読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

陶の鳥 田山健司展

2020年01月24日 19時35分40秒 | ■見る
水戸市の常陽藝文センターで開催中の展覧会です。チラシを見て陶芸で作る鳥はどんな具合か興味を持ち足を運びました。実物を見て驚きました。羽毛が、ごく薄い。これが陶芸の作品なのか。作品を見終わった後、ロビーで作者へのインタビューと製作風景を拝見してまたびっくり。沢山の羽毛は、彩色ではなく陶土自身の色とのこと。誠に合理的ながら、一枚一枚作り上げ、陶土を水で緩くしたもので接着してゆく。そして下に支えを入れて電気釜で焼き上げる。しっぽの部分がかなり長い鳥もあって、こんなにも薄いものが、ほぼ元の位置でまま焼き上がることに、また感嘆。田山さんご自身が編み出した数々の工夫を積み重ねて出来上がったものと思います。笠間市在住で父上の窯を継ぎ、通常の陶芸作品の製造の傍ら、制作に取り組まれているとのことです。見応えのある展覧会でした。
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URL => http://www.joyogeibun.or.jp/siryokan/siryokan2.html
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評価は4です。

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=> カメラまかせ 成り行きまかせ その2

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