読書三昧

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略奪の海 カリブ もうひとつのラテン・アメリカ史

2016年07月24日 21時12分09秒 | ■読む
増田義郎著、岩波新書刊 近代になりヨーロッパの国々が世界の海を通って植民地を作り上げたこと、アメリカ大陸での生産活動のため、アフリカの黒人を奴隷として利用したことなどは、広く一般に知られています。本書は、南アメリカとカリブ海の島々を巡り、当時のヨーロッパの国々が如何に略奪を競ったかを描き出しています。特に先行したスペインとポルトガルを押さえてイギリスが世界を制覇(征服)し、どのように狡知と悪逆の限 . . . 本文を読む
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