評価は４です。※壁紙専用の別ブログを公開しています。〇カメラまかせ 成り行きまかせ 〇カメラまかせ 成り行きまかせその２ . . . 本文を読む
2019年製作のカザフスタンの映画です。主人公のトミュリスは、中央アジアの草原で生きる騎馬民族の長の娘に産まれました。その部族は、他の部族と共に、襲撃と略奪で生きていましたが、交易を重視する部族の陰謀で父親が謀殺されてしまい、危うく難を逃れます。目に付かない場所で部下達に守られながら成長しますが、見付かってしまい襲撃を受け、主人公以外は殺されてしまい・・・・。
ここまでが物語の導入部で、最後は、 . . . 本文を読む
渡部昇一著、中公新書後の戦争に大きな影響を与えたドイツ参謀本部について知りたいと思っていて見掛けたのが本書です。冒頭から少しの間は、教養主義の臭いで辟易しましたが、参謀本部の形成について具体的な解説になってからは、俄然面白くなってきました。シャルンホルストや大モルトケのような著名な軍人が登場し、ドイツ統一前のプロイセンの歩みが理解出来ました。
ヨーロッパの近代史を理解するには、地政学的な観点が不 . . . 本文を読む
同名小説に基づくテレビドラマです。NHKの土曜時代ドラマで放送されたた作品で、下記リンクによれば、他にも北川景子さん主演でテレビドラマ化され、昨年は映画化もされたそうです。
NHKらしい、丁寧で緻密な作り込みに役者の皆さんの熱演が加わり、見事な作品に仕上がっています。とりわけ黒木華さんの美しい所作は映画「日日是好日」以上に魅了されました。
下記リンクによれば、黒木さんは、児童劇団から始まって好 . . . 本文を読む
大沢在昌著、幻冬舎刊狩人シリーズ最新の五作目の著作です。主人公の佐江は、前作の事件後に辞職を願い出たが故あって受け入れられずくすぶっているところへ、ある県警から協力を依頼される。以前発生した拳銃による殺人事件の被疑者と目される女性から、佐江を引受人に指名して出頭を予告してきたのだという。まったく知らない女性からの指名に戸惑いながらも、上司の得てけ事件に協力することにしたが・・・。
大沢さんの緻密 . . . 本文を読む
2018年製作のアメリカと香港の合作映画です。典型的なアメリカンアクション映画で、脚本に少しだけひねりがありますが、全般的に可も無く不可も無しの作品です。本作の見所は、簡素な顔立ちのジェニファー・ガーナーが、身体を見事に鍛え上げて主役を演じ、破綻のないアクションをこなしているところでしょうか。アクション映画好きでないと見るに堪えない作品と思います。------------------------- . . . 本文を読む
まったく知らなかった漫画ですが、今まで読んだ中で最も感激した作品です。
花田一路少年は、事故で奇跡的に一命を取り留めたが、それから成仏出来ない幽霊達が現れて、一路少年につきまとい、成仏できるように強要する。少年は、嫌々ながら何とか成仏させる、という話です。
一路少年自身もさることながら、花田一家の破格の家族達が魅力的で、その他に登場する近所の人たち、同級生、幽霊など、どれも個性的で引き付けられ . . . 本文を読む
2019年製作のアメリカのアクション映画です。ある事情から現役を退いた元CIAの特殊工作員が、その素性を知るギャングに息子を誘拐され、息子を助けてもらう条件として敵対するギャングの抹殺を強いられる。
何とか隙を突いて誘拐したギャングに反撃しようとしますが・・・・。典型的なアメリカン・アクション映画で、深みも味わいもありませんが、逆に言えば、アクション映画の王道を行く作品です。お約束に従い、華麗な . . . 本文を読む
マイケル・バー=ゾウハー＆アイタン・ハーバー著、早川書房
1972年（昭和47年）ミュンヘンオリンピックで殺人テロが起きた時、私は未成年で、その意味するところを理解していませんでした。その後、書籍を読み進めているうちに、ユダヤ人の受難と迫害、そして待望のイスラエルの建国の歴史を知りました。
驚くべきは、ユダヤ人が散りじりになった土地で、ユダヤ教を信仰し、厳しい環境に耐え続け2000年の間、民族 . . . 本文を読む
親に捨てられたことが心を支配し、こだわってがんじがらめになってしまったオオバカナコが、ふとしたことから殺人者御用達のレストランでウェイトレスとして働くことになった。使えなければ即刻殺されてしまうし、客の不興に合えばたちどころに殺されてしまう。早速、殺されそうになった女性は・・・・。
何とも大仰な設定ですが、原色が美しく調和した美術と、劇画タッチの演出で、魅力溢れる作品に仕上がっています。出演陣の . . . 本文を読む
2013年日本公開のロシア映画です。離婚した女性は息子とモスクワで暮らしていますす。付き合っている恋人との関係を深める為に、恋人と息子との関係を近づけようとしますが、妄想癖のある息子との出会いはさんざんでした。
そんな中、南オセチアに平和維持軍として従軍している元亭主から電話があり、息子を一時的に預かりたいとの申し出があります。迷いつつも、恋人とのバカンスを選んだ女性は息子を送り出しますが・・・ . . . 本文を読む
前回のブログで紹介したソフト「CsFileCopy」で、フォルダの階層構造を維持したまま、必要なファイルだけをコピーしますが、アルバム名のフォルダ内に「FLAC」フォルダが残り、そのフォルダの中にファイルがあります。このファイルをアルバム名のフォルダの直下に移動し、空になった「FLAC」フォルダを削除するという作業が残っています。
そこで調べたところ、「LevelZap」というソフトがありました . . . 本文を読む
CDのリッピングする際に、アルバム名のフォルダ内に「WAV」と「FLAC」の２つのフォルダを作り、それぞれの形式でリッピングしたファイル入れておきます。必要に応じて、どちらかのファイルだけを使う際には、アルバムフォルダ全部をコピーしてから、必要の無いファイルは、フォルダごと削除し、必要なファイルをアルバム名のフォルダの中に移動させています。例えば「FLACファイル」を使う場合は、FLACフォルダ内 . . . 本文を読む
2019年製作のドイツ映画です。美貌の女性スナイパーが主人公で、今時のありきたりなアクション映画に異なる色付けをした作品と思い見ましたが・・・・。
タイトルを知らなければ、物語の全体の筋書きが理解出来ないと思います。脚本の骨格は良いものの、細部のエピソードに注力していて、肝腎のアクションのリアリティが大いに不足しています。おまけに主人公の女優さんがいかにもなよなよしていて、走るシーンを見ても、全 . . . 本文を読む
スペインのゴット・タレントの番組に出場して、珍妙な楽器演奏が拍手喝采を受けます。（下記リンク一つ目）演奏したのは有名な「誰も寝てはならぬ」（下記リンク二つ目）です。この珍妙な楽器は日本製で、出場者が来日して東京で見付けて購入したそうです。調べてみると、オタマトーン（下記リンク三つ目）は明和電機（下記リンク四つ目）が発売し、幾つかのシリーズがあるようで、アマゾンでも販売されていました。明和電機なる会 . . . 本文を読む
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