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山田正紀著、角川春樹事務所刊
10代でSFに熱中していた頃は、星新一、小松左京、光瀬龍、そして筒井康隆といった人達の作品をむさぼるように読んでいました。しかし、高校を卒業してから、次第にSFから遠ざかるようになったので、1974年に、山田正規さんがデビューした時分には、殆どSFものを読んでいませんでした。しかし、山田さんの名前は知っており、何かしら作品を読んでいたかもしれません。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/山田正紀
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そんな山田さんの作品を読んだきっかけは、冒険小説の分野でお勧めの作品として本作を紹介していたからでした。それで、ネットで古本を調べましたが、ヒットしなかったので、つい先日、ある古本屋で見つけた時は、本当にうれしかった。欲しい本が見つかった時の感覚は曰く言い難いものです。
さて、本作品は、SF冒険小説とでも言うべきものですが、冒険小説の作法通りの人物設定が泣かせます。まぁ、冷静になって読めば、どうと言うこともない筋書きかもしれませんが、主人公の心に流れている諦念が何とも良い。これぞ男だぜぃ!、という感じです。(ちょっと恥ずかしい)限りなく男の自己陶酔の世界です。年に2冊ぐらいは読んでも罰は当たらないと思います。
評価は3です。
10代でSFに熱中していた頃は、星新一、小松左京、光瀬龍、そして筒井康隆といった人達の作品をむさぼるように読んでいました。しかし、高校を卒業してから、次第にSFから遠ざかるようになったので、1974年に、山田正規さんがデビューした時分には、殆どSFものを読んでいませんでした。しかし、山田さんの名前は知っており、何かしら作品を読んでいたかもしれません。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/山田正紀
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そんな山田さんの作品を読んだきっかけは、冒険小説の分野でお勧めの作品として本作を紹介していたからでした。それで、ネットで古本を調べましたが、ヒットしなかったので、つい先日、ある古本屋で見つけた時は、本当にうれしかった。欲しい本が見つかった時の感覚は曰く言い難いものです。
さて、本作品は、SF冒険小説とでも言うべきものですが、冒険小説の作法通りの人物設定が泣かせます。まぁ、冷静になって読めば、どうと言うこともない筋書きかもしれませんが、主人公の心に流れている諦念が何とも良い。これぞ男だぜぃ!、という感じです。(ちょっと恥ずかしい)限りなく男の自己陶酔の世界です。年に2冊ぐらいは読んでも罰は当たらないと思います。
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