
杉浦日向子著、筑摩書房刊
「百物語」の話は、何かの朗読で聞いた記憶があります。本作は、同様に、99の奇譚を上下二冊に収録しています。ごく短い作品群ながら、それぞれの世界を異なったタッチで表出しています。そして、作風が最後の方になってくると、多彩になってきており、線の描き方に工夫が見られます。
しかし、驚くべきは、話の内容を的確に表現する想像力と技術です。これらの一つずつの作品のネタはあるようですが、それを漫画の世界に落とし込むのには、一方ならぬ苦労と工夫があったと思います。
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URL => http://www.isis.ne.jp/mnn/senya/senya1121.html
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評価は4です。
「百物語」の話は、何かの朗読で聞いた記憶があります。本作は、同様に、99の奇譚を上下二冊に収録しています。ごく短い作品群ながら、それぞれの世界を異なったタッチで表出しています。そして、作風が最後の方になってくると、多彩になってきており、線の描き方に工夫が見られます。
しかし、驚くべきは、話の内容を的確に表現する想像力と技術です。これらの一つずつの作品のネタはあるようですが、それを漫画の世界に落とし込むのには、一方ならぬ苦労と工夫があったと思います。
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