読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

アジア辺境紀行

2014年05月13日 20時00分10秒 | ■読む
下川裕治著、徳間文庫刊
下川さんの著作で手にした二冊目の書籍です。前回は「5万4千円でアジア横断」という際物っぽい作品ですが、本書は、下川さんが接したアジアを旅したバックパッカー達の七篇にご自身の旅行きの記録を加えた内容です。舞台は、フィリピン、タイ、バングラディシュ、インド、アフガニスタンなどなど。いきなりフィリピンのスラムや売春婦の話を、旅する女性が語り出すのが第一篇目なのにはちょっと驚きました。本書のタイトルに「辺境」という文字が含まれる所以かなと読み進めると、そうではありませんでした。
全体にばらばらな内容ながら、それぞれの人生故の成り行きでアジアを旅しており、どこかもの悲しさがつきまとっています。年齢層も多彩のようです。ちょっとテイストの異なった旅行記です。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/下川裕治
     http://odyssey.namjai.cc/
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評価は4です。

/※壁紙専用の別ブログを始めました => カメラまかせ 成り行きまかせ

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