広田厚司著、光人社NF文庫刊
第2次世界大戦のヨーロッパ戦域での逸話が紹介されています。
特に印象に残ったのは「第一章 恐るべき二重スパイの実力」と「第三章 テスト・パイロットが語るドイツ試作機の最前線」です。
様々な話題をまとめた感じで、統一感はありませんが、それぞれの素材が興味深く、記述も簡潔で分かり易いるので、ストレス無く読めました。
著者についてネットでも情報が余りありませんが、下記リンクによれば、「1939年、北海道に生まれる。明治大学卒業。会社勤務の傍ら、欧州大戦史の研究を行なう。月刊誌「丸」をはじめ各誌に執筆。現在、翻訳家として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです」とのことです。
かなりのマニアとお見受けしましたが、好きなことが仕事になってしまった典型と思います。
昭和14年生まれなので、終戦時は6歳です。戦中世代ではないようです。
著作が多いようなので、他の著書も読みたいと思います。
-------------
○広田厚司
-------------
評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
〇カメラまかせ 成り行きまかせ 〇カメラまかせ 成り行きまかせその2
最新の画像[もっと見る]
- 安倍朱美創作人形展 昭和の家族 -伝える心- 2日前
- AH-64アパッチはなぜ最強といわれるのか 驚異的な攻撃力をもつ戦闘ヘリコプターの秘密 6日前
- ゴジラ-1.0 1週間前
- 図説 チーズの文化誌 1週間前
- 王は愛する 2週間前
- アマゾンの秘密 世界最大のネット書店はいかに日本で成功したか? 2週間前
- 手作りの文鎮 2週間前
- 新幹線をつくる 世界が驚愕する手仕事の技術!その製造工程を明かす 3週間前
- 全ては熊から教わった 木彫家 藤戸竹喜の世界 3週間前
- 李登輝伝 3週間前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます