2013年製作のロシア映画です。麻薬の摘発を警察部門と麻薬対策の部署で行うところから物語が始まります。手持ちのカメラで撮っているのか、白黒の画面がぶれながら動きます。それが緊迫感をずっと与え続けます。そして美しい音楽と相まって終盤の切なさが心にしみました。ストーリーは分かりにくいものの見ているうちに分かってきました。ロシア語が耳に馴染んで来るにしたがって、俳優達の熱演が心に届いてきます。凄いぞロシ . . . 本文を読む
堀越勇著、集英社文庫刊
本書は下記URLの著者の記事を再構成したものだそうです。薬は出来れば飲まない方が良い、と何となく思っていましたが、両親の世代は薬に対する信仰のようなものがあったように思います。戦後抗生物質が登場して死の病と恐れられた肺結核などが完治するなど、医薬の効果が絶大であったことから、私も若い時分にはそうした感覚がありました。科学万能と表現された雰囲気です。しかし、サリドマイドによる . . . 本文を読む
つくば市の筑波実験植物園に行った際に、あちらこちらに菜の花が咲いていました。で、近寄ってみると、かぶとダイコンでした!! 花は似ていても属は違うようです。季節になるとあちらこちらで見掛ける菜の花と思っているものは、実はブロッコリーやかぶ、あるいは白菜なのだということを、恥ずかしながら生まれて初めて知りました。
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山折哲雄著、中公新書刊
葬式仏教と揶揄されている現状にあって、著者は、ブッダの足跡と思想、その後継者達の過ち、各国への伝播による仏教思想の変遷などを分かり易く説明しています。ブッダの教えとかけ離れた面のある今日の日本の仏教を否定するのかと思いきや、そうではありません。日本の仏教が辿った思想の変遷と、日本人故にローカライズされた経緯と必然性を認めた上で、仏教を含めた宗教の今後の在りるべき姿を模索して . . . 本文を読む
冬にバイクに乗る際は、フルフェイスのヘルメットを使用していますが、暑くなると単純にかぶるタイプのヘルメットを使用しています。そうすると防風の為のメガネが必要なので色々試して、花粉症対策のメガネが非常に具合が良く愛用していました。しかし、余りに顔にフィットするので結構曇ることと、レンズの縁がうっとうしい感じがしていました。先日ホームセンターのチラシを見ていると、作業用の安全保護メガネが目に入り早速実 . . . 本文を読む
玄光社刊
撮影の基本からシーン毎の作例を示して設定や構図を簡潔に分かり易く示したいます。また、構図、後処理も簡にして要を得ており、このような書籍をじっくりと研究して撮影していれば上達が早かったのではと思います。しかし、私の場合、理論と実践が同時進行しないと頭が受け付けないので、遠回りしつつ会得せざるを得ないようです。
ちなみに本書で最も参考になったのは、対象をありのままに撮るのではなく、カメラの設 . . . 本文を読む
2015年公開のアメリカのSF映画です。大好きなマット・デイモンが主演なので楽しみにしていました。火星に置き去りにされた主人公が生き延びる為にあらゆる努力をします。そして、その生存を地球に伝えるこ成功し救出に至るまでの物語です。
CGの完成度が高いのは今時の映画では当たり前になりました。だから、長い期間の生還劇に説得力を持たせるには脚本が最も重要であったと思います。更に演出も。アメリカ映画らしいユ . . . 本文を読む
月村了衛著、小説新潮連載
小説新潮に連載された作品で、「影の中の影」として出版されているようです。女性ジャーナリストが謎のカーガーという言葉を調べる導入部分にかなり濃密な緊迫感がありましたが、カーガーが何であるかが分かる当たりからテイストががらりと変わります。面白い作品ですが、そこからの展開はありがちでした。恐らくシリーズ化するのだと思いますが、ボーンシリーズのような感じになるのでしょうか。
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1997年公開のアメリカとイギリスの合作によるSF映画です。舞台は近未来。消息を絶ったイベント・ホライゾン号が海王星付近に突然姿を現したので、救助宇宙船が向かいます。到達すると、船内には無残な死体と不気味な航海日誌が残されており、救助船の乗組員が次々と幻覚を見始め・・・。
B級のテイストがあるものの、ホラーSFとして中々の脚本です。そして出演者が良かた。その後マトリックスに出演する救助船の船長を演 . . . 本文を読む
今野敏著、小説新潮連載
小説新潮で連載されたシリーズの第六作目です。既に出版された作品は1から5と、脇役達に光を当てた短編集の3.5と5.5の七冊です。
主人公の竜崎は変わぬ日々を過ごしていますが、娘の交際相手について妻から相談を受ける場面から始まります。アスペルガー症候群の一類型(と私は思います)の竜崎は、こうした機微に富んだ事柄は苦手です。出勤すると、ストーカー対策チームの設置をどうするかを決 . . . 本文を読む
水戸市の常陽史料館で開催中の人形展です。人形の造形が素晴らしい。そして、それ以上に顔立ち、立ち姿、後ろ姿に作者の暖かな視線を感じました。表情の何と穏やかなこと。身近な場面を題材にしたものが多い一方、孤独をテーマとした作品もありました。技術だけでなく、深い人間観察と洞察が作品に反映されていると感じました。
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月村了衛著、幻冬舎刊
ソマリアで平和維持活動に従事している自衛隊員が、地元民の女性を助けたことから、地元の軍隊組織に攻撃されます。命からがら逃亡しつつ交戦しますが・・・。
日本の自衛隊員が、戦闘に巻き込まれたらどうなるのかというシュミレーション。それぞれに背負ったものが逃避行と過酷な戦闘を通して露わになってくる。ソマリアの絶望的な現実。多くの要素を盛り込んだ意欲的な作品です。キャラクタの設定が少し . . . 本文を読む
「GONIN」が良かったので続いて見ましたが、脚本と演出の酷さに唖然としました。豪華な出演陣が奮闘し、場面毎に見ると良いのですが、いくら何でもゾンビじゃないぞ、と感じる程に死なないのにびっくり。弾丸を何発も食らっても生きているのは、お約束としても、程度問題。一気に白けてしまいました。演出で工夫のしようがあるのではないのかと思いますが・・・。
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金子康子・日々野拓著、実務教育出版刊
少しばかり「??」と感じたタイトルですが、正しくは「ぼくらは”かなり”・・・」とすると良く理解出来ます。7つの章に分かれた内容は、最新の生物学の知見を誠に分かり易く示しており、しかも非常に面白い。これなら、中学生でも興味を持って読めるのではないかと思います。何しろくたびれた私の脳でも容易に理解することが出来るくらい、平易な文章で書かれているのですから。難しいこ . . . 本文を読む
1995年公開の日本映画です。脚本、演出、俳優、音楽とも素晴らしい出来でした。主演の5人それぞれが素晴らしいのは無論、脇役の人たちの存在感もしっかりありました。
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URL => https://ja.wikipedia.org/wiki/GONIN
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