リー・チャイルド著、講談社文庫刊
「ジャック・リーチャー」シリーズの19作目で、翻訳された中では9作目です。の中に捨て置かれた軍人向けの新聞の広告を目にすると、リーチャーに連絡を取るよう要請があった。連絡先はリーチャーが恩義を感じる人物であったので、止む無く連絡して、あることを依頼される。一見すると単純なようだが、物語中盤で、リーチャーの言葉の中に含みがもたらされ始める。
相変わらず意表を突く展開が待っており、最後まで楽しく読める。ディック・フランシスの「競馬」シリーズのように、これだけ質の高い作品を生み出し続ける著者の力量と努力に敬意を覚える。翻訳されているもので未読の作品が7作あり、その内2作が手元にある。早く読みたいような、読み終わるのが怖いような・・・。
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○リー・チャイルド => https://ja.wikipedia.org/wiki/リー・チャイルド
○ジャック・リーチャー => https://ja.wikipedia.org/wiki/ジャック・リーチャー
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評価は4です。
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