読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

一流の顔

2024年06月14日 09時54分12秒 | ■読む

岡野宏著、幻冬舎刊
人の顔は面白く興味深い。
見る側に色々な印象を与え、様々な感情を引き起こす。

例えば、最近テレビドラマを見ていて気になったのは、フツーの人の顔をした俳優が出演していることが多くなったことです。
日本のテレビドラマは余り見ませんが、役者の顔や雰囲気が変わってきているように感じます。
もちろん、それらの人達が普通のはずはないので、今までの役者とは傾向が違う容貌の人達が活躍しているのだろうと思います。

これなどは顔にまつわる話題の一つですが、目鼻などのパーツの形や色、配置が微妙に異なると別人と認識出来る人間の認識能力にも驚きます。

本書は、顔のメークを仕事として活躍された著者が、著名な人物を取り上げて、その方の人となりや生き方、性格、おしゃれなどが、顔とどのように関係しているのかを解き明かしています。
然程期待しないで読み始めましたが、予想とは別次元の素晴らしい内容に感服しました。
それぞれ数ページの文章ながら、深い内容が詰まっていて読み応え十分でした。
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岡野宏
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評価は5です。

※壁紙専用の別ブログを公開しています。
カメラまかせ 成り行きまかせ  〇カメラまかせ 成り行きまかせその2


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